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公開番号
2025095244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211137
出願日
2023-12-14
発明の名称
水平搬送車及び自動倉庫
出願人
株式会社イトーキ
代理人
個人
,
個人
主分類
B65G
1/04 20060101AFI20250619BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】停止した水平搬送車を容易に移動できるようにすることを目的とする。
【解決手段】水平搬送車は、水平に延びる走行路上を走行し、前記走行路の隣に位置しかつ前記走行路に沿って複数の物品が並べて保管される棚に対して物品を出し入れするための水平搬送車であって、前記走行路上を移動する車輪と、前記車輪を回転可能に支持すると共に前記物品を載置支持する車体と、前記車体に支持されて前記車輪を回転駆動する駆動部と、を含み、前記走行路上を走行する台車と、前記台車と前記棚との間で、前記物品を出し入れする物品出し入れ機構と、前記駆動部を覆うと共に外面の一部に開口部が形成された筐体と、前記開口部を開閉可能に覆うカバーと、前記開口部からアクセス可能な位置に設けられ、前記車輪を、前記駆動部によって走行可能にする第1走行モードと、手動によって走行可能にする第2走行モードとに切り替える走行モード切替用の操作部と、を備える。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
水平に延びる走行路上を走行し、前記走行路の隣に位置しかつ前記走行路に沿って複数の物品が並べて保管される棚に対して物品を出し入れするための水平搬送車であって、
前記走行路上を移動する車輪と、前記車輪を回転可能に支持すると共に前記物品を載置支持する車体と、前記車体に支持されて前記車輪を回転駆動する駆動部と、を含み、前記走行路上を走行する台車と、
前記台車と前記棚との間で、前記物品を出し入れする物品出し入れ機構と、
前記駆動部を覆うと共に外面の一部に開口部が形成された筐体と、
前記開口部を開閉可能に覆うカバーと、
前記開口部からアクセス可能な位置に設けられ、前記車輪を、前記駆動部によって走行可能にする第1走行モードと、手動によって走行可能にする第2走行モードとに切り替える走行モード切替用の操作部と、
を備える、水平搬送車。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の水平搬送車であって、
前記操作部は、前記駆動部に接続されたコネクタを含み、
前記コネクタの抜き差しによって、前記第1走行モードと前記第2走行モードとが切り替えられる、水平搬送車。
【請求項3】
請求項2に記載の水平搬送車であって、
前記駆動部は、ブレーキを含み、
前記コネクタは、前記ブレーキと接続された回路を有し、
前記コネクタが抜かれることによって、前記ブレーキが解除される、水平搬送車。
【請求項4】
請求項3に記載の水平搬送車であって、
前記コネクタは前記駆動部に電源を供給する回路を有する、水平搬送車。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項のいずれか1項に記載の水平搬送車であって、
第1位置と第2位置との間で移動可能に前記筐体に支持された機器を備え、
前記機器は、通常使用時に前記第1位置とされ、メンテナンス時に前記第2位置とされ、
前記機器の前記第1位置と前記第2位置との移動を操作するための機器操作部が、前記開口部からアクセス可能な位置に設けられている、水平搬送車。
【請求項6】
請求項5に記載の水平搬送車であって、
前記機器は、前記筐体の側面から外方に突出するように取付けられ、
前記第1位置は前記車輪よりも前記車体の高さ方向に突出する位置であり、前記第2位置は前記高さ方向における前記車輪に対する前記機器の突出量が前記第1位置よりも小さくなる位置である、水平搬送車。
【請求項7】
請求項1から請求項4のいずれか1項のいずれか1項に記載の水平搬送車であって、
前記車体の側面に着脱可能に取り付けられたサイド機器と、
前記サイド機器と着脱可能に接続されたケーブルと、
を備え、
前記筐体は、前記ケーブルが挿通される挿通孔を有し、
前記ケーブルは、前記筐体の内部から前記挿通孔を通じて前記筐体の外部に延び出て前記サイド機器と接続され、
前記ケーブルが外された状態で、前記開口部を通じて前記ケーブルのうち前記筐体の内部に位置する部分が引っ張られて、前記挿通孔よりも先端側の部分が前記筐体の内部に移動可能である、水平搬送車。
