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公開番号
2025097769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214151
出願日
2023-12-19
発明の名称
ヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器
出願人
株式会社ナチュラレーザ・ワン
代理人
個人
主分類
F16C
11/04 20060101AFI20250624BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】電子機器の開閉操作を安定化させる。
【解決手段】電子機器のヒンジ装置であって、一対の第1筐体と第2筐体の幅方向の両側部に達するセンターブロックと、このセンターブロックに回転可能に取り付けたところの同期回転機構とそれぞれに回転制御機構を備えた一対の第1回転シャフト及び第2回転シャフトと、前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトに各々共に回転可能に取り付けた一対のスライド部材と、この各スライド部材をスライド可能に保持する一対の保持部材と、この各保持部材に対し前記各第1筐体と第2筐体の開成方向へスライド可能に取り付けられたところの前記各第1筐体と第2筐体に取り付けられる一対のブラケットと、これらの一対のブラケットをそれぞれ開成方向へスライド付勢させる付勢部材と、前記センターブロックの両端部に設けられたところの前記各保持部材の開閉動作をガイドする一対のガイドユニット、とを有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の第1筐体と第2筐体に跨ってフレキシブルディスプレイシートを取り付け、前記一対の第1筐体と第2筐体を山折り式で開閉する電子機器のヒンジ装置であって、前記一対の第1筐体と第2筐体の幅方向の両側部に達するセンターブロックと、このセンターブロックに回転可能に取り付けたところの同期回転機構とそれぞれに回転制御機構を備えた一対の第1回転シャフト及び第2回転シャフトと、前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトに各々共に回転可能に取り付けた一対のスライド部材と、この各スライド部材をスライド可能に保持する一対の保持部材と、この各保持部材に対し前記各第1筐体と第2筐体の開成方向へスライド可能に取り付けられたところの前記各第1筐体と第2筐体に取り付けられる一対のブラケットと、これらの一対のブラケットをそれぞれ開成方向へスライド付勢させる付勢部材と、前記センターブロックの両端部に設けられたところの前記各保持部材の開閉動作をガイドする一対のガイドユニット、とを有することを特徴とする、ヒンジ装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトが、同期回転機構と回転制御機構を備え、互いに軸心を共通にさせて一対設けられ、前記一対のスライド部材はその両端部をそれぞれの第1回転シャフトと第2回転シャフトに連結されていることを特徴とする、請求項1に記載のヒンジ装置。
【請求項3】
前記各保持部材が互いに重ね合わされた各一対のサイドプレートとバックプレートとで構成され、前記各スライド部材と前記各ブラケットをスライド可能に保持していることを特徴とする、請求項1に記載のヒンジ装置。
【請求項4】
前記ガイドユニットは、前記センターブロックの両端部に設けたガイドユニット取付部に取り付けられる連結部材を介して取り付けられたガイドベースと、このガイドベースと前記ガイドユニット取付部との間に設けられた一対ずつのアウターガイドブロックと、この一対ずつのアウターガイドブロックの内側に隣接して設けた一対ずつのインナーガイドブロックと、前記各インナーガイドブロックの間に位置して設けられたリンクアームとで構成したことを特徴とする、請求項1に記載のヒンジ装置。
【請求項5】
前記ヒンジ装置は、その外側と内側を覆う外カバーと内カバーを有することを特徴とする、請求項1に記載のヒンジ装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に各記載のヒンジ装置を用いたことを特徴とする、電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、電子手帳、PDA、ネットブック、更にはノートパソコンなどの各種の電子機器に用いて好適なヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、折り畳み可能な一対の第1筐体と第2筐体に跨って1枚の有機EL製フレキシブルディスプレイシートを取り付けて成る携帯端末等の電子機器が開発され、世の中に出回りつつある。このような電子機器は、一対の第1筐体と第2筐体を内側に折る谷折り式と外側に折る山折り式に分かれ、本願発明は山折り式の電子機器を開閉する際に用いて好適なヒンジ装置に関する。このようなヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器として下記特許文献1に記載されたものが公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-159429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された電子機器では、円弧状のガイドを設けたアームにより第1筐体と第2筐体を開閉支持する構成となっている。このような構造においてヒンジ装置を小型化してゆくと、第1筐体と第2筐体を閉成状態から開成状態にするときに、必要なガイド量に対してガイドの嵌合量が不足して開閉動作が不安定になるという問題があった。
そこで本発明では、安定した開閉動作を実現できるコンパクトな構成のヒンジ装置、並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本願発明に係る請求項1に記載のヒンジ装置は、一対の第1筐体と第2筐体に跨ってフレキシブルディスプレイシートを取り付け、前記一対の第1筐体と第2筐体を山折り式で開閉する電子機器のヒンジ装置であって、前記一対の第1筐体と第2筐体の幅方向の両側部に達するセンターブロックと、このセンターブロックに回転可能に取り付けたところの同期回転機構とそれぞれに回転制御機構を備えた一対の第1回転シャフト及び第2回転シャフトと、前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトに各々共に回転可能に取り付けた一対のスライド部材と、この各スライド部材をスライド可能に保持する一対の保持部材と、この各保持部材に対し前記各第1筐体と第2筐体の開成方向へスライド可能に取り付けられたところの前記各第1筐体と第2筐体に取り付けられる一対のブラケットと、これらの一対のブラケットをそれぞれ開成方向へスライド付勢させる付勢部材と、前記センターブロックの両端部に設けられたところの前記各保持部材の開閉動作をガイドする一対のガイドユニット、とを有することを特徴とする。
【0006】
次に、本願発明に係る請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトが、同期回転機構と回転制御機構を備え、互いに軸心を共通にさせて一対設けられ、前記一対のスライド部材はその両端部をそれぞれの第1回転シャフトと第2回転シャフトに連結されていることを特徴とする。
【0007】
次に、本願発明に係る請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記各保持部材が互いに重ね合わされた各一対のサイドプレートとバックプレートとで構成され、前記各スライド部材と前記各ブラケットをスライド可能に保持していることを特徴とする。
【0008】
次に、本願発明に係る請求項4に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記ガイドユニットは、前記センターブロックの両端部に設けたガイドユニット取付部に取り付けられる連結部材を介して取り付けられたガイドベースと、このガイドベースと前記ガイドユニット取付部との間に設けられた一対ずつのアウターガイドブロックと、この一対ずつのアウターガイドブロックの内側に隣接して設けた一対ずつのインナーガイドブロックと、前記各インナーガイドブロックの間に位置して設けられたリンクアームとで構成したことを特徴とする。
【0009】
次に、本願発明に係る請求項5に記載の発明は、前記ヒンジ装置が、その外側と内側を覆う外カバーと内カバーを有することを特徴とする。
【0010】
そして、本願発明に係る請求項6に記載の発明は、前記電子機器が、請求項1乃至4のいずれか1項に各記載のヒンジ装置を用いたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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