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公開番号
2025105120
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223435
出願日
2023-12-28
発明の名称
椅子及びその身体支持要素
出願人
株式会社イトーキ
代理人
個人
,
個人
主分類
A47C
7/40 20060101AFI20250703BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】連結部材を備えた化粧張地が張られた身体支持要素において、連結部材の取り付けを簡単化できる技術を開示する。
【解決手段】身体支持要素は例えば背もたれ3であり、背もたれ3は、板状又はシート状の背板(第1支持部材)18と、背板18を支持する枠体8,9(第2支持部材)と、編地製の化粧張地19とを備えている。化粧張地19は横編みされた編地であり、その周縁に筒部53が一体に形成されている。筒部53に連結部材26が挿通されており、連結部材26に設けた係止爪27が背板18の係止穴29に嵌合している。連結部材26は縫着したり溶着したりする必要はないため、連結部材26の取り付けを簡単に行える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者の体圧を支える板状又はシート状の第1支持部材と、前記第1支持部材を支持する第2支持部材と、前記第1支持部材の表面を覆う編地製の化粧張地と、を有して、
前記化粧張地の外周部に、細長い筒部が編成によって一体に形成されており、
前記筒部に挿入した細長い連結部材を介して前記化粧張地が前記第1支持部材又は第2支持部材に装着されている、
椅子の身体支持要素。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記連結部材は、前記筒部を貫通して前記第1支持部材に向けて突出したフック部が形成されており、前記第1支持部材には、前記フック部が弾性に抗して噛み合う係合穴が形成されている、
請求項1に記載した椅子の身体支持要素。
【請求項3】
前記連結部材は、複数本の単位連結部材に分断されている、
請求項1又は2に記載した椅子の身体支持要素。
【請求項4】
前記筒部は、前記各単位連結部材に対応して複数の単位筒部に分断されており、前記複数の単位筒部のうちすくなくとも一部は、その一端は開口して他端は塞がれている、
請求項3に記載した椅子の身体支持要素。
【請求項5】
前記化粧張地の筒部は、基材の周端部を裏側に折り返して前記基材にかがった外観を呈しており、前記かがった外観の部位が前記第1支持部材の側に位置している、
請求項1又は2に記載した椅子の身体支持要素。
【請求項6】
請求項1~5のうちのいずれかに記載した化粧張地を含む椅子であって、
前記第1支持部材はエラストマを含む軟質樹脂製の背板で、前記第2支持部材は前後に開口した背枠であり、前記背板の周縁部が前記背枠に取り付けられて、前記化粧張地は前記連結部材を介して前記背板の周縁部に前側から取り付けられている、
椅子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、椅子及びその身体支持要素に関するものである。身体支持要素は化粧張地を備えた要素であり、背もたれ、座、ヘッドレスト(ネックレスト)、肘当てなどが挙げられる。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
椅子において、背もたれなどの身体支持要素には化粧張地を設けることは広く行われている。最もポピュラーなのはシェル部材に重ね配置されたクッションを化粧張地で覆うことであり、この場合は、化粧張地の周縁をシェル部材の裏側に巻き込んで固定しており、化粧張地の周縁を固定する手段としては、タッカーで固定したり溶着したりする方法や、化粧張地の周縁に形成された筒部に挿通した紐を絞りあげる方法などが採られている。
【0003】
これらの方法は取り付けに手間が掛かる問題があり、そこで、本願出願人は、特許文献1において、化粧張地の周縁に薄いテープ状の縁部材を溶着し、この縁部材をフレーム材に係止する構造を開示した。なお、強靱な構造のメッシュ材で人の身体を支持する椅子において、メッシュ材の取り付け手段として、メッシュ材の周縁にテープ状の縁部材を縫着して、フレーム材に形成された長溝に縁部材を嵌め込むことも行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-47746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように縁部材を使用すると、化粧張地の取り付け作業を能率良く行えるのみならず、化粧張地の縁を正確に位置決めできて美感にも優れたものとすることができるが、本願発明者たちが検討したところ、改良の余地があることが判った。
【0006】
すなわち、特許文献1において、化粧張地の周縁部はミシン掛けによって縁部材に縫い付けられているが、ミシン掛けは人手によって行われるため、熟練度によって仕上がりに違いが出てしまうそれがある問題や、ミシン掛け自体に手間が掛かるという問題があることが判った。
【0007】
本願発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は様々な構成を含んでおり、その典型例を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は身体支持要素を対象にしたもので、
「使用者の体圧を支える板状又はシート状の第1支持部材と、前記第1支持部材を支持する第2支持部材と、前記第1支持部材の表面を覆う編地製の化粧張地と、を有して、
前記化粧張地の外周部に、細長い筒部が編成によって一体に形成されており、
前記筒部に挿入した細長い連結部材を介して前記化粧張地が前記第1支持部材又は第2支持部材に装着されている」
という構成になっている。
【0009】
請求項2の発明は請求項1の展開例であり、
「前記連結部材は、前記筒部を貫通して前記第1支持部材に向けて突出したフック部が形成されており、前記第1支持部材には、前記フック部が弾性に抗して噛み合う係合穴が形成されている」
という構成になっている。
【0010】
請求項3の発明は請求項1又は2の展開例であり、
「前記連結部材は、複数本の単位連結部材に分断されている」
という構成になっている。
(【0011】以降は省略されています)
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