【請求項8】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の水平搬送車と、
複数段の前記棚を含む格納棚と、
前記複数段の棚に関連付けられて上下に並んで設けられ、それぞれ前記棚の隣の位置で水平方向に沿って延びる複数の前記走行路と、
入庫される物品を入庫用の高さ位置から格納箇所に対応する高さ位置に移動させる入庫昇降処理、及び、出庫される前記物品を格納箇所に対応する高さ位置から出庫用の高さ位置に移動させる出庫昇降処理の少なくとも一方を行う昇降装置と、
を備える、自動倉庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、水平搬送車のメンテナンスを容易にするための技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、対向して配置される一対の収納棚と、一対の収納棚の間に設置された複数の走行レールと、走行レールの上を走行する複数の搬送台車と、一対の収納棚に跨るように配置された支持部材と、を備える自動倉庫を開示している。支持部材は、搬送台車を吊り下げる第1吊り下げ装置を支持する第1支持部と、搬送台車を吊り下げる第2吊り下げ装置を支持する第2支持部とを備えている。かかる第1吊り下げ装置及び第2吊り下げ装置は、走行レール上の搬送台車を吊り下げる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-142668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の自動倉庫において、搬送台車は、走行レール上の任意の位置で停止し得る。このとき搬送台車が吊り下げ位置とは異なる位置で停止した場合、搬送台車を吊り下げ位置まで移動させる必要が生じうる。
【0005】
そこで、本開示は、停止した水平搬送車を容易に移動できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、水平搬送車は、水平に延びる走行路上を走行し、前記走行路の隣に位置しかつ前記走行路に沿って複数の物品が並べて保管される棚に対して物品を出し入れするための水平搬送車であって、前記走行路上を移動する車輪と、前記車輪を回転可能に支持すると共に前記物品を載置支持する車体と、前記車体に支持されて前記車輪を回転駆動する駆動部と、を含み、前記走行路上を走行する台車と、前記台車と前記棚との間で、前記物品を出し入れする物品出し入れ機構と、前記駆動部を覆うと共に外面の一部に開口部が形成された筐体と、前記開口部を開閉可能に覆うカバーと、前記開口部からアクセス可能な位置に設けられ、前記車輪を、前記駆動部によって走行可能にする第1走行モードと、手動によって走行可能にする第2走行モードとに切り替える走行モード切替用の操作部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
この水平搬送車によると、停止した水平搬送車を容易に移動できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は自動倉庫システムを示す概略側面図である。
図2は自動倉庫システムの入出庫部分を示す概略平面図である。
図3は自動倉庫システムの入出庫部分を示す概略斜視図である。
図4は吊下装置を示す側面図である。
図5は変形例に係る吊下装置を示す側面図である。
図6は2つの支持台の間における吊下装置用ガイド部及び吊下装置の位置を示す図である。
図7は水平搬送車の吊下げ作業例を示す説明図である。
図8は水平搬送車の取出作業例を示す説明図である。
図9は変形例に係る吊下装置用ガイド部を示す説明図である。
図10は水平搬送車を示す斜視図である。
図11は水平搬送車の後部を示す平面図である。
図12は水平搬送車の後部を示す平面図である。
図13は駆動部を示すブロック図である。
図14は水平搬送車の左後部を示す拡大側面図である。
図15はサイドユニットを姿勢変更するための前処理を説明する図である。
図16は水平搬送車の後部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係る水平搬送車及び自動倉庫について説明する。まず、自動倉庫システムについて説明する。
【0010】
<自動倉庫システムについて>
図1は自動倉庫システム10を示す概略側面図であり、図2は自動倉庫システム10の入出庫部分を示す概略平面図であり、図3は自動倉庫システム10の入出庫部分を示す概略斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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