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公開番号2025094347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023209819
出願日2023-12-13
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250618BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技の興趣を高めることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】入賞容易状態として、特別遊技の実行後に設定され得る第1入賞容易状態および第3入賞容易状態と、特定結果が得られた場合に設定され得る第2入賞容易状態および第4入賞容易状態と、が設けられており、第1入賞容易状態が設定されている状況下において特定結果のうちの第1特定結果が得られた場合には、第2入賞容易状態へ移行可能であり、第3入賞容易状態が設定されている状況下において特定結果のうちの第2特定結果が得られた場合には、第4入賞容易状態へ移行可能である。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
遊技媒体が移動する遊技領域を備え、遊技者の操作に応じて遊技媒体を前記遊技領域に発射する遊技機であって、
前記遊技領域に設けられた所定領域と、
前記所定領域への遊技媒体の入賞の容易性を変化させることが可能な可動部材と、
遊技の進行を制御する主制御手段と、を備え、
前記主制御手段は、
前記所定領域への遊技媒体の入賞に基づき特別遊技の実行に係る抽選を行う特別抽選手段と、
前記特別遊技の実行を制御する特別遊技制御手段と、
前記可動部材を、前記所定領域への遊技媒体の入賞が困難な第１状態と、前記所定領域への遊技媒体の入賞が容易な第２状態と、の間で動作させる制御を行う可動部材制御手段と、
前記可動部材が前記第２状態となりにくい通常状態と、前記可動部材が前記第２状態となりやすい入賞容易状態と、を含む複数種類の遊技状態について、遊技状態の設定に係る制御を行う状態制御手段と、を備え、
前記抽選の結果には、前記特別遊技の実行に係る第１の結果と、前記特別遊技の実行に係らない第２の結果と、があり、
前記状態制御手段は、前記抽選で前記第１の結果が得られたことに基づく前記特別遊技の実行後、あるいは前記抽選で前記第２の結果のうちの一部である特定結果が得られた後、前記入賞容易状態に係る設定を変更可能であり、
前記入賞容易状態として、前記特別遊技の実行後に設定され得る第１入賞容易状態および第３入賞容易状態と、前記特定結果が得られた場合に設定され得る第２入賞容易状態および第４入賞容易状態と、が設けられており、
前記第１入賞容易状態が設定されている状況下において前記特定結果のうちの第１特定結果が得られた場合には、前記第２入賞容易状態へ移行可能であり、
前記第３入賞容易状態が設定されている状況下において前記特定結果のうちの第２特定結果が得られた場合には、前記第４入賞容易状態へ移行可能である、遊技機。
続きを表示（約 110 文字）【請求項２】
前記第２入賞容易状態が設定されている状況下において前記第１の結果のうちの所定の結果が得られた場合には、前記所定の結果に係る前記特別遊技の実行後、前記第３入賞容易状態へ移行可能である、請求項１に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示（約 2,500 文字）【背景技術】
【０００２】
遊技機として、遊技球（遊技価値）が移動する遊技領域や、遊技球を遊技領域に発射する発射装置等を備えた、パチンコ遊技機が知られている。パチンコ遊技機は、遊技領域に設けられた始動口を備え、始動口への遊技球の進入が検出されると、特別図柄抽選が行われる。特別図柄抽選の結果が大当りである場合、遊技状態が特別遊技状態に移行し、特別遊技状態において複数回の特別遊技が実行される。各特別遊技では遊技領域に設けられている大入賞口が開状態に動作し、大入賞口への遊技球の進入に基づいて遊技球が払い出される。
【０００３】
この種の遊技機には、大当りに当選したときの状態が時短状態である場合と非時短状態である場合とで、異なる時短回数が設定されるものがある（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－１２４２２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、遊技機では、遊技の興趣を高めることが求められている。
【０００６】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、遊技の興趣を高めることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、
遊技媒体が移動する遊技領域（遊技領域４）を備え、遊技者の操作に応じて遊技媒体を前記遊技領域に発射する遊技機であって、
前記遊技領域に設けられた所定領域（第２始動口４９）と、
前記所定領域への遊技媒体の入賞の容易性を変化させることが可能な可動部材（普通役物５４）と、
遊技の進行を制御する主制御手段（主制御基板２００）と、を備え、
前記主制御手段は、
前記所定領域への遊技媒体の入賞に基づき特別遊技の実行に係る抽選を行う特別抽選手段（特別図柄抽選手段２３０）と、
前記特別遊技の実行を制御する特別遊技制御手段（特別遊技実行手段２６０）と、
前記可動部材を、前記所定領域への遊技媒体の入賞が困難な第１状態と、前記所定領域への遊技媒体の入賞が容易な第２状態と、の間で動作させる制御を行う可動部材制御手段（普通役物制御手段２２４）と、
前記可動部材が前記第２状態となりにくい通常状態と、前記可動部材が前記第２状態となりやすい入賞容易状態と、を含む複数種類の遊技状態について、遊技状態の設定に係る制御を行う状態制御手段（遊技状態移行制御手段２５０）と、を備え、
前記抽選の結果には、前記特別遊技の実行に係る第１の結果と、前記特別遊技の実行に係らない第２の結果と、があり、
前記状態制御手段は、前記抽選で前記第１の結果が得られたことに基づく前記特別遊技の実行後、あるいは前記抽選で前記第２の結果のうちの一部である特定結果が得られた後、前記入賞容易状態に係る設定を変更可能であり、
前記入賞容易状態として、前記特別遊技の実行後に設定され得る第１入賞容易状態および第３入賞容易状態と、前記特定結果が得られた場合に設定され得る第２入賞容易状態および第４入賞容易状態と、が設けられており、
前記第１入賞容易状態が設定されている状況下において前記特定結果のうちの第１特定結果が得られた場合には、前記第２入賞容易状態へ移行可能であり、
前記第３入賞容易状態が設定されている状況下において前記特定結果のうちの第２特定結果が得られた場合には、前記第４入賞容易状態へ移行可能である。
【０００８】
入賞容易状態として４つの入賞容易状態を設けており、特別遊技の実行後に移行する入賞容易状態（第１入賞容易状態および第３入賞容易状態）と、抽選で特定の結果が得られた場合に移行する入賞容易状態（第２入賞容易状態および第４入賞容易状態）と、がある。また、後者について、第１入賞容易状態が設定されている状況下において特定結果のうちの第１特定結果が得られた場合には第２入賞容易状態へ移行可能であり、第３入賞容易状態が設定されている状況下において特定結果のうちの第２特定結果が得られた場合には第４入賞容易状態へ移行可能となっている。複数の入賞容易状態が設けられ、それらの間で状態が複雑に遷移するように構成されている。これにより、遊技の興趣を高めることができる。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、遊技の興趣を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の実施の形態に係る遊技機の一例を示すもので、その外観構成を示す斜視図である。
同、遊技機の外観構成を示す正面図である。
同、遊技盤の外観構成を示す正面図である。
同、状態表示部の外観構成を示す正面図である。
同、遊技機の概略的な構成を示すブロック図である。
同、大入賞口について説明する図であり、（ａ）は特定領域通過状態を示し、（ｂ）は非特定領域通過状態を示す。
同、大当り抽選テーブルを示す図である。
同、図柄抽選テーブルを示