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公開番号2025093692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209499
出願日2023-12-12
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01R 31/367 20190101AFI20250617BHJP(測定;試験)
要約【課題】二次電池のオフセット誤差を推定することによって、当該二次電池の高精度な状態推定を可能にすること。
【解決手段】蓄電装置に関する情報を処理する情報処理装置であって、複数の前記蓄電装置から送信された、複数の前記蓄電装置の充電又は放電に関する情報である第1情報と、複数の前記蓄電装置のうちの第1蓄電装置の充電又は放電に関する第2情報と、を取得する取得部と、前記第1情報に基づいて前記第2情報を補正し、補正した前記第2情報を第3情報として出力する処理部と、を備える、情報処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置に関する情報を処理する情報処理装置であって、
複数の前記蓄電装置から送信された、複数の前記蓄電装置の充電又は放電に関する情報である第1情報と、複数の前記蓄電装置のうちの第1蓄電装置の充電又は放電に関する第2情報と、を取得する取得部と、
前記第1情報に基づいて前記第2情報を補正し、補正した前記第2情報を第3情報として出力する処理部と、を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1情報は、複数の前記蓄電装置の各々を識別する第1識別情報と紐づけて記憶されるものである、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1情報は、複数の前記蓄電装置の各々との間で電力を授受する電力授受装置と、前記蓄電装置とが接続されてなされた充電又は放電に関する情報であって、複数の前記蓄電装置と前記電力授受装置との間でなされた充電又は放電に関する情報、及び/又は複数の前記電力授受装置と前記蓄電装置との間でなされた充電又は放電に関する情報である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1情報は、前記電力授受装置を識別する第2識別情報と紐づけて記憶されるものである、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1情報と、前記第2情報と、前記第3情報は、前記蓄電装置の充電又は放電に関する物理量に関するデータを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記物理量は電流または電圧である、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記物理量は電流である、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記処理部は、前記第1情報に基づいて、前記第1蓄電装置に固有の補正量に関する情報である補正情報を算出および出力する第1処理部と、
前記補正情報と前記第2情報とに基づいて、前記第3情報を出力する第2処理部と、を備える、
請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1処理部は、前記第1情報に含まれる、複数の前記蓄電装置の各々を識別する第1識別情報および複数の前記蓄電装置の各々との間で電力を授受する電力授受装置を識別する第2識別情報に基づいて、前記第1情報に含まれる複数の前記蓄電装置の充電又は放電に関する物理量の測定値を予測する予測モデルを構築することによって、前記補正情報を算出する、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1処理部は、前記第1情報に含まれる情報のうち、前記第1情報に含まれる複数の前記蓄電装置の充電又は放電に関する物理量が所定条件を満たす情報に基づいて、前記補正情報を算出する、
請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、二次電池の状態の計測に係る誤差を推定する技術が知られている。例えば、特許文献1には、二次電池の電流および電圧に関する時系列データから、充放電に起因する電圧変化が小さいデータをフィルタリングし、フィルタリングしたデータとOCV(open circuit voltage)曲線のパラメータの誤差とを低減することによって、OCV曲線を最適化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-48545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術は、単一の二次電池の状態を計測し、計測したデータから当該二次電池の計測誤差を推定するものである。そのため、従来技術では、ある二次電池について、他の二次電池に比して固有に存在する計測誤差(オフセット誤差)を推定することができない場合があった。その結果、二次電池の状態推定を高精度に実施することができない場合があった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、二次電池のオフセット誤差を推定することによって、当該二次電池の高精度な状態推定を可能にすることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
【0007】
(1):この発明の一態様に係る情報処理装置は、蓄電装置に関する情報を処理する情報処理装置であって、複数の前記蓄電装置から送信された、複数の前記蓄電装置の充電又は放電に関する情報である第1情報と、複数の前記蓄電装置のうちの第1蓄電装置の充電又は放電に関する第2情報と、を取得する取得部と、前記第1情報に基づいて前記第2情報を補正し、補正した前記第2情報を第3情報として出力する処理部と、を備えるものである。
【0008】
(2):上記(1)の態様において、前記第1情報は、複数の前記蓄電装置の各々を識別する第1識別情報と紐づけて記憶されるものである。
【0009】
(3):上記(1)の態様において、前記第1情報は、複数の前記蓄電装置の各々との間で電力を授受する電力授受装置と、前記蓄電装置とが接続されてなされた充電又は放電に関する情報であって、複数の前記蓄電装置と前記電力授受装置との間でなされた充電又は放電に関する情報及び/又は複数の前記電力授受装置と前記蓄電装置との間でなされた充電又は放電に関する情報であるものである。
【0010】
(4):上記(3)の態様において、前記第1情報は、前記電力授受装置を識別する第2識別情報と紐づけて記憶されるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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