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公開番号2025095347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211280
出願日2023-12-14
発明の名称吸込口体およびそれを備えた電気掃除機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A47L 9/02 20060101AFI20250619BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】広い照明領域を形成可能な照明部を備えた吸込口体およびそれを備えた電気掃除機を提供すること。
【解決手段】前壁と、後壁と、右壁と、左壁と、上壁と、上壁に対向する底壁と、底壁に設けられた吸込口と、透光窓とを備えた筐体と、上方へ向けて投光するよう筐体に設けられた光源と、光源からの光を透光窓に向けて反射する反射部材とを具備し、反射部材は、光源の上方に位置する吸込口体。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
前壁と、後壁と、右壁と、左壁と、上壁と、前記上壁に対向する底壁と、前記底壁に設けられた吸込口と、透光窓とを備えた筐体と、
上方へ向けて投光するよう筐体に設けられた光源と、
前記光源からの光を前記透光窓に向けて反射する反射部材とを具備し、
前記反射部材は、前記光源の上方に位置する吸込口体。
続きを表示（約 800 文字）【請求項２】
前記反射部材は、円錐形または角錐形または曲面形の反射面を有する、請求項１に記載の吸込口体。
【請求項３】
前記光源は、前記上壁と前記底壁との間に設けられている、請求項２に記載の吸込口体。
【請求項４】
前記透光窓は、前記右壁と前記左壁と前記前壁とのうちの少なくともいずれか１つに設けられている、請求項３に記載の吸込口体。
【請求項５】
前記右壁と前記左壁とのうちの少なくとも１つに設けられている透光窓と、前記前壁に設けられている透光窓とを有し、前記右壁と前記左壁とのうちの少なくとも１つに設けられている透光窓と前記前壁に設けられている透光窓とは連続している、請求項４に記載の吸込口体。
【請求項６】
前記反射部材により反射された反射光を反射させる第２反射部材がさらに設けられている、請求項５に記載の吸込口体。
【請求項７】
前記光源と前記反射部材は、前記前壁と前記右壁との間の右角部近傍または前記前壁と前記左壁との間の左角部近傍に設けられている、請求項１～６のいずれか１つに記載の吸込口体。
【請求項８】
前記上壁の上面に突起部が設けられており、
前記反射部材は前記上壁の突起部に設けられ、前記上壁の突起部に設けられた透光窓に向けて前記光源からの光を反射する、請求項１または２に記載の吸込口体。
【請求項９】
前記透光窓は、前記前壁および前記右壁の前方方向または前記前壁および前記左壁の前方方向に向けて反射光が透過されるように設けられている、請求項８に記載の吸込口体。
【請求項１０】
前記反射部材により反射された反射光を反射させる第３反射部材が前記突起部にさらに設けられている、請求項８に記載の吸込口体。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、吸込口体およびそれを備えた電気掃除機に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、電気掃除機による清掃時（特に暗い場所での清掃時）に床面上の塵埃を目視しやすくするために、床面上を照らすＬＥＤを備えた電気掃除機が増えている。特許文献１では、吸込口体内にＬＥＤを設け、ＬＥＤよりも前方の吸込口体の内部空間に反射板を設け、内部空間を包囲する吸込口体の前壁、左右壁および後壁に透明窓を設けた電気掃除機が開示されている。特許文献１の電気掃除機は、吸込口体の内部空間に照射されたＬＥＤの光が、反射板により反射され複数の透明窓から外部に照射され吸込口体の周囲の床面を照らすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６５６４７１６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の電気掃除機では、吸込口体の中心付近に設けられたＬＥＤの光を吸込口体の内部空間に設けられた反射板にて多方向に反射分散させて複数の透明窓から外部へ照射する。そのため、吸込口体にＬＥＤ用の空間を大きく設ける必要があり、吸込口体が大型化してしまう。
【０００５】
本発明は、以上のような事情を考慮してなされた吸込口体およびそれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、前壁と、後壁と、右壁と、左壁と、上壁と、前記上壁に対向する底壁と、前記底壁に設けられた吸込口と、透光窓とを備えた筐体と、
上方へ向けて投光するよう筐体に設けられた光源と、
前記光源からの光を前記透光窓に向けて反射する反射部材とを具備し、
前記反射部材は、前記光源の上方に位置する吸込口体を提供する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、広い照明領域を形成可能な照明部を備えた吸込口体およびそれを備えた電気掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の第１実施形態に係る吸込口体を備えた電気掃除機の斜視図である。
第１実施形態の電気掃除機の吸込口体を前方から見た図である。
第１実施形態の吸込口体を右側方から見た図である。
第１実施形態の吸込口体における照明部を右側斜め前方から見た拡大図である。
第１実施形態の吸込口体における照明部を上方から見た断面図である。
第１実施形態の吸込口体の照明部による照明領域を示す説明図である。
第１実施形態の変形例１の照明部を上方から見た断面図である。
第１実施形態の変形例２の照明部を上方から見た断面図である。
第２実施形態の吸込口体の照明部による照明領域を示す説明図である。
第３実施形態の吸込口体の照明部による照明領域を示す説明図である。
第４実施形態の吸込口体の照明部による照明領域を示す説明図である。
第５実施形態の吸込口体を備えた電気掃除機の斜視図である。
第５実施形態の吸込口体における照明部を右側斜め前方から見た拡大図である。
第５実施形態の吸込口体における照明部を上方から見た断面図である。
第６実施形態の吸込口体における第１の照明部を正面から見た説明図である。
第６実施形態の吸込口体における第２の照明部を正面から見た説明図である。
第６実施形態の吸込口体における第３の照明部を正面から見た説明図である。
図１５Ａの第１の照明部の断面構造を右側から見た説明図である。
図１５Ｃの第３の照明部の断面構造を右側から見た説明図である。
第６実施形態の吸込口体における第４の照明部の断面構造を右側から見た説明図である。
第６実施形態の吸込口体における第５の照明部の断面構造を右側から見た説明図である。
第６実施形態の吸込口体における第６の照明部の断面構造を右側から見た説明図である。
第６実施形態の吸込口体における第７の照明部の断面構造を右側から見た説明図である。
第６実施形態における第８の照明部を正面から見た説明図である。
図１９Ａの第８の照明部の断面構造を上側から見た説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を用いて本発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、本発明を限定するものと解されるべきではない。
【００１０】
（第１実施形態）
図１は本発明の第１実施形態に係る吸込口体３を備えた電気掃除機１の斜視図である。この電気掃除機１は、掃除機本体２と、吸込口体３と、掃除機本体２と吸込口体３とを離脱可能に接続する延長パイプ４とを備えたスティックタイプのコードレス電気掃除機である。この電気掃除機１は、吸込口体３を直接掃除機本体２に接続してハンディタイプとして使用することもできる。掃除機本体２は、図示しない電動吸引機（電動送風機）と集塵部とを有し、電動吸引機を駆動することにより、吸込口体３から塵埃を含む空気を吸引し、集塵部で塵埃を分離（濾過）し、塵埃が分離された空気を排気する周知の構造を有している。
（【００１１】以降は省略されています）

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