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公開番号
2025105316
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223784
出願日
2023-12-29
発明の名称
治療に伴う有害事象管理システム、治療に伴う有害事象管理方法及びプログラム
出願人
株式会社MICIN
代理人
One ip弁理士法人
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250703BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】治療に伴う有害事象に対する行動を提示することができるようにする。
【解決手段】治療に伴う有害事象を管理するシステムであって、患者のバイタル情報及び患者の自覚症状に関する自覚症状情報を取得する取得部と、バイタル情報及び自覚症状情報の少なくともいずれかに基づいて、治療に伴う有害事象及び有害事象の重篤度を分類する分類部と、有害事象及び重篤度に応じて、患者が取るべき行動を決定する決定部と、行動を示す行動情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患者のバイタル情報及び前記患者の自覚症状に関する自覚症状情報を取得する取得部と、
前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくともいずれかに基づいて、治療に伴う有害事象及び前記有害事象の重篤度を分類する分類部と、
前記有害事象及び前記重篤度に応じて、前記患者が取るべき行動を決定する決定部と、
前記行動を示す行動情報を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記分類部は、所定の前記治療に伴う有害事象について、前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくとも2つに基づいて前記重篤度を分類すること、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
【請求項3】
請求項2記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記取得部は、前記自覚症状の第2の度合を取得し、
前記分類部は、前記バイタル情報を第1の度合に分類し、前記バイタル情報、前記自覚症状情報、ならびに前記第1及び第2の度合に基づいて前記重篤度を分類すること、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
【請求項4】
請求項1記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記取得部は、前記自覚症状の度合を取得し、
前記分類部は、前記自覚症状が前記治療に伴う有害事象を示す場合に、前記度合に応じて前記重篤度を分類すること、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
【請求項5】
請求項1記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記程度に対応付けて前記行動情報を記憶する記憶部を備え、
前記決定部は、分類された前記重篤度に対応する前記行動情報を前記記憶部から読み出すこと、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
【請求項6】
請求項1記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記取得部は、前記自覚症状の有無及び度合に関する情報を患者端末に表示させて前記患者に選択させることにより、前記自覚症状情報を取得すること、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
【請求項7】
患者のバイタル情報及び前記患者の自覚症状に関する自覚症状情報を取得するステップと、
前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくともいずれかに基づいて、治療に伴う有害事象及び前記有害事象の重篤度を分類するステップと、
前記有害事象及び前記重篤度に応じて、前記患者が取るべき行動を決定するステップと、
前記行動を示す行動情報を出力するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする治療に伴う有害事象管理方法。
【請求項8】
患者のバイタル情報及び前記患者の自覚症状に関する自覚症状情報を取得するステップと、
前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくともいずれかに基づいて、治療に伴う有害事象及び前記有害事象の重篤度を分類するステップと、
前記有害事象及び前記重篤度に応じて、前記患者が取るべき行動を決定するステップと、
前記行動を示す行動情報を出力するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、治療に伴う有害事象管理システム、治療に伴う有害事象管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には治療の一例として、薬剤に起因して発生する可能性のある副作用を提示する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-185196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、治療に基づいて必ずしも合併症などの有害事象が発生するわけではなく患者ごとにその症状も異なり、患者はどのような対応をしてよいのか分からない。
【0005】
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、治療に伴う有害事象に対する行動を提示することのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、治療に伴う有害事象を管理するシステムであって、患者のバイタル情報及び前記患者の自覚症状に関する自覚症状情報を取得する取得部と、前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくともいずれかに基づいて前記治療に伴う有害事象及び前記治療に伴う有害事象の重篤度を分類する分類部と、前記治療に伴う有害事象及び前記重篤度に応じて、前記患者が取るべき行動を決定する決定部と、前記行動を示す行動情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、治療に伴う有害事象に対する行動を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
治療に伴う有害事象管理システムの全体構成例を示す図である。
管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。
管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。
管理サーバ2の動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<発明の概要>
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明は、たとえば、以下のような構成を備える。
[項目1]
患者のバイタル情報及び前記患者の自覚症状に関する自覚症状情報を取得する取得部と、
前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくともいずれかに基づいて、治療に伴う有害事象及び前記有害事象の重篤度を分類する分類部と、
前記有害事象及び前記重篤度に応じて、前記患者が取るべき行動を決定する決定部と、
前記行動を示す行動情報を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
[項目2]
項目1記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記分類部は、所定の前記治療に伴う有害事象について、前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくとも2つに基づいて前記重篤度を分類すること、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
[項目3]
項目2記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記取得部は、前記自覚症状の第2の度合を取得し、
前記分類部は、前記バイタル情報を第1の度合に分類し、前記バイタル情報、前記自覚症状情報、ならびに前記第1及び第2の度合に基づいて前記重篤度を分類すること、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
[項目4]
項目1記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記取得部は、前記自覚症状の度合を取得し、
前記分類部は、前記自覚症状が前記有害事象を示す場合に、前記度合に応じて前記重篤度を分類すること、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
[項目5]
項目1記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記程度に対応付けて前記行動情報を記憶する記憶部を備え、
前記決定部は、分類された前記重篤度に対応する前記行動情報を前記記憶部から読み出すこと、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
[項目6]
項目1記載に記載の治療に伴う有害事象管理システムであって、
前記取得部は、前記自覚症状の有無及び度合に関する情報を患者端末に表示させて前記患者に選択させることにより、前記自覚症状情報を取得すること、
を特徴とする治療に伴う有害事象管理システム。
[項目7]
患者のバイタル情報及び前記患者の自覚症状に関する自覚症状情報を取得するステップと、
前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくともいずれかに基づいて、治療に伴う有害事象及び前記有害事象の重篤度を分類するステップと、
前記有害事象及び前記重篤度に応じて、前記患者が取るべき行動を決定するステップと、
前記行動を示す行動情報を出力するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする治療に伴う有害事象管理方法。
[項目8]
患者のバイタル情報及び前記患者の自覚症状に関する自覚症状情報を取得するステップと、
前記バイタル情報及び前記自覚症状情報の少なくともいずれかに基づいて、治療に伴う有害事象及び前記有害事象の重篤度を分類するステップと、
前記有害事象及び前記重篤度に応じて、前記患者が取るべき行動を決定するステップと、
前記行動を示す行動情報を出力するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(【0011】以降は省略されています)
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