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公開番号
2025109181
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024224030
出願日
2024-12-19
発明の名称
冷凍食品の製造方法
出願人
日清食品ホールディングス株式会社
代理人
主分類
A23L
7/10 20160101AFI20250716BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】流動性が高く汁気の多い副食材、あるいは、つゆなどの汁気を別途多めにかけて食べる食材であっても、主食材と副食材を別個に包装する必要がない冷凍食品の製造方法を提供することを目的とする。また、電子レンジ等で加熱調理する際に、主食材本来の食感や味覚を損なうことなく、主食材と副食材とを同時に適度な加熱状態にすることができ、見栄えにも優れた冷凍食品の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】主食材である米と汁気の多い副食材とからなる冷凍食品の製造方法であって、容器に炊飯米を充填する工程と、充填した炊飯米を冷凍する工程と、凍結した炊飯米上に直接汁気の多い副食材を充填した後、再度冷凍する工程を特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
主食材である米と汁気の多い副食材とからなる冷凍食品の製造方法であって、
容器に炊飯米を充填する工程と、
充填した炊飯米を冷凍する工程と、
凍結した炊飯米上に直接汁気の多い副食材を充填した後、再度冷凍する工程と、
からなる、冷凍食品の製造方法。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
主食材である米と主食材の上に配置された副食材とからなる冷凍食品の製造方法であって、
容器に炊飯米を充填する工程と、
充填した炊飯米を冷凍する工程と、
凍結した炊飯米上に副食材を配置した後、さらに汁気を追加する工程と、
前記汁気を追加する工程後、再度冷凍する工程と、
からなる、冷凍食品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は冷凍食品の製造方法に関する。より詳しくは、汁気の多い副食材を主食材である炊飯米上に直接充填した冷凍食品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、食生活や生活スタイルなどの変化に伴い、様々な食品が販売されている。なかでも冷凍食品は、調理の手軽さ、味や品質が良いことから、消費者に受け入れられ順調に売り上げを伸ばしている。
【0003】
冷凍食品の中には、喫食時に副食材であるソースなどの液体を主食材である米飯や麺などに絡めたり混ぜ合わせたりするものもある。このような冷凍食品においては、電子レンジ加熱調理の際に、主食材が副食材の水分を吸収することによって食感が低下してしまうことがあるため、主食材と副食材を分けて梱包しているものが多い。あるいは、粘度があり流動性が低いソースなどの場合には、主食材と副食材との間にフィルムなどを介在させることで、輸送時や加熱時に水分移行が起こらないようにしているものもある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
:特開平10-66525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、ソースではないが、牛丼、親子丼や天丼など、いわゆる丼物と呼ばれるものの中には、つゆやタレ(以下、単に「つゆなど」という場合がある。)を米飯にかけるものも存在する。つゆなどの量が少ない場合には特に問題とならないが、『つゆだく』と呼ばれるような米飯がつゆやタレに浸かってしまうような場合、上記同様に米飯がつゆやタレの水分を吸収することによって食感が低下してしまう。さらに、つゆやタレは流動性が高いため、上記ソースのようにフィルムを介在させるだけでは主食材と副食材との接触を防ぐことが困難である。そのため、つゆなどの量が多い場合には、つゆやタレを含めた副食材と主食材とを分けて梱包せざるを得ない。
【0006】
しかしながら、主食材と副食材とを分けて梱包する場合、製造コストが嵩んだり、個別に加熱調理する必要があるため手間がかかったりするという問題がある。また、環境問題への配慮などから、容器に用いる資材の削減が求められている。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の第一の目的は、流動性が高く汁気の多い副食材、あるいは、つゆなどの汁気を別途多めにかけて食べる食材であっても、主食材と副食材を別個に包装する必要がないことである。第二の目的は、電子レンジ等で加熱調理する際に、主食材本来の食感や味覚を損なうことなく、主食材と副食材とを同時に適度な加熱状態にすることができ、見栄えにも優れた冷凍食品の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明者は、副食材の充填方法に着目し鋭意検討を行った。そして、主食材を予め凍結することで、主食材の水分吸収を抑制することができることを新たに見出し、発明を完成するに至った。
【0009】
上記課題解決のため、本発明は、主食材である米と汁気の多い副食材とからなる冷凍食品の製造方法であって、容器に炊飯米を充填する工程と、充填した炊飯米を冷凍する工程と、凍結した炊飯米上に直接汁気の多い副食材を充填した後、再度冷凍する工程と、からなる、冷凍食品の製造方法であることを特徴とする。
【0010】
上記課題解決のため、本発明は、主食材である米と主食材の上に配置された副食材とからなる冷凍食品の製造方法であって、容器に炊飯米を充填する工程と、充填した炊飯米を冷凍する工程と、凍結した炊飯米上に副食材を配置した後、さらに汁気を追加する工程と、前記汁気を追加する工程後、再度冷凍する工程と、からなる、冷凍食品の製造方法であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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