TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025105034
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223301
出願日
2023-12-28
発明の名称
エネルギー貯蔵装置及びその消火方法
出願人
台泥儲能科技股ふん有限公司
代理人
個人
主分類
A62C
3/16 20060101AFI20250703BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】本開示は、エネルギー貯蔵装置及びその消火方法を提供する。
【解決手段】エネルギー貯蔵装置は、エネルギー貯蔵キャビネット及び消火システムを含む。エネルギー貯蔵キャビネットはキャビネットを含み、キャビネットはコンフィギュレーションによって約150℃以上の温度の燃焼炎に耐えるとともに約60MPaを上回る圧縮強度を有し、かつキャビネットは少なくとも1つの電池システムを収容するのに用いる収容スペースを備えている。消火システムは、注液装置及び液体誘導構造を含み、注液装置はコンフィギュレーションによって液体を液体誘導構造に注入し、液体誘導構造は形状によって液体を分散させてキャビネットの収容スペース内に流し、さらに少なくとも1つの電池システムを液体に浸すことで消火を行う。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
エネルギー貯蔵装置であって、
キャビネットを含み、前記キャビネットはコンクリート本体及び難燃材料層を含み、コンフィギュレーションによって約400℃以上の温度の燃焼炎に耐えるとともに約60MPaを上回る圧縮強度を有し、かつ前記キャビネットは少なくとも1つの電池システムを収容するのに用いる収容スペースを備え、その中で前記キャビネットはさらに圧力リリーフ弁を含み、前記圧力リリーフ弁はコンフィギュレーションによって、前記収容スペース内の圧力が閾値を上回る時に作動するエネルギー貯蔵キャビネットと、
注液装置及び液体誘導構造を含み、前記注液装置はコンフィギュレーションによって液体を前記液体誘導構造に注入し、前記液体誘導構造は形状によって前記液体を分散させて前記キャビネットの前記収容スペース内に流すとともに少なくとも1つの電池システムを液体に浸すことで消火を行う消火システムと、
を含む、エネルギー貯蔵装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記液体誘導構造は板片である、請求項1に記載のエネルギー貯蔵装置。
【請求項3】
前記板片は前記注液装置から遠ざかる方向上に展開部分を備え、前記展開部分は水平面に相対して俯角を有する、請求項2に記載のエネルギー貯蔵装置。
【請求項4】
さらに、
エネルギーマネジメントシステム(Energy Management System,EMS)と、
前記板片に接続されているモーターと、
を備え、
その中で前記エネルギーマネジメントシステム(EMS)は前記モーターによって前記板片の前記展開部分の前記俯角及び/又は方向を制御する、請求項3に記載のエネルギー貯蔵装置。
【請求項5】
前記俯角がだいたい5~60度である、請求項4に記載のエネルギー貯蔵装置。
【請求項6】
前記板片が複数の孔を有する、請求項2に記載のエネルギー貯蔵装置。
【請求項7】
前記複数の孔がマトリックス状に列を成している、請求項6に記載のエネルギー貯蔵装置。
【請求項8】
前記複数の孔の密度は孔と前記注液装置との距離に相対して正比例を成す、請求項6に記載のエネルギー貯蔵装置。
【請求項9】
前記複数の孔の横断面面積は孔と前記注液装置との距離に相対して正比例を成す、請求項6に記載のエネルギー貯蔵装置。
【請求項10】
前記複数の孔の横断面面積の総和は前記注液装置の出口の横断面面積にだいたい等しい、請求項6に記載のエネルギー貯蔵装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、実質上、エネルギー貯蔵装置及びその消火方法に関する。さらに特定すると、本開示は、消火システムを含むエネルギー貯蔵装置及びその消火方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
エネルギーの使用効率と融通性を向上させるため、エネルギー貯蔵装置の開発が既にここ数年の傾向となっている。電池技術(例えば、リチウムイオン電池)が発展・成熟するにつれて、電池エネルギー貯蔵装置が既にエネルギー貯蔵装置の主流の1つとなっている。
【0003】
しかし、電池は各種の要因(例えば、過充電、電子制御システムエラー、操作環境又は製造工程上の瑕疵)により、電池内の正極と負極が接触してショートが起こり、これにより高温熱の化学反応が発生して電池内の可燃性有機成分が発火する可能性がある。電池の熱暴走(thermal runaway)により発生する高温は、さらに電池エネルギー貯蔵装置の付近にある装置の損壊及び火災事故といった不測の事態の発生を招く可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
1つ又は複数の実施例において、エネルギー貯蔵装置は、エネルギー貯蔵キャビネット及び消火システムを含む。エネルギー貯蔵キャビネットはキャビネットを含み、キャビネットはコンフィギュレーションによって約150℃以上の温度の燃焼炎に耐えるとともに約60MPaを上回る圧縮強度を有し、かつキャビネットは少なくとも1つの電池システムを収容するのに用いる収容スペースを備えている。消火システムは、注液装置及び液体誘導構造を含み、液体誘導構造は形状によって液体を分散させてキャビネットの収容スペース内に流すとともに、少なくとも1つの電池システムを液体に浸すことで消火を行う。
【0005】
