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公開番号2025100932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025073348,2022021381
出願日2025-04-25,2022-02-15
発明の名称衛生薄葉紙製品の包装体
出願人王子ホールディングス株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B65D 65/40 20060101AFI20250626BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】低コストかつ簡単な構成で印刷層の剥がれ落ちが防止された、衛生薄葉紙製品の包装体
【解決手段】
衛生薄葉紙製品を包装基材で包装した包装体であって、包装基材は、第1の面と第2の面とを有する紙基材と、紙基材の第1の面全体を覆う透明なヒートシール層と、紙基材とヒートシール層との間の印刷層と、を含み、包装基材は、紙基材の第1の面が包装体の外面側となるように、衛生薄葉紙製品を包装し、包装体は、ヒートシール層を介して紙基材が接合された封止部と、非封止部と、を有し、包装体の外観において、非封止部の領域の印刷層は、ヒートシール層を通して光学的に認識可能であることを特徴とする衛生薄葉紙製品の包装体。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
衛生薄葉紙製品を包装基材で包装した包装体であって、
前記包装基材は、第1の面と第2の面とを有する紙基材と、前記紙基材の前記第1の面全体を覆う透明なヒートシール層と、前記紙基材と前記ヒートシール層との間の印刷層と、を含み、
前記包装基材は、前記紙基材の前記第1の面が前記包装体の外面側となるように、前記衛生薄葉紙製品を包装し、
前記包装体は、前記ヒートシール層を介して前記紙基材が接合された封止部と、非封止部と、を有し、
前記包装体の外観において、前記非封止部の領域の前記印刷層は、前記ヒートシール層を通して光学的に認識可能であることを特徴とする衛生薄葉紙製品の包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衛生薄葉紙製品を包装する包装体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
トイレットペーパー、ティシュペーパー等の衛生薄葉紙製品の包装体の分野では、包装基材としてプラスチックフィルムが用いられ、プラスチックフィルムによって衛生薄葉紙製品が包装された包装体が広く知られている。プラスチックフィルムとしては、透明なものが用いられ、包装体の内側となるプラスチックフィルムの面に文字、図形、記号等の印刷層が形成されている。これにより、包装体の外部から透明なプラスチックフィルムを通して印刷層が視認可能であるとともに、運搬時等に印刷層が擦れて剥がれ落ちないようになっている。
【0003】
ところで、この種の衛生薄葉紙製品の包装体では、環境負荷を低減するため、包装基材としてプラスチックフィルムに代えて紙基材を含む包装基材を用いて、プラスチックの使用を削減することが提案されている。例えば特許文献1は、包装基材として、紙基材に封止用のヒートシール層を積層した包装基材を用いた衛生薄葉紙製品の包装体を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-70501号公報
特開2021-130470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
紙基材に封止用のヒートシール層を積層した包装基材を用い、文字、記号、図形、模様、またはそれらの任意の組み合わせによる結合等を表示する印刷層を当該包装基材に設ける場合、その構造上、印刷層は包装体の外面に露出することとなる。包装体の外面に露出した印刷層が運搬時等に擦れて剥がれ落ちないようにするためには、食品用の包装紙のように、印刷層を覆うコート層を設ける必要があり(引用文献2参照)、コスト高になるという問題がある。
【0006】
本発明は、低コストかつ簡単な構成で印刷層の剥がれ落ちが防止された、衛生薄葉紙製品の包装体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために鋭意検討を行った結果、本発明者らは、衛生薄葉紙製品を包装基材で包装した包装体において、紙基材と、紙基材の一面全体を覆うヒートシール層と、紙基材とヒートシール層との間の印刷層と、を含む包装基材を用い、ヒートシール層によって包装体の封止と印刷層の保護とを行う構成により、上記課題を解決し得ることを見出した。
【0008】
具体的には、本発明は、以下の構成を有する。
【0009】
[1] 衛生薄葉紙製品を包装基材で包装した包装体であって、包装基材は、第1の面と第2の面とを有する紙基材と、紙基材の第1の面全体を覆う透明なヒートシール層と、紙基材とヒートシール層との間の印刷層と、を含み、包装基材は、紙基材の第1の面が包装体の外面側となるように、衛生薄葉紙製品を包装し、包装体は、ヒートシール層を介して紙基材が接合された封止部と、非封止部と、を有し、包装体の外観において、非封止部の領域の印刷層は、ヒートシール層を通して光学的に認識可能である、衛生薄葉紙製品の包装体。
【0010】
[2] 紙基材は透明であり、包装体の外観において、衛生薄葉紙製品は、非封止部の領域のヒートシール層および紙基材を通して視認可能である、[1]に記載の衛生薄葉紙製品の包装体。
(【0011】以降は省略されています)

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