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公開番号
2025104492
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222331
出願日
2023-12-28
発明の名称
食品処理装置および食品処理方法
出願人
株式会社ティーフォース
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
F26B
11/16 20060101AFI20250703BHJP(乾燥)
要約
【解決手段】含水食品を蒸気でブランチングしてから熱風乾燥させるためのバッチ式の食品処理室と、重力方向下側に向かって内径が小さくなる逆円錐台状の保持面を有し、食品処理室内において保持面上で含水食品を保持する食品保持部であって、保持面は蒸気および熱風の通過を許容する複数の孔を含む、食品保持部と、食品保持部に保持された含水食品を攪拌する攪拌部と、食品保持部が含水食品を保持した状態で、食品処理室内に蒸気を供給する蒸気供給部と、食品保持部が含水食品を保持した状態で、食品処理室内に熱風を供給する熱風供給部とを備える食品処理装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
含水食品を蒸気でブランチングしてから熱風乾燥させるためのバッチ式の食品処理室と、
重力方向下側に向かって内径が小さくなる逆円錐台状の保持面を有し、前記食品処理室内において前記保持面上で前記含水食品を保持する食品保持部であって、前記保持面は蒸気および熱風の通過を許容する複数の孔を含む、食品保持部と、
前記食品保持部に保持された前記含水食品を攪拌する攪拌部と、
前記食品保持部が前記含水食品を保持した状態で、前記食品処理室内に蒸気を供給する蒸気供給部と、
前記食品保持部が前記含水食品を保持した状態で、前記食品処理室内に熱風を供給する熱風供給部と
を備える食品処理装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記蒸気供給部に蒸気を供給させた後、蒸気の供給を停止してから、前記攪拌部に前記含水食品を攪拌させながら前記熱風供給部に熱風を供給させる制御部を更に備える、
請求項1に記載の食品処理装置。
【請求項3】
前記攪拌部は、回転軸周りを回転する中心ボディと、前記中心ボディから半径方向に延出している複数の攪拌ブレードとを有し、
前記中心ボディは、重力方向下側に向かって外径が大きくなる円錐台状の外形を有する、
請求項1に記載の食品処理装置。
【請求項4】
前記中心ボディは、水平に対して60度以上傾斜している、
請求項3に記載の食品処理装置。
【請求項5】
前記食品保持部の前記保持面および前記攪拌部の前記中心ボディは、互いの間にV字状の谷を成す、
請求項3に記載の食品処理装置。
【請求項6】
前記複数の攪拌ブレードは、前記V字状の谷に堆積する前記含水食品を、前記中心ボディの回転に伴って攪拌する、
請求項5に記載の食品処理装置。
【請求項7】
前記食品保持部は、熱風乾燥された前記含水食品を排出するための、開閉可能な排出口を下端側に有し、
前記複数の攪拌ブレードは、前記V字状の谷に堆積する前記熱風乾燥された含水食品を、前記中心ボディの回転に伴って前記排出口から排出可能な、最下段の攪拌ブレードを含む、
請求項5に記載の食品処理装置。
【請求項8】
前記食品保持部は、前記熱風供給部によって前記保持面の裏面の下端側に熱風が直接吹き付けられるように配置されている、
請求項5に記載の食品処理装置。
【請求項9】
前記複数の攪拌ブレードは、前記中心ボディの回転軸方向および回転方向に互いに位置をずらして配置されており、互いに前記回転軸方向に重ならない、
請求項3に記載の食品処理装置。
【請求項10】
前記複数の攪拌ブレードは、前記中心ボディに対して、前記中心ボディの回転軸方向の位置および回転方向の位置の少なくとも何れかを調整可能である、
請求項3に記載の食品処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品処理装置および食品処理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「オガ粉排出オーガ10の周囲の開口部16からは乾燥用空気が吹き上げるようになっている」(0022)と記載されている。特許文献2には、「処理物は、まず容器1底部に落下してアジテータ15の撹拌羽根14…(特に第2、第3の撹拌羽根14B…,14C…)により撹拌されるとともに、第2のチョッパー16の破砕羽根19…によって破砕されて細かく分断され、さらに供給管11から加圧室10を介して分散板9から噴出させられる熱風等の乾燥ガスにより乾燥される。」(0025)と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2008-145048
[特許文献2] 特許第3084026号
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、食品処理装置を提供する。食品処理装置は、含水食品を蒸気でブランチングしてから熱風乾燥させるためのバッチ式の食品処理室と、重力方向下側に向かって内径が小さくなる逆円錐台状の保持面を有し、前記食品処理室内において前記保持面上で前記含水食品を保持する食品保持部であって、前記保持面は蒸気および熱風の通過を許容する複数の孔を含む、食品保持部と、前記食品保持部に保持された前記含水食品を攪拌する攪拌部と、前記食品保持部が前記含水食品を保持した状態で、前記食品処理室内に蒸気を供給する蒸気供給部と、前記食品保持部が前記含水食品を保持した状態で、前記食品処理室内に熱風を供給する熱風供給部とを備える。
【0004】
上記の食品処理装置は、前記蒸気供給部に蒸気を供給させた後、蒸気の供給を停止してから、前記攪拌部に前記含水食品を攪拌させながら前記熱風供給部に熱風を供給させる制御部を更に備えてもよい。
【0005】
上記の何れかの食品処理装置において、前記攪拌部は、回転軸周りを回転する中心ボディと、前記中心ボディから半径方向に延出している複数の攪拌ブレードとを有してもよい。前記中心ボディは、重力方向下側に向かって外径が大きくなる円錐台状の外形を有してもよい。
【0006】
上記の何れかの食品処理装置において、前記中心ボディは、水平に対して60度以上傾斜していてもよい。
【0007】
上記の何れかの食品処理装置において、前記食品保持部の前記保持面および前記攪拌部の前記中心ボディは、互いの間にV字状の谷を成してもよい。
【0008】
上記の何れかの食品処理装置において、前記複数の攪拌ブレードは、前記V字状の谷に堆積する前記含水食品を、前記中心ボディの回転に伴って攪拌してもよい。
【0009】
上記の何れかの食品処理装置において、前記食品保持部は、熱風乾燥された前記含水食品を排出するための、開閉可能な排出口を下端側に有してもよい。前記複数の攪拌ブレードは、前記V字状の谷に堆積する前記熱風乾燥された含水食品を、前記中心ボディの回転に伴って前記排出口から排出可能な、最下段の攪拌ブレードを含んでもよい。
【0010】
上記の何れかの食品処理装置において、前記食品保持部は、前記熱風供給部によって前記保持面の裏面の下端側に熱風が直接吹き付けられるように配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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