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公開番号
2025100006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217075
出願日
2023-12-22
発明の名称
包装箱
出願人
カンナル印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
5/50 20060101AFI20250626BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】組立工程及びブランク材の面積の増加を抑制しつつ、収容物を収容可能な包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱は、前壁部3と、前壁部3に第1折り目線F1を介して連続する右壁部5と、前壁部3に第2折り目線F2を介して連続する左壁部6と、右壁部5または左壁部6に第3折り目線F3を介して連続する後壁部4とを有する周壁部と、後壁部4に第4折り目線F4を介して連続すると共に右壁部5の内側に糊着された糊着壁部7と、一端部81が糊着壁部7に第5折り目線F5を介して連続し、他端部82が自由端であると共に少なくとも他端部82の上端が第3折れ目線F3に当接して、周壁部の内側を仕切る仕切壁部8とを有し、収容空間が下方から上方に向かって狭まるように仕切壁部8の変形を促進する変形促進部85と、上側部分に設けられて収容空間に下方から挿入される収容物の上端を当接させるための当接部86とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
前壁部と、前記前壁部に第1折り目線を介して連続する右壁部と、前記前壁部に第2折り目線を介して連続する左壁部と、前記右壁部または前記左壁部に第3折り目線を介して連続する後壁部と、を有する周壁部と、
前記後壁部に第4折り目線を介して連続すると共に、前記右壁部または前記左壁部の一方の内側に糊着された糊着壁部と、
一端部が前記糊着壁部に第5折り目線を介して連続し、他端部が自由端であると共に少なくとも前記他端部の上端が前記第3折れ目線に当接して、前記周壁部の内側を前記後壁部と前記前壁部との間で仕切る仕切壁部と、
前記仕切壁部と前記前壁部または前記後壁部の一方との間で収容物が収容される収容空間と、
前記仕切壁部と前記前壁部または前記後壁部の他方との間で前記収容物が収容されない非収容空間と、を有し、
前記仕切壁部は、前記仕切壁部と前記後壁部との間の収容空間が下方から上方に向かって狭まるように前記仕切壁部の変形を促進する変形促進部と、上側部分に設けられて前記収容空間に下方から挿入される収容物の上端を当接させるための当接部と、
を備える包装箱。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記仕切壁部は、前記収容空間と前記収容物が収容されない非収容空間とを貫通する開口部を有し、
前記当接部は、前記開口部の上縁部によって形成されている
請求項1に記載の包装箱。
【請求項3】
前記開口部の上縁部には、下方に向かって延びる係止片が連続して設けられ、
前記当接部は、係止片によって形成され、
前記上縁部と前記係止片との間には、前記係止片を収容空間側に突出させるための切れ目線が設けられている
請求項2に記載の包装箱。
【請求項4】
前記変形促進部は、前記仕切壁部を、全体として前記後壁部から離間する方向に凸となるように湾曲変形させる変形促進折り目線である
請求項1から3のいずれか1項に記載の包装箱。
【請求項5】
前記変形促進用折り目線は、上方から下方に向かって前記第5折り目線から離れるように傾斜する
請求項4に記載の包装箱。
【請求項6】
前記変形促進用折り目線と前記第5折り目線との成す角αは、15度以上25度以下に設定されている
請求項4に記載の包装箱。
【請求項7】
前記仕切壁部の下縁部は、前記変形促進用折り目線から前記第5折り目線に向かって上方に傾斜する切欠部を有する
請求項5又は6に記載の包装箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、断面矩形状の周壁部と、周壁部の内部に断面を対角線方向に仕切る緩衝空間形成壁と、周壁部の上縁および下縁から延びる蓋および底フラップと、蓋および底フラップの一部が収容空間の上下に緩衝空間を形成する緩衝空間形成片とを備えた、1枚のブランク材からなる、包装箱が開示されている。特許文献1の包装箱は、緩衝空間形成壁ないし緩衝空間形成片によって、瓶等の破損しやすい収容物を収容するための、樹脂トレー等の緩衝部材による保護を要する必要がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-58772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の包装箱では、蓋および/または底フラップに緩衝空間形成片を要すると共に、包装箱の組立工程において少なくとも緩衝空間形成片を折り畳む工程が増加する。
【0005】
本発明は、組立工程およびブランク材の面積の増加を抑制しつつ、収容物を収容可能な包装箱を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る包装箱は、
前壁部と、前記前壁部に第1折り目線を介して連続する右壁部と、前記前壁部に第2折り目線を介して連続する左壁部と、前記右壁部または前記左壁部に第3折り目線を介して連続する後壁部と、を有する周壁部と、
前記後壁部に第4折り目線を介して連続すると共に、前記右壁部または前記左壁部の一方の内側に糊着された糊着壁部と、
一端部が前記糊着壁部に第5折り目線を介して連続し、他端部が自由端であると共に少なくとも前記他端部の上端が前記第3折れ目線に当接して、前記周壁部の内側を前記後壁部と前記前壁部との間で仕切る仕切壁部と、
前記仕切壁部と前記前壁部または前記後壁部の一方との間で収容物が収容される収容空間と、
前記仕切壁部と前記前壁部または前記後壁部の他方との間で前記収容物が収容されない非収容空間と、を有し、
前記仕切壁部は、前記仕切壁部と前記後壁部との間の収容空間が下方から上方に向かって狭まるように前記仕切壁部の変形を促進する変形促進部と、上側部分に設けられて前記収容空間に下方から挿入される収容物の上端を当接させるための当接部と、
を備える包装箱。
【0007】
本発明によれば、仕切壁によって、収容空間と収容物が収容されない非収容空間を設けることができるので、非収容空間を緩衝空間とすることができ、包装部材を削減しながら周壁部の内側領域よりも小さい収容物の周壁方向のずれを抑制できる。収容空間は下方から上方に向かって狭まるので、下方から挿入される収容物の上方への抜け出しを抑制しやすい。
【0008】
仕切壁部には、収容物の上端が当接する当接部が設けられているので、収容物の上方への抜け出しをより確実に抑制しやすい。また、当接部よりも上方に緩衝空間を設けることができ、例えば、上フラップ部に上側緩衝空間を形成するための緩衝空間形成片を要しない。これにより、緩衝空間形成片の削減、および、緩衝空間形成片を折り畳む工程ないし糊付け工程を削減できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、組立工程およびブランク材の面積の増加を抑制しつつ、収容物を収容可能な包装箱を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る包装箱を示す斜視図。
封止前の同包装箱を示す斜視図。
同包装箱を構成するブランクシートを示す平面図。
封止前の同包装箱の底面図。
封止前の同包装箱の上面図。
同包装箱を扁平状態に組み立てる第1段階の説明図。
同包装箱を扁平状態に組み立てる第2段階の説明図。
同包装箱を扁平状態に組み立てる第3段階の説明図。
同包装箱を扁平状態から立体形に変形する過程の説明図。
立体形に変形後の同包装箱に収容物を収容する過程の説明図。
同包装箱の収容物の取り出し方を示す正面図。
使用後の同包装箱の潰し方を示す正面図。
同包装箱の変形促進部の角度を異ならせた場合の比較例。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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