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公開番号2025103878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221571
出願日2023-12-27
発明の名称収納箱、収納箱用のシート材
出願人レンゴー株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 21/02 20060101AFI20250702BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】安定した状態で積み上げ可能な収納箱及び収容箱のシート材を提供する。
【解決手段】収納箱(1)は、収容物を収容した状態で上下に積み上げ可能に形成されている。収納箱には、交差する第1の方向及び第2の方向に沿った外縁を有する底壁(11)と、底壁の第1の方向の両端縁に位置付けられた二重構造の第1の側壁(12)と、底壁の第2の方向の少なくとも一端縁に位置付けられた第2の側壁(13)と、第2の側壁の上縁から第1の側壁上に被さるように延びる桟板(14)と、が設けられている。桟板が被せられる第1の側壁の端部では、当該第1の側壁の上面(17)の外側よりも内側が低く形成され、桟板から露出する第1の側壁の中間部の上面よりも桟板の下面の一部が低くなっている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
収容物を収容した状態で上下に積み上げ可能な収納箱(1、31、61、91)であって、
交差する第1の方向及び第2の方向に沿った外縁を有する底壁(11、41、71、101)と、
前記底壁の第1の方向の両端縁に位置付けられた二重構造の第1の側壁(12、42、72、102)と、
前記底壁の第2の方向の少なくとも一端縁に位置付けられた第2の側壁(13、43、73、103)と、
前記第2の側壁の上縁から前記第1の側壁上に被さるように延びる桟板(14、44、74、105)と、を備え、
前記桟板が被せられる前記第1の側壁の端部では、当該第1の側壁の上面(17、47、77、108)の外側よりも内側が低く形成され、
前記桟板から露出する前記第1の側壁の中間部の上面よりも前記桟板の下面の一部が低くなることを特徴とする収納箱。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記桟板から露出する前記第1の側壁の中間部では、当該第1の側壁の上面が水平に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項3】
前記第1の側壁の端部の外壁が前記第1の側壁の中間部の外壁よりも高く、前記第1の側壁の端部の内壁が前記第1の側壁の中間部の内壁よりも低く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項4】
前記桟板から露出する前記第1の側壁の中間部から複数の突起(24、53)が上方に突き出していることを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項5】
前記第1の側壁の端部には連結穴(24、54、84、124)が形成されており、前記桟板には当該連結穴に差し込まれる連結片(25、55、85、125)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項6】
前記桟板の第1の方向の両端縁(20)よりも第1の方向の内側を起点にして前記連結片が折り曲げられていることを特徴とする請求項5に記載の収納箱。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の収納箱を組み立て可能に形成されていることを特徴とするシート材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収納箱、収納箱用のシート材に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、収納箱の一種として、多段積みした際に上段トレイが下段トレイに落ち込まないように桟板を付けたトレイが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のトレイでは、短手方向で対向する一対の側壁が二重構造の額縁状に形成されており、長手方向で対向する一対の側壁の上縁に一対の桟板が連なっている。額縁状の各側壁の長手方向両端には一対の連結穴が形成され、各桟板の短手方向両端には一対の連結片が形成されている。額縁状の一対の側壁に一対の桟板が上側から被せられて、桟板の連結片が連結穴に差し込まれることで額縁状の一対の側壁と一対の桟板が連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭62-191617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のトレイでは額縁状の側壁上に桟板が載せられるため、トレイの四隅に段差が作られて、多段積みしたときに上下のトレイの隙間が大きくなって安定した状態でトレイを積み上げることが難しい。
【0005】
そこで、本発明は、安定した状態で積み上げることができる収納箱及びシート材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の収納箱は、収容物を収容した状態で上下に積み上げ可能な収納箱であって、交差する第1の方向及び第2の方向に沿った外縁を有する底壁と、前記底壁の第1の方向の両端縁に位置付けられた二重構造の第1の側壁と、前記底壁の第2の方向の少なくとも一端縁に位置付けられた第2の側壁と、前記第2の側壁の上縁から前記第1の側壁上に被さるように延びる桟板と、を備え、前記桟板が被せられる前記第1の側壁の端部では、当該第1の側壁の上面の外側よりも内側が低く形成され、前記桟板から露出する前記第1の側壁の中間部の上面よりも前記桟板の下面の一部が低くなる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、桟板が被せられる第1の側壁の上面の外側よりも内側が低く形成されているため、複数の収納箱が積み上げられると、下側の収納箱の桟板が上側の収納箱の荷重を受けて沈み込み易くなる。第1の側壁の上面と桟板に段差が作られ難くなり、多段積みしたときに上下の収納箱の隙間が小さくなって、複数の収納箱を安定した状態で積み上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態のトレイを上方から見た斜視図である。
比較例のトレイの積み重ね状態を示す図である。
第1の実施形態のシート材の平面図である。
第1の実施形態のトレイの組み立て作業の一例を示す図である。
第1の実施形態のトレイの組み立て作業の一例を示す図である。
第1の実施形態のトレイの組み立て作業の一例を示す図である。
第1の実施形態のトレイの積み重ね状態の説明図である。
第2の実施形態のトレイの斜視図である。
第2の実施形態のシート材の平面図である。
第3の実施形態のトレイの斜視図である。
第3の実施形態のシート材の平面図である。
第4の実施形態の包装箱の斜視図である。
第4の実施形態のシート材の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本実施形態について説明する。各図に付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ包装箱を正面から見たときの前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。また、本実施形態では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
<第1の実施形態>
図1から図3を参照して、第1の実施形態のトレイについて説明する。図1は第1の実施形態のトレイを上方から見た斜視図である。図2は比較例のトレイの積み重ね状態を示す図である。図3は第1の実施形態のシート材の平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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