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公開番号2025097517
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213744
出願日2023-12-19
発明の名称車両構造
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B62D 33/06 20060101AFI20250624BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】荷室ボックスを荷台へ取り付ける際の生産性に優れる車両構造を提供する。
【解決手段】車室の後方に配置されたバックパネルと、前記バックパネルの後方に配置された荷台と、前記荷台の上に空間を形成する荷室ボックスと、前記バックパネルの後面を保護するガードフレームと、前記バックパネルの後面と前記ガードフレームとの間に配置された雨樋部材と、を備え、前記荷室ボックスは、前記雨樋部材の底部の上面に当て止めされた当止部を有し、前記荷室ボックスと前記ガードフレームとが互いに固定されている、車両構造。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車室の後方に配置されたバックパネルと、
前記バックパネルの後方に配置された荷台と、
前記荷台の上に空間を形成する荷室ボックスと、
前記バックパネルの後面を保護するガードフレームと、
前記バックパネルの後面と前記ガードフレームとの間に配置された雨樋部材と、を備え、
前記荷室ボックスは、前記雨樋部材の底部の上面に当て止めされた当止部を有し、
前記荷室ボックスと前記ガードフレームとが互いに固定されている、
車両構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷室ボックスを荷台へ取り付ける際の生産性に優れる車両構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車室の後方に配置された荷台と、荷台の上に空間を形成するルーフパネル、左パネル、および右パネルを有するバンと、バンの外側を覆う防塵カバー本体と、防塵カバー本体をバンに対して前後にスライドさせるスライド機構とを備える車両を開示している。
【0003】
特許文献2は、車室の後方に配置されたキャビンバックパネルと、キャビンバックパネルの後方に配置された荷台と、キャビンバックパネルの後面を保護するガードフレームとを備える車両を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-199174号公報
特開2008-162300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
荷台を備える車両は、一般に、バックパネルとガードフレームとの間には雨水等を車幅方向の外側に向かって流す雨樋部材が設けられている。このような車両の生産性を向上する観点から、荷台の上に空間を形成する上述した各パネルを含む荷室ボックスを荷台に対して取り付けることが望まれている。
【0006】
本発明の目的の一つは、荷室ボックスを荷台へ取り付ける際の生産性に優れる車両構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る車両構造は、車室の後方に配置されたバックパネルと、前記バックパネルの後方に配置された荷台と、前記荷台の上に空間を形成する荷室ボックスと、前記バックパネルの後面を保護するガードフレームと、前記バックパネルの後面と前記ガードフレームとの間に配置された雨樋部材と、を備える。前記荷室ボックスは、前記雨樋部材の底部の上面に当て止めされた当止部を有する。前記荷室ボックスと前記ガードフレームとが互いに固定されている。
【発明の効果】
【0008】
上記車両構造は、当止部を雨樋部材の底面に接触させた状態で荷室ボックスとガードフレームとを互いに固定することで互いの部材同士を組み付けることができる。即ち、上記車両構造は、部材同士を組み付ける過程で当止部を雨樋部材に底面に接触させるだけで、荷室ボックスのガードフレームに対する固定箇所とガードフレームの荷室ボックスに対する固定箇所とを位置合わせできる。そのため、上記車両構造は、荷室ボックスとガードフレームとの組付け作業性に優れるので、荷台に荷室ボックスを容易に取り付けることができる。このように、上記車両構造は、荷台に荷室ボックスを取り付けるのに既存の雨樋部材とガードフレームを利用できるため、荷台に荷室ボックスを容易かつ安価に後付けできる。よって、上記車両構造は、生産性に優れる。ガードフレームは一般的に剛性が高い。上記車両構造は、剛性の高いガードフレームに荷室ボックスが固定されているため、荷台に荷室ボックスを強固に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態の車両構造の概略を示す全体斜視図である。
図2は、図1の領域Aの拡大図である。
図3は、実施形態の車両構造の概略を示す部分分解斜視図である。
図4は、図2のIV-IV断面図である。
図5は、図1のV-V断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の車両構造の実施形態を図1から図5を参照しつつ以下に説明する。図中の同一符号は同一または相当部分を示す。各図面が示す部材の大きさは、説明を明確にする目的で表現されており、必ずしも実際の寸法を表すものではない。図中の「UP」は実施形態の車両構造1を備える車両の上方、「LWR」は下方、「FR」は前方、「RR」は後方、「RH」は右方、「LH」は左方を示す。以下の説明の「上」、「下」、「前」、「後」、「右」、および「左」のそれぞれは、上記車両の「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右方」、および「左方」のそれぞれに対応している。
(【0011】以降は省略されています)

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