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公開番号2025097907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2024196998
出願日2024-11-11
発明の名称遠隔診療支援装置及び相談支援装置
出願人TRIBAWL株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 80/00 20180101AFI20250624BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】患者等の顔を医師等に表示させることなく円滑にコミュニケーションを行うことができる遠隔診療支援装置を提供する。
【解決手段】遠隔診療支援装置1は、患者用アバター画像の特定情報を取得するアバター画像特定処理部32と、特定された前記患者用アバター画像の表示データを生成するアバター画像表示データ生成処理部33と、生成された前記患者用アバター画像を医師側端末3に出力するアバター画像出力処理部34と、患者側端末2より患者の音声情報を取得する音声情報取得処理部35と、音声情報に基いて患者の状態を分析する分析処理部36と、分析された患者の状態を医師側端末3に出力する患者状態出力処理部37と、医師側端末3より入力されたテキスト情報を取得するテキスト情報取得処理部38と、テキスト情報を音声情報に変換する変換処理部39と、変換された音声情報を患者側端末2に出力する音声情報出力処理部40と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
患者側端末より患者用アバター画像を特定する特定情報を取得するアバター画像特定手段と、
特定された前記患者用アバター画像を表示させる表示データを生成するアバター画像表示データ生成手段と、
前記アバター画像表示データ生成手段が生成した前記患者用アバター画像を医師側端末に出力するアバター画像出力手段と、
前記患者側端末より患者の音声情報を取得する音声情報取得手段と、
前記音声情報に基いて前記患者の状態を分析する分析手段と、
分析された前記患者の状態を前記医師側端末に出力する患者状態出力手段と、
前記医師側端末より入力されたテキスト情報を取得するテキスト情報取得手段と、
前記テキスト情報を音声情報に変換する変換手段と、
変換された前記音声情報を前記患者側端末に出力する音声情報出力手段と、
を備える遠隔診療支援装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記患者の顔画像を撮影し、撮影した前記顔画像と顔画像付き本人身分証とを照合する認証手段を更に備える、
請求項1に記載の遠隔診療支援装置。
【請求項3】
前記医師側端末より顔画像の表示要求を取得する顔画像表示要求取得手段と、
前記顔画像の表示要求を取得すると、前記患者側端末に対して、前記顔画像の表示を確認する要求を出力する表示確認要求出力手段と、
前記患者側端末より表示確認が入力された場合、前記患者側端末より前記顔画像を取得し、取得した前記顔画像の表示データを生成する顔画像表示データ生成手段と、
生成された前記顔画像の前記表示データを前記医師側端末に出力する顔画像表示データ出力手段と、
を更に備える請求項1に記載の遠隔診療支援装置。
【請求項4】
前記患者側端末を識別する識別信号と前記患者用アバター画像とを関連付けて記憶する記憶手段を更に備え、
前記患者用アバター画像を特定する特定情報は、前記患者側端末を識別する前記識別信号を含み、
前記アバター画像特定手段は、前記患者側端末を識別する前記識別信号を受信すると、前記識別信号に関連付けられた前記患者用アバター画像を前記医師側端末に表示させる、
請求項1に記載の遠隔診療支援装置。
【請求項5】
前記アバター画像表示データ生成手段は、医師用アバター画像を表示させる表示データを生成し、
前記アバター画像出力手段は、前記アバター画像表示データ生成手段が生成した前記医師用アバター画像を前記患者側端末に出力し、
前記医師用アバター画像は、前記患者側端末より特定することが可能であり、
前記アバター画像特定手段は、前記患者側端末を識別する識別信号と前記医師用アバター画像とを関連付けて記憶し、前記患者側端末を識別する前記識別信号に基いて前記医師用アバター画像を決定することができ、
前記医師用アバター画像は、前記患者側端末より特定された実績に基いて決定することが可能である、
請求項1に記載の遠隔診療支援装置。
【請求項6】
前記患者の前記音声情報には、声帯の振動情報及び発話の抑揚の情報を含み、
前記患者の状態には、精神疾患及び神経疾患の有無を含む、
請求項1から5の何れかに記載の遠隔診療支援装置。
【請求項7】
相談者側端末より相談者用アバター画像を特定する特定情報を取得するアバター画像特定手段と、
前記特定された前記相談者用アバター画像を表示させる表示データを生成するアバター画像表示データ生成手段と、
前記アバター画像表示データ生成手段が生成した前記相談者用アバター画像を回答者側端末に出力するアバター画像出力手段と、
前記回答者側端末より入力されたテキスト情報を取得するテキスト情報取得手段と、
前記テキスト情報を音声情報に変換する変換手段と、
変換された前記音声情報を前記相談者側端末に出力する音声情報出力手段と、
を備える相談支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔診療支援装置及び相談支援装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インターネット等の通信ネットワークを介して遠隔地にいる者とコミュニケーションをとる技術が知られている。この種の技術が記載されるものとして例えば特許文献1がある。
【0003】
特許文献1は、離れた場所にいる患者に対して医者が診断・治療を行う遠隔診療システムに関するものである。特許文献1の遠隔診療システムでは、医者側端末装置が、患者の顔を映し出すモニターと、医者の顔を撮影する撮影部とを備えており、遠隔診療においても、医師と患者とが視線の合った状態で診察・治療を受けることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-50743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
医師と患者とのコミュニケーションは、互いに顔を見て行う場合が好ましいとは限らない。例えば、患者等の相談者にとっては、顔が撮影されていることにより、かえってコミュニケーションが円滑に行えない場合もある。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、患者等の相談者と医師等の回答者とが円滑にコミュニケーションを行うことができる遠隔診療支援装置及び相談支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、患者側端末より患者用アバター画像を特定する特定情報を取得するアバター画像特定手段と、特定された前記患者用アバター画像を表示させる表示データを生成するアバター画像表示データ生成手段と、前記アバター画像表示データ生成手段が生成した前記患者用アバター画像を医師側端末に出力するアバター画像出力手段と、前記患者側端末より患者の音声情報を取得する音声情報取得手段と、前記音声情報に基いて前記患者の状態を分析する分析手段と、分析された前記患者の状態を前記医師側端末に出力する患者状態出力手段と、前記医師側端末より入力されたテキスト情報を取得するテキスト情報取得手段と、前記テキスト情報を音声情報に変換する変換手段と、変換された前記音声情報を前記患者側端末に出力する音声情報出力手段と、を備える遠隔診療支援装置である。
【0008】
また、本発明の一態様は、相談者側端末より相談者用アバター画像を特定する特定情報を取得するアバター画像特定手段と、前記特定された前記相談者用アバター画像を表示させる表示データを生成するアバター画像表示データ生成手段と、前記アバター画像表示データ生成手段が生成した前記相談者用アバター画像を回答者側端末に出力するアバター画像出力手段と、前記回答者側端末より入力されたテキスト情報を取得するテキスト情報取得手段と、前記テキスト情報を音声情報に変換する変換手段と、変換された前記音声情報を前記相談者側端末に出力する音声情報出力手段と、を備える相談支援装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、患者等の相談者と医師等の回答者とが円滑にコミュニケーションを行うことができる遠隔診療支援装置及び相談支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る遠隔診療支援装置が適用される情報処理システムを示す図である。
第1実施形態に係る遠隔診療支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る患者側端末又は医師側端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る遠隔診療支援装置の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
第1実施形態に係る遠隔診療支援装置のオンライン通話に関する機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
第1実施形態に係る遠隔診療支援装置によるオンライン通話処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
第2実施形態に係る相談支援装置の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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