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公開番号2025096608
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025067762,2023512589
出願日2025-04-16,2021-04-07
発明の名称医療用線材、および、ガイドワイヤ
出願人朝日インテック株式会社
代理人弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類A61M 25/09 20060101AFI20250619BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】復元性に優れた医療用線材およびガイドワイヤの提供を目的とする。
【解決手段】各端部を互いに近づくように曲げて2%の歪量を付加した後の復元率が96%以上である。歪量(%)=(R/(L-R))×100(Rは線材の線径、Lは各端部が互いに近づくように曲げたときの両端部の距離)であり、復元率(%)=(1-θ/180)×100(θは、曲げた後の線材の両端から接線を引いたときの2つの接線が交差する角度)である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
コアシャフトである医療用線材を備えるガイドワイヤであって、
前記医療用線材は、該医療用線材が50mmにカットされ、その各端部を互いに近づくように曲げて2%の歪量を付加され、その状態で10秒保持することで歪が付加された後の復元率が96%以上であり、その線径が0.42mm以下であり、ASTM F2581に準拠するオーステナイトステンレス鋼が用いられたものであり、
前記オーステナイトステンレス鋼は、引張強さが2800N/mm

以上3400N/mm

未満であり、
100mmにカットされた前記医療用線材を180°折り曲げたときに、折り曲げた部分に折損が発生しない、ガイドワイヤ。
歪量(%)=(R/(L-R))×100(Rは線材の線径、Lは各端部が互いに近づくように曲げたときの両端部の距離)であり、復元率(%)=(1-θ/180)×100(θは、曲げた後の線材の両端から接線を引いたときの2つの接線が交差する角度)である。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
医療用線材を用いた筒状の網組体又はコイル体を補強体として備えるカテーテルであって、
前記医療用線材は、該医療用線材が50mmにカットされ、その各端部を互いに近づくように曲げて2%の歪量を付加され、その状態で10秒保持することで歪が付加された後の復元率が96%以上であり、その線径が0.42mm以下であり、ASTM F2581に準拠するオーステナイトステンレス鋼が用いられたものであり、
前記オーステナイトステンレス鋼は、引張強さが2800N/mm

以上3400N/mm

未満であり、
100mmにカットされた前記医療用線材を180°折り曲げたときに、折り曲げた部分に折損が発生しない、ガイドワイヤ。
歪量(%)=(R/(L-R))×100(Rは線材の線径、Lは各端部が互いに近づくように曲げたときの両端部の距離)であり、復元率(%)=(1-θ/180)×100(θは、曲げた後の線材の両端から接線を引いたときの2つの接線が交差する角度)である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、医療用線材に関する。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
心臓を取り巻く冠動脈などの血管に生じた狭窄の治療や、石灰化の進行により血管内が完全に閉塞した部位(例えば、慢性完全閉塞:CTOなど)を治療する際、バルーンカテーテル等の治療器具に先行してこれらを案内するためのガイドワイヤが血管に挿入される。
【0003】
例えばSUS304により構成されたガイドワイヤが特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-172229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記ガイドワイヤでは、ガイドワイヤの操作性と癖づきにくさ(復元性)に相関があることが知られている。しかし、優れた復元性を有するガイドワイヤは提案されていない。
【0006】
本開示の目的は、復元性に優れた医療用線材およびガイドワイヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示の一形態に係る医療用線材は、ステンレス鋼により構成された医療用線材であって。各端部を互いに近づくように曲げて2%の歪量を付加した後の復元率が96%以上である。歪量(%)=(R/(L-R))×100(Rは線材の線径、Lは各端部が互いに近づくように曲げたときの両端部の距離)であり、復元率(%)=(1-θ/180)×100(θは、曲げた後の線材の両端から接線を引いたときの2つの接線が交差する角度)である。
【0008】
前記ステンレス鋼は、引張強さが2800N/mm

以上3400N/mm

未満であってもよい。
【0009】
前記ステンレス鋼は、ASTM F2581に準拠するオーステナイトステンレス鋼であってもよい。
【0010】
前記線材を180°折り曲げたときに、折り曲げた部分に折損が発生しなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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