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公開番号2025095825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212134
出願日2023-12-15
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/16 20060101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約【課題】会議中の発言毎の音声データを解析した音声認識結果だけでなく、参加者によるメモ入力等の操作内容及び操作時刻にも基づいて議事録データが生成される情報処理装置及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、音声情報取得部111、音声認識部112、操作情報取得部113、及び議事録生成部114を備える。音声情報取得部111は、会議の複数の参加者Pによる発言X毎に、音声データDx及び発言時刻txを含む音声情報Ixを取得する。音声認識部112は、音声データDxを文字データDcに変換する。操作情報取得部113は、参加者Pによる操作毎に、操作内容Cy及び操作時刻tyを含む操作情報Iyを取得する。議事録生成部114は、音声情報Ix、文字データDc、及び操作情報Iyに基づいて議事録データDmを生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
会議の複数の参加者による発言毎に、音声データ及び発言時刻を含む音声情報を取得する音声情報取得部と、
前記音声データを文字データに変換する音声認識部と、
前記参加者による操作毎に、操作内容及び操作時刻を含む操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記音声情報、前記文字データ、及び前記操作情報に基づいて議事録データを生成する議事録生成部と
を備える、情報処理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記議事録生成部は、前記文字データ毎に定められる所定近接時間に含まれる前記操作時刻に対応する前記操作内容を、前記文字データに対応するとみなして前記議事録データを生成し、
前記所定近接時間は、前記文字データに対応する前記発言時刻から所定時間経過後までの時間である、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記議事録データを表示する表示部をさらに備える、請求項１又は請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記文字データ及び前記操作情報を前記表示部に表示させる表示制御部をさらに備える、請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記音声データを前記発言時刻に紐付けて記憶するとともに、前記操作内容を前記操作時刻に紐付けて記憶する記憶部をさらに備える、請求項１又は請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記議事録生成部は、前記操作内容に会議の進行に関する文字列の入力が含まれていた場合は、前記議事録データを前記文字列に対応する位置で議題を区切る、請求項１又は請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記議事録生成部は、前記操作内容に所定操作又は所定記号の入力が含まれていた場合は、前記操作内容に対応する箇所を重要箇所として前記議事録データを生成する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記議事録生成部は、前記操作情報取得部が複数の前記参加者からの前記操作内容を含む前記操作情報を取得した場合は、前記議事録データ中で、複数の前記参加者からの前記操作内容に対応する箇所を重要箇所とみなす、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記議事録生成部は、前記重要箇所に基づいて、生成した前記議事録データから要点を抽出するとともに、前記議事録データの要約を生成する、請求項７又は請求項８に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
会議の複数の参加者による発言毎に音声データ及び発言時刻を含む音声情報をそれぞれ取得する音声情報取得工程と、
前記音声データを文字データに変換する音声認識工程と、
前記参加者による操作毎に操作内容及び操作時刻を含む操作情報をそれぞれ取得する操作情報取得工程と、
前記音声情報、前記文字データ、及び前記操作情報に基づいて議事録データを生成する議事録生成工程と
を含む、情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に記載されている閲覧システムでは、発言の時刻情報ごとに、発言者の識別情報と音声認識結果のテキストデータとが関連付けられて記憶される。一連の音声認識結果の発言一覧画面では、発言にはマーカを付与することができ、指定された検索条件に従って発言を検索することができる。検索された結果は、検索画面に表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－２３８０５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来は、会議の参加者自身が端末装置等においてメモ入力等の操作をしても、その操作内容は自動生成される議事録の内容には反映されないため、議事録の内容が的確ではないこともあった。
【０００５】
本開示は、会議中の発言毎の音声データから変換された文字データだけでなく、参加者による端末装置における操作内容にも基づいて的確な議事録データが生成される情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の情報処理装置は、音声情報取得部と、音声認識部と、操作情報取得部と、議事録生成部とを備える。前記音声情報取得部は、会議の複数の参加者による発言毎に、音声データ及び発言時刻を含む音声情報を取得する。前記音声認識部は、前記音声データを文字データに変換する。前記操作情報取得部は、前記参加者による操作毎に、操作内容及び操作時刻を含む操作情報を取得する。前記議事録生成部は、前記音声情報、前記文字データ、及び前記操作情報に基づいて議事録データを生成する。
【０００７】
本開示の情報処理方法は、音声情報取得工程と、音声認識工程と、操作情報取得工程と、議事録生成工程とを含む。前記音声情報取得工程は、会議の複数の参加者による発言毎に音声データ及び発言時刻を含む音声情報をそれぞれ取得する。前記音声認識工程は、前記音声データを文字データに変換する。前記操作情報取得工程は、前記参加者による操作毎に操作内容及び操作時刻を含む操作情報をそれぞれ取得する。前記議事録生成工程は、前記音声情報、前記文字データ、及び前記操作情報に基づいて議事録データを生成する。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、会議中の発言毎の音声データから変換された文字データだけでなく、参加者による端末装置における操作内容にも基づいて議事録データが生成される。この結果、参加者による操作内容が適宜反映されることで議事録のより的確な生成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示の第１実施形態に係る情報処理装置１００を備える議事録生成システム１の構成を示すブロック図である。
各参加者Ｐによる発言Ｘ及び操作Ｙの時間的関係を示すタイムチャートである。
端末装置１０において参加者Ｐが自分の議事録やメモ等を作成する操作を例示する説明図である。
端末装置１０における操作入力等が情報処理装置１００で生成される議事録に反映された例を示す説明図である。
議事録とともに要点及び要約が表示された例を示す説明図である。
情報処理装置１００による情報処理方法を示すフローチャートである。
本開示の第２実施形態に係る議事録生成システム１Ａで生成される議事録に、複数の端末装置１０からの操作入力等が反映された例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中の同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
（【００１１】以降は省略されています）

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