特許ウォッチ

公開番号2025093555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209275
出願日2023-12-12
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250617BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技者に快適な遊技環境を提供可能な遊技機を提供する。
【解決手段】計数ユニットと、音量調整ボタンと、を備え、計数ユニットは、遊技価値数を表示可能な遊技価値数表示部と、押下操作が可能な押圧部を備える計数ボタンと、を備え、計数ユニットは、前方から後方に向かって上方に傾斜する斜面を有し、計数ユニットにおける最も上方の点は、音量調整ボタンにおける最も上方の点よりも高い位置となっており、少なくとも遊技価値数表示部は、斜面に設けられ、計数ボタンは、押圧部が計数ボタンの周囲の面よりも突出しないように形成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
計数ユニットと、
音量調整ボタンと、を備え、
前記計数ユニットは、遊技価値数を表示可能な遊技価値数表示部と、押下操作が可能な押圧部を備える計数ボタンと、を備え、
前記計数ユニットは、前方から後方に向かって上方に傾斜する斜面を有し、
前記計数ユニットにおける最も上方の点は、前記音量調整ボタンにおける最も上方の点よりも高い位置となっており、
少なくとも前記遊技価値数表示部は、前記斜面に設けられ、
前記計数ボタンは、前記押圧部が前記計数ボタンの周囲の面よりも突出しないように形成されている、遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
遊技機として、遊技球（遊技価値）が移動する遊技領域や、遊技球を遊技領域に発射する発射装置等を備えた、パチンコ遊技機が知られている。パチンコ遊技機は、遊技領域に設けられた始動口を備え、始動口への遊技球の進入が検出されると、特別図柄抽選が行われる。特別図柄抽選の結果が大当りである場合、遊技状態が特別遊技状態に移行し、特別遊技状態において複数回の特別遊技が実行される。各特別遊技では遊技領域に設けられている大入賞口が開状態に動作し、大入賞口への遊技球の進入に基づいて遊技球が払い出される。
【０００３】
また、この種の遊技機には、遊技価値を外部ユニットに送信する際に操作される計数スイッチを備えているものがある（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－１０８９２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、遊技機では、遊技者に快適な遊技環境を提供することが求められている。
【０００６】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、遊技者に快適な遊技環境を提供可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、
計数ユニット（例えば計数ユニット２１３）と、
音量調整ボタン（例えば音量調整ボタン２８）と、を備え、
前記計数ユニットは、遊技価値数を表示可能な遊技価値数表示部（例えば遊技価値数表示部２１１）と、押下操作が可能な押圧部（例えば押圧部２１２ａ）を備える計数ボタン（例えば計数ボタン２１２）と、を備え、
前記計数ユニットは、前方から後方に向かって上方に傾斜する斜面（例えば斜面２１４ａ）を有し、
前記計数ユニットにおける最も上方の点は、前記音量調整ボタンにおける最も上方の点よりも高い位置となっており、
少なくとも前記遊技価値数表示部は、前記斜面に設けられ、
前記計数ボタンは、前記押圧部が前記計数ボタンの周囲の面よりも突出しないように形成されている。
【０００８】
計数ユニットは、前方から後方に向かって上方に傾斜する斜面を有しており、計数ユニットにおける最も上方の点は、音量調整ボタンにおける最も上方の点よりも高い位置となっている。そして、少なくとも遊技価値数表示部が、前記斜面に設けられている。遊技価値数表示部が起き上がって遊技者側を向いているため、遊技者は覗き込む必要がなく、遊技価値数表示部を見やすい。これにより、遊技者の負担を軽減できる。また、計数ボタンの押圧部がボタンの周囲の面よりも突出していないため、指や物などが押圧部に接触し、意図せず押圧部を押し込んでしまうのを抑制できる。換言すると、誤操作に基づき計数が実行されるのを抑制できる。これにより、遊技者に快適な遊技環境を提供できる。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、遊技者に快適な遊技環境を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の第１の実施の形態に係る遊技機の一例を示すもので、その外観構成を示す斜視図である。
同、遊技機の外観構成を示す正面図である。
同、遊技盤の外観構成を示す正面図である。
同、遊技機の概略的な構成を示すブロック図である。
同、前枠における下側部分を上方から見た図である。
同、図５に示すＡ－Ａ線の概略断面図である。
同、図５に示すＢ－Ｂ線の概略断面図である。
同、図５に示すＣ－Ｃ線の概略断面図である。
本発明の第２の実施の形態に係る遊技機において、計数ボタンを短押しした場合の計数処理（第１計数処理）の流れを説明するためのタイミングチャートである。
同、計数ボタンを長押しした場合の計数処理（第２計数処理）の流れを説明するためのタイミングチャートである。
同、計数ボタンを長押しした場合の計数処理（第２計数処理）の他の流れについて説明するためのタイミングチャートである。
同、計数音および演出音を出力する場合について説明する図である。
同、計数音に係るデータについて説明する図である。
同、演出音の出力中に短押しが実行された場合について説明する図である。
同、演出音の出力中に長押しが実行された場合について説明する図である。
同、計数音に係るデータの種類および計数完了音声に係るデータの種類について説明する図である。
同、各音（音声）が出力される場合における演出音の音量低下について説明する図である。
同、エラー音の出力と、計数音の出力と、演出音の出力と、が重複した場合について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許