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公開番号2025095181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211024
出願日2023-12-14
発明の名称作業車両
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人佐野特許事務所
主分類A01B 69/00 20060101AFI20250619BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】遠隔操作において、疲労感を感じにくく、誤操作を低減することができる技術を提供する。
【解決手段】作業車両は、走行機体と、走行機体に連結される作業機と、走行機体を操作する遠隔操作装置と、遠隔操作装置の前進操作の方向を、作業機から走行機体へ向かう第1方向と、走行機体から作業機へ向かう第2方向とのいずれかに設定可能な操作部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
走行機体と、
前記走行機体に連結される作業機と、
前記走行機体を操作する遠隔操作装置と、
前記遠隔操作装置の前進操作の方向を、前記作業機から前記走行機体へ向かう第１方向と、前記走行機体から前記作業機へ向かう第２方向とのいずれかに設定可能な操作部と、を備える、作業車両。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
前記走行機体は、前記前進操作によって前記走行機体が進行する方向を報知する第１報知部を有する、請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
前記走行機体と前記作業機とは、前後方向に並べて配置され、
前記第１報知部は、前記走行機体の前側と後側とに設けられる、請求項２に記載の作業車両。
【請求項４】
前記走行機体は、前記第１報知部とは異なる手段で報知する第２報知部を有し、
前記第１報知部及び前記第２報知部の少なくともいずれかは、前記前進操作の方向の設定が切り替わるときに報知する、請求項２に記載の作業車両。
【請求項５】
前記操作部は、前記走行機体に設けられる、請求項１から４のいずれかに記載の作業車両。
【請求項６】
前記操作部は、前記遠隔操作装置に設けられる、請求項１から４のいずれかに記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、走行機体と、作業装置と、遠隔操作装置とを備える作業機が開示されている。走行機体は、遠隔操作装置によって遠隔操作されて走行する。作業装置は、走行機体に装備され、走行機体の走行に伴って作業を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１６８３９５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、作業装置の種類によっては、作業の進行方向に対して、走行機体と、作業装置との位置関係が変わる場合がある。例えば、走行機体に対して、作業装置が、作業の進行方向側に位置する場合と、進行方向とは反対側に位置する場合とがある。このとき、走行機体に対する作業装置の取付位置が、いずれの場合でも同じであると、いずれか一方の場合には、走行機体を後進させながら作業せざるを得ない。後進作業では、遠隔操作装置における後進操作の方向が作業の進行方向となる。すなわち、前進操作の方向は、作業の進行方向とは反対になるため、オペレータは混乱しやすく、誤操作が生じやすい虞がある。また、正確に作業をするために注意して操作をすることで、疲労感を感じやすい虞もある。
【０００５】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、遠隔操作において、疲労感を感じにくく、誤操作を低減することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一側面に係る作業車両は、走行機体と、前記走行機体に連結される作業機と、前記走行機体を操作する遠隔操作装置と、前記遠隔操作装置の前進操作の方向を、前記作業機から前記走行機体へ向かう第１方向と、前記走行機体から前記作業機へ向かう第２方向とのいずれかに設定可能な操作部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
上記の構成によれば、遠隔操作において、疲労感を感じにくく、誤操作を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施の一形態に係る作業車両の概略の構成を示す図である。
上記作業車両の機体本体部の構成を示す右前方からの斜視図である。
上記機体本体部の構成を示す左後方からの斜視図である。
上記作業車両の制御に関わる構成を模式的に示すブロック図である。
上記作業車両に備わる遠隔操作装置の構成を示す平面図である。
上記作業車両の作業モードのうち前進作業モードを説明する説明図である。
上記作業モードのうち後進作業モードを説明する説明図である。
上記前進作業モードの設定操作を説明する説明図である。
上記後進作業モードの設定操作を説明する説明図である。
上記作業モードの切替設定の流れを示すフローチャートである。
上記遠隔操作装置の構成の変形例を示す平面図である。
上記機体本体部の構成の変形例を示す図である。
上記機体本体部の操舵部が乗車操作位置に配置される場合の操舵操作を説明する説明図である。
上記操舵部が降車操作位置に配置される場合の操舵操作を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【００１０】
〔１．作業車両の概略構成〕
図１は、本発明の実施の一形態に係る作業車両１の概略の構成を示す図である。作業車両１は、例えば農作業、建設作業等の作業を行うために利用される。作業車両１は、車両本体１０と、車両本体１０とは別体で設けられる遠隔操作装置２００と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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