1つ又は複数の実施例において、エネルギー貯蔵装置の消火方法には、エネルギー貯蔵装置の提供を含み、それはエネルギー貯蔵キャビネット及び消火システムを含む。エネルギー貯蔵キャビネットはキャビネットを含み、キャビネットはコンフィギュレーションによって約150℃以上の温度の燃焼炎に耐えるとともに約60MPaを上回る圧縮強度を有し、かつキャビネットは少なくとも1つの電池システムを収容するのに用いる収容スペースを備えている。消火システムは注液装置、液体誘導構造及び火災センサーを含み、注液装置はコンフィギュレーションによって液体をキャビネットの収容スペース内に注入するとともに少なくとも1つの電池システムを液体に浸すことで消火を行う。また上記消火方法には、液体に浸す手順の実施を含み、それには、火災センサーが発出した第一火災信号に反応して、注液装置が液体を液体誘導構造に注入し、液体誘導構造は形状によって液体を分散させてキャビネットの収容スペース内に流し、さらに少なくとも1つの電池システムを液体に浸すことで消火を行う、という内容を含む。
【0006】
1つ又は複数の実施例において、エネルギー貯蔵装置は、エネルギー貯蔵キャビネット及び消火システムを含む。エネルギー貯蔵キャビネットはキャビネットを含み、キャビネットは少なくとも1つの電池システムを収容するのに用いる収容スペースを備えている。キャビネットはさらに圧力リリーフ弁を含み、圧力リリーフ弁はコンフィギュレーションによって収容スペース内の圧力が閾値を上回った時に作動する。消火システムは、注液装置及び液体誘導構造を含み、注液装置はコンフィギュレーションによって液体を液体誘導構造に注入し、液体誘導構造は形状によって液体を分散させてキャビネットの収容スペース内に流し、さらに少なくとも1つの電池システムを液体に浸すことで消火を行う。
【図面の簡単な説明】
【0007】
添付の図面を結び付けて本開示を閲読した場合、以下の実施例に基づいて本開示の形態をより良く理解できる。各種特性はサイズ比率通りに描かれていない可能性があり、かつ本開示内容を明確に説明するために各種特性のサイズを任意に拡大又は縮小している可能性があることに注意すべきである。
【0008】
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置の概略図である。
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置の消火方法のフローチャートである。
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置の透視図である。
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置のキャビネットの部分概略図である。
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置のキャビネットの扉の部分分解図である。
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置のキャビネットの立体図である。
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置の概略図である。
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置の透視図である。
図6Aの側面の部分拡大図である。
図6Aの注液装置及び液体誘導構造の上面図である。
本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置の透視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の図式及び実施例において、同じ又は類似したエレメントは、同じエレメント符号で表示している。
【実施例】
【0010】
図1Aは本開示のいくつかの実施例に基づいて示したエネルギー貯蔵装置1の概略図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
階段避難用滑り板
7か月前
個人
階段上り下り滑り板
5か月前
藤井電工株式会社
連結フック
3か月前
能美防災株式会社
消火装置
7か月前
能美防災株式会社
消火設備
9か月前
能美防災株式会社
消火設備
9か月前
個人
高層階の降下型避難装置
3か月前
深田工業株式会社
発泡ノズル
7か月前
能美防災株式会社
デフレクタ
9か月前
能美防災株式会社
消火栓装置
7か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
8か月前
帝国繊維株式会社
防災用車両
7日前
株式会社キッツ
流水検知装置
1か月前
ホーチキ株式会社
防災システム
7か月前
個人
消火用ノズルヘッド
8か月前
中国電力株式会社
長尺工具保持具
6か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
19日前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
8か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
2か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
1か月前
藤井電工株式会社
ストラップの保護カバー
5か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
9か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
8か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
7か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
7か月前
株式会社立売堀製作所
流水検知装置
13日前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
1か月前
日本ドライケミカル株式会社
消火薬剤
1か月前
Ronk株式会社
作業者安全確認装置
9か月前
沖電気工業株式会社
筐体
4か月前
帝国繊維株式会社
保形ホース点検装置
2か月前
株式会社ニフコ
圧力開放弁
8か月前
文化シヤッター株式会社
防煙垂れ壁装置
8か月前
能美防災株式会社
放水ヘッド用キャップ
1か月前
能美防災株式会社
混合消火剤
1か月前
文化シヤッター株式会社
防煙垂れ壁装置
9か月前
続きを見る
他の特許を見る