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公開番号2025102273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219615
出願日2023-12-26
発明の名称動力伝達装置
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F16H 1/32 20060101AFI20250701BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】軸方向寸法の小型化に有利な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動機から回転が入力される入力軸20を有する回転体22と、入力軸20の回転が回転伝達機構を介して伝達されるクランク軸と、クランク軸の偏心体により揺動される外歯歯車と、外歯歯車に対して軸方向入力側に配置されるキャリヤ34と、を備える動力伝達装置であって、キャリヤ34の入力側側面には、軸方向から見て、入力軸20の反入力側端部20aの全体と重なる位置に凹部92が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動機から回転が入力される入力軸を有する回転体と、
前記入力軸の回転が回転伝達機構を介して伝達されるクランク軸と、
前記クランク軸の偏心体により揺動される外歯歯車と、
前記外歯歯車に対して軸方向入力側に配置されるキャリヤと、を備える動力伝達装置であって、
前記キャリヤの入力側側面には、軸方向から見て、前記入力軸の反入力側端部の全体と重なる位置に凹部が設けられる動力伝達装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記回転体は、前記入力軸と一体回転可能に設けられる第1歯車を備え、
前記凹部は、軸方向から見て、前記第1歯車の全体と重なる位置にも設けられる請求項1に記載の動力伝達装置。
【請求項3】
前記第1歯車と噛み合う第2歯車を備え、
前記第1歯車の歯幅は、前記第2歯車の歯幅よりも大きい請求項2に記載の動力伝達装置。
【請求項4】
前記回転体の一部は、前記凹部内に配置される請求項1に記載の動力伝達装置。
【請求項5】
前記回転体は、前記入力軸と一体回転可能に設けられる第1歯車と、前記入力軸に取り付けられ前記第1歯車の軸方向移動を規制する規制体とを備え、
前記規制体の少なくとも一部は、前記凹部内に配置される請求項4に記載の動力伝達装置。
【請求項6】
前記凹部は、前記キャリヤを軸方向に貫通する貫通穴である請求項1に記載の動力伝達装置。
【請求項7】
前記貫通穴には、前記クランク軸が挿通される請求項6に記載の動力伝達装置。
【請求項8】
前記回転体は、前記入力軸と一体回転可能に設けられる第1歯車を備え、
前記回転伝達機構は、前記第1歯車と噛み合う第2歯車を備え、
前記キャリヤは、前記第2歯車の少なくとも一部と軸方向に対向する入力側外側面を備え、
前記凹部は、前記入力側外側面に対して反入力側に凹んでいる請求項1に記載の動力伝達装置。
【請求項9】
前記回転体は、前記入力軸と一体回転可能に設けられる第1ピニオンを備え、
前記回転伝達機構は、前記第1ピニオンと組み合わせて第1歯車セットを構成する第1ギヤと、前記第1ギヤよりも前記回転伝達機構の回転伝達経路の出力側に設けられる第2歯車セットと、を備える請求項1に記載の動力伝達装置。
【請求項10】
前記第2歯車セットは、中間軸と一体回転可能に設けられる第2ピニオンを備え、
前記第2ピニオンは、前記中間軸とは別体に設けられる請求項9に記載の動力伝達装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、動力伝達装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、駆動機から回転が入力される入力軸を有する回転体と、入力軸の回転が回転伝達機構を介して伝達されるクランク軸と、クランク軸の偏心体により揺動される外歯歯車と、外歯歯車に対して軸方向入力側に配置されるキャリヤと、を備える動力伝達装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-270846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、動力伝達装置の軸方向寸法の小型化を有利にするうえで、特許文献1の動力伝達装置に関して改良の余地があるとの認識を得た。
【0005】
そこで、本開示の目的の1つは、軸方向寸法の小型化に有利な動力伝達装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の動力伝達装置は、駆動機から回転が入力される入力軸を有する回転体と、前記入力軸の回転が回転伝達機構を介して伝達されるクランク軸と、前記クランク軸の偏心体により揺動される外歯歯車と、前記外歯歯車に対して軸方向入力側に配置されるキャリヤと、を備える動力伝達装置であって、前記キャリヤの入力側側面には、軸方向から見て、前記入力軸の反入力側端部の全体と重なる位置に凹部が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の動力伝達装置の側面断面図である。
第1実施形態の回転体周りの拡大図である。
第1実施形態の回転体の一部と入力側キャリヤを軸方向から見た図である。
図4(A)は、凹部のない入力側キャリヤと回転体の一部を示す側面断面図であり、図4(B)は、凹部のある入力側キャリヤと回転体の一部を示す側面断面図である。
第2実施形態の動力伝達装置の一部を示す側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の動力伝達装置を実施するための実施形態を説明する。同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。
【0009】
(第1実施形態)図1を参照する。動力伝達装置10は、駆動機12と、駆動機12から回転が入力される減速機14と、を備える。
【0010】
本形態の駆動機12はモータである。この他にも、駆動機12は、例えば、ギヤモータ、エンジン等でもよい。駆動機12は、自身の内部で生成した回転を出力する駆動軸16と、駆動軸16を収容する駆動機ケーシング18と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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