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公開番号2025094852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210643
出願日2023-12-13
発明の名称継手構造及び継手構造の製造方法
出願人株式会社ブリヂストン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F16L 47/02 20060101AFI20250618BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】管内部の圧力損失が低減される継手構造を提供する。
【解決手段】継手構造は、熱可塑性樹脂にて所定の内径で中空に形成されている段付き継手であって、基部と、前記基部の外径よりも外径が小さい嵌合部とを有する段付き継手と、熱可塑性樹脂にて管状に形成されている管状体であって、前記段付き継手の内径と同等な内径である一般部を有し、開口端側の一部が前記一般部よりも内径が大きい被嵌合部とされ、前記嵌合部と嵌合しかつ前記一般部と前記被嵌合部との境にある内側段差が前記段付き継手における前記嵌合部の端面に突き当たった状態で前記被嵌合部が前記段付き継手に熱溶着されている管状体と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
熱可塑性樹脂にて所定の内径で中空に形成されている段付き継手であって、基部と、前記基部の外径よりも外径が小さい嵌合部とを有する段付き継手と、
熱可塑性樹脂にて管状に形成されている管状体であって、前記段付き継手の内径と同等な内径である一般部を有し、開口端側の一部が前記一般部よりも内径が大きい被嵌合部とされ、前記嵌合部と嵌合しかつ前記一般部と前記被嵌合部との境にある内側段差が前記段付き継手における前記嵌合部の端面に突き当たった状態で前記被嵌合部が前記段付き継手に熱溶着されている管状体と、
を備える継手構造。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記段付き継手は、前記基部と前記嵌合部との境に外側段差を有し、
前記管状体は、前記基部の外径と同等である外径を有し、前記被嵌合部の端面が前記外側段差に突き当たっている、
請求項1に記載の継手構造。
【請求項3】
前記段付き継手は、前記嵌合部の外周に形成され前記被嵌合部の内面に接する拡径部を有する
請求項2に記載の継手構造。
【請求項4】
前記拡径部は、前記外側段差から離れるに伴って連続的に拡径するテーパ状に形成されている、
請求項3に記載の継手構造。
【請求項5】
前記被嵌合部には、内外周に開口し、前記熱可塑性樹脂で埋まっている貫通孔が形成されている、
請求項1~4のいずれか一項に記載の継手構造。
【請求項6】
熱可塑性樹脂にて中空に形成されている段付き継手であって、基部と、前記基部の外径よりも外径が小さい嵌合部とを有し、前記基部と前記嵌合部との境に外側段差がある段付き継手を準備し、
熱可塑性樹脂にて形成されている管状体の開口端側の一部を加工して該管状体の一般部よりも内径が大きい被嵌合部を形成し、
前記被嵌合部を前記嵌合部の前記外側段差に突き当てて前記嵌合部と嵌合させ、
前記嵌合部及び前記被嵌合部を加熱して前記管状体を前記段付き継手に熱溶着する、
継手構造の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は継手構造及び継手構造の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の加熱融着継手は、接合される管が差し込まれる差込孔を有し、該差込孔の少なくとも入口側の内周面が、それ以外の加熱融着継手本体部よりも低温で溶融する樹脂材料よりなる内周面層で構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017‐227228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
段付き継手と、管状体とを備える継手構造において、継手の嵌合部の内部に一部が嵌合した状態の管状体が熱溶着されると、継手と管状体との間に段差が生じ、管内部の圧力損失が生じる。
【0005】
本開示の目的は、継手の嵌合部の内部に一部が嵌合した状態の管状体が熱溶着される構成に比べ、管内部の圧力損失が低減される継手構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様に係る継手構造は、熱可塑性樹脂にて所定の内径で中空に形成されている段付き継手であって、基部と、前記基部の外径よりも外径が小さい嵌合部とを有する段付き継手と、熱可塑性樹脂にて管状に形成されている管状体であって、前記段付き継手の内径と同等な内径である一般部を有し、開口端側の一部が前記一般部よりも内径が大きい被嵌合部とされ、前記嵌合部と嵌合しかつ前記一般部と前記被嵌合部との境にある内側段差に突き当たった状態で前記被嵌合部が前記段付き継手に熱溶着されている管状体と、を備える。
【0007】
第1態様に係る継手構造によれば、段付き継手と管状体との嵌合部分において、管軸方向に段付き継手と管状体とが離れている構成又は段付き継手の内径と管状体の内径とが異なる構成に比べ、管内部が滑らかな面で形成されるので、管内部の圧力損失が低減される。
【0008】
第2態様に係る継手構造は、第1態様に係る継手構造であって、前記段付き継手は、前記基部と前記嵌合部との境に外側段差を有し、前記管状体は、前記基部の外径と同等である外径を有し、前記被嵌合部の端面が前記外側段差に突き当たっている。
【0009】
第2態様に係る継手構造によれば、段付き継手における基部の外径よりも外径が小さい嵌合部と、基部の外径と同等である管状体の被嵌合部とが嵌合しかつ外側段差に突き当たった状態の被嵌合部が段付き継手に熱溶着される。これにより、本継手構造は、段付き継手の基部と管状体との接続部分に段差がなくなるので、継手の嵌合部の内部に管状体が熱溶着される構成に比べ、見栄えがよい。
【0010】
第3態様に係る継手構造は、第1態様又は第2態様の継手構造であって、前記段付き継手は、前記嵌合部の外周に形成され前記被嵌合部の内面に接する拡径部を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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