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公開番号2025103966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221742
出願日2023-12-27
発明の名称施錠装置および収容装置
出願人東海理研株式会社
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類E05B 47/00 20060101AFI20250702BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】収容部に荷物が過剰に詰め込まれた場合であっても、容易に解錠可能な施錠装置および収容装置を提供すること。
【解決手段】施錠状態において第1切替動作の規制(第1の規制)をするレバーロックプレート25と、第1の規制の実施または解除をするために第1規制手段を駆動する第1ソレノイド22と、扉12を閉状態に保持する閉位置と、該保持を解除する開位置と、の間で動作可能なフック26と、施錠状態において、フック26の閉位置から開位置への動作を規制(第2の規制)するロッキングレバー27と、第2の規制の実施または解除をするためにロッキングレバー27を駆動する第2ソレノイド23と、強制的に第1切替動作および第2規制手段の駆動を行うことが可能な切替レバー24と、を備えること、を特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷物を収容可能な収容部の扉を施錠する施錠状態から、前記扉を解錠する解錠状態に切り替える第1切替動作と、
前記解錠状態から前記施錠状態に切り替える第2切替動作と、
を行うことが可能な施錠装置において、
前記施錠状態において前記第1切替動作の規制である第1の規制をする第1規制手段と、
前記第1の規制の実施または解除をするために前記第1規制手段を駆動する第1駆動手段と、
前記扉を閉状態に保持する閉位置と、前記保持を解除する開位置と、の間で動作可能なロック部材と、
前記施錠状態において、前記ロック部材の前記閉位置から前記開位置への動作の規制である第2の規制をする第2規制手段と、
前記第2の規制の実施または解除をするために前記第2規制手段を駆動する第2駆動手段と、
強制的に前記第1切替動作および第2規制手段の駆動を行うことが可能な手動レバーと、
を備えること、
を特徴とする施錠装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
請求項1に記載の施錠装置において、
前記第2の規制の解除を検知する検知手段を備えること、
前記施錠装置を制御する制御装置を備えること、
前記制御装置は、
第1駆動手段を動作させることで第1の規制を解除した後、
第2駆動手段を動作することで前記第2の規制を解除するよう指令を出し、
前記第1の規制を解除した後、所定の時間を経過しても、前記検知手段が前記第2の規制の解除を検知しないとき、前記手動レバーにより、強制的に前記第1切替動作を行うよう通知をする、
制御プログラムを備えること、
を特徴とする施錠装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の施錠装置を備えることを特徴とする収容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物を収容可能な収容部の扉を施錠する施錠状態から、扉を解錠する解錠状態に切り替える第1切替動作と、解錠状態から施錠状態に切り替える第2切替動作と、を行うことが可能な施錠装置およびそのような施錠装置を備える収容装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、利用者の荷物を一時的に収容、保管するための収容装置として、鉄道車両の駅構内に設置されるロッカー装置や、集合住宅等に設置される宅配ボックスが広く利用されている。そして、収容装置は荷物を収容可能な収容部と、収容部の開閉をするための扉と、扉の施錠または解錠を行う施錠装置と、を備えている。施錠装置としては、例えば、特許文献1に記載の電気錠装置が知られている。
【0003】
当該電気錠装置は、収容部の扉を施錠する施錠角度と扉を解錠する解錠角度との間で回動可能なロック部と、ロック部材の施錠角度から解錠角度への回動を規制する規制手段と、規制手段を動作するためのソレノイドと、を備えている。扉を施錠している状態では、ソレノイドには通電されておらず、規制手段がロック部材の回動を規制した状態である。一方、ソレノイドに通電されると規制が解除されて、ロック部材が施錠角度から解錠角度に回動できるようになる。すなわち扉が解錠された状態となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-107292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来知られている施錠装置は、以下のような問題点があった。収容部に荷物が過剰に詰め込まれた場合、扉が開方向に押圧される。これにより、扉のフックがロック部材を介して、規制手段およびソレノイドに荷重を与えるため、規制手段の動作、ひいてはソレノイドの動作を阻害するおそれがあった。ソレノイドの動作が阻害されると、規制手段によるロック部材の規制が解除されず、収容装置の利用者が、扉を開けることができなくなるおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためのものであり、収容部に荷物が過剰に詰め込まれた場合であっても、容易に解錠可能な施錠装置および収容装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の施錠装置は、次のような構成を有している。
【0008】
(1)荷物を収容可能な収容部の扉を施錠する施錠状態から、前記扉を解錠する解錠状態に切り替える第1切替動作と、前記解錠状態から前記施錠状態に切り替える第2切替動作と、を行うことが可能な施錠装置において、前記施錠状態において前記第1切替動作の規制(第1の規制)をする第1規制手段と、前記第1の規制の実施または解除をするために前記第1規制手段を駆動する第1駆動手段と、前記扉を閉状態に保持する閉位置と、前記保持を解除する開位置と、の間で動作可能なロック部材と、前記施錠状態において、前記ロック部材の前記閉位置から前記開位置への動作の規制(第2の規制)をする第2規制手段と、前記第2の規制の実施または解除をするために前記第2規制手段を駆動する第2駆動手段と、強制的に前記第1切替動作および第2規制手段の駆動を行うことが可能な手動レバーと、を備えること、を特徴とする。
【0009】
(2)(1)に記載の施錠装置において、前記第2の規制の解除を検知する検知手段を備えること、前記施錠装置を制御する制御装置を備えること、前記制御装置は、第1駆動手段を動作させることで第1の規制を解除した後、第2駆動手段を動作することで第2の規制を解除するよう指令を出し、前記第1の規制を解除した後、所定の時間を経過しても、前記検知手段が前記第2の規制の解除を検知しないとき、前記手動レバーにより、強制的に前記第1切替動作を行うよう通知をする、制御プログラムを備えること、が好ましい。
【0010】
また、上記課題を解決するために、本発明の収容装置は、次のような構成を有している。
(3)(1)または(2)に記載の施錠装置を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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