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公開番号2025104198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024073936
出願日2024-04-30
発明の名称吊りボルト補強具
出願人EMFORT株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類E04B 9/00 20060101AFI20250702BHJP(建築物)
要約【課題】天井から吊りボルトを用いて空調機器などを吊下げる際、横揺れに対する効果的な対策を提供する
【解決手段】吊下げ対象機器を吊下げるための複数本の上下方向に平行配置された吊りボルトの所定の位置に対して取付けられる吊りボルト補強具であって、各吊りボルトに接合される、縦部4a1と横部4a2とで構成された補強部材と、2つの補強部材同士を連結する連結部材4bとを備え、補強部材4aは、2個のL字型部材がその縦方向の辺同士で固定されて構成され、縦方向の辺の2つが縦部をなし、2個のL字型部材の横方向の2つの辺が横部をなし、横方向の2つの辺は平面視で互いに所定角度をなしており、連結部材4bは2つの補強部材4aの横部同士を連結し、吊りボルトのそれぞれ一本の吊りボルトにおいて、補強部材4aの縦部と、吊りボルトの一部と又は吊りボルトに装着された中間部材7と、の間を補強金具6が連結している。
【選択図】図68
特許請求の範囲【請求項1】
吊下げ対象機器を吊下げるための複数本の上下方向に平行配置された吊りボルトの所定
の位置に対して取付けられる吊りボルト補強具であって、
各吊りボルトに接合される、縦部と横部とで構成された補強部材と、2つの補強部材同
士を連結する連結部材とを備え、
前記補強部材は、2個のL字型部材がその縦方向の辺同士で固定されて構成され、前記縦方向の辺の2つが前記縦部をなし、前記2個のL字型部材の横方向の2つの辺が前記横部をなし、前記横方向の2つの辺は平面視で互いに所定角度をなしており、
前記連結部材は2つの前記補強部材の前記横部同士を連結し、
前記吊りボルトのそれぞれ一本の吊りボルトにおいて、前記補強部材の前記縦部と、前記吊りボルトの一部と又は前記吊りボルトに装着された中間部材と、の間を補強金具が連結していることを特徴とする吊りボルト補強具。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記補強金具は、断面コの字状部材または断面L字状部材で構成され、その上部と下部が本体部から横方向に突出しており、それらの突出した部分にそれぞれボルト取付孔を有し、
それらボルト取付孔を利用して、前記補強部材の前記縦部と、前記吊りボルトの一部と又は前記吊りボルトに装着された中間部材と、の間を連結している、請求項1記載の吊りボルト補強具。
【請求項3】
前記中間部材は、前記吊りボルトのそれぞれ一本の吊りボルトの所定の上下2カ所の位置に対して接合された2つの前記補強部材の間の前記吊りボルトの部分に装着された部材である、請求項2記載の吊りボルト補強具。
【請求項4】
前記吊りボルトは上端が天井または天井に取り付けられた吊下げ台に連結され、下端が前記吊下げ対象機器に連結されている、請求項3記載の吊りボルト補強具。
【請求項5】
前記連結部材は前記補強部材より柔軟性を有する、請求項4記載の吊りボルト補強具。
【請求項6】
前記複数本の吊りボルト同士の間には補強用ブレースが取付けられ、前記補強用ブレースの下方に前記補強部材と前記連結部材が配置され、前記補強用ブレースの上方の端部は前記吊りボルトに連結され、前記補強用ブレースの下方の端部は下方の前記補強部材の横部に連結される、請求項5記載の吊りボルト補強具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば、建物の天井から空調機器などを吊下げて設置するために利用する吊りボルトの補強具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、吊りボルトの補強具に関する技術として次のような技術が知られている。
【0003】
支持装置は、天井吊り下げ物の互いに平行な一対の側面において横方向に突出するように設けられる取付部に連結され、天井吊り下げ物を支持する。この支持装置は、天井吊り下げ物の一方の側面において横方向に突出する一対の取付部に連結される第1部材と、他方の側面において横方向に突出する一対の取付部に連結される第2部材と、第1部材を一方の側面に密着させ、第2部材を他方の側面に密着させた状態で第1部材と第2部材とを相互に連結する連結部材と、を備える。
【0004】
このような技術によって、ブレースを取り付けることが困難である天井吊り下げ物の側面側の横揺れに対する耐震性を向上させている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-45672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のそのような補強具では、地震による横揺れや縦揺れに対して、吊下げボルトの補強は十分ではなかった。
【0007】
本発明は、上述された従来の補強具の課題を考慮し、より耐震性を高めた吊りボルト補強具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、
吊下げ対象機器を吊下げるための複数本の上下方向に平行配置された吊りボルトの所定
の位置に対して取付けられる吊りボルト補強具であって、
各吊りボルトに接合される、縦部と横部とで構成された補強部材と、2つの補強部材同
士を連結する連結部材とを備え、
前記補強部材は、2個のL字型部材がその縦方向の辺同士で固定されて構成され、前記縦方向の辺の2つが前記縦部をなし、前記2個のL字型部材の横方向の2つの辺が前記横部をなし、前記横方向の2つの辺は平面視で互いに所定角度をなしており、
前記連結部材は2つの前記補強部材の前記横部同士を連結し、
前記吊りボルトのそれぞれ一本の吊りボルトにおいて、前記補強部材の前記縦部と、前記吊りボルトの一部と又は前記吊りボルトに装着された中間部材と、の間を補強金具が連結していることを特徴とする吊りボルト補強具である。
【0009】
第2の本発明は、
前記補強金具は、断面コの字状部材または断面L字状部材で構成され、その上部と下部が本体部から横方向に突出しており、それらの突出した部分にそれぞれボルト取付孔を有し、
それらボルト取付孔を利用して、前記補強部材の前記縦部と、前記吊りボルトの一部と又は前記吊りボルトに装着された中間部材と、の間を連結している、第1の本発明の吊りボルト補強具である。
【0010】
第3の本発明は、
前記中間部材は、前記吊りボルトのそれぞれ一本の吊りボルトの所定の上下2カ所の位置に対して接合された2つの前記補強部材の間の前記吊りボルトの部分に装着された部材である、第2の本発明の吊りボルト補強具である。
(【0011】以降は省略されています)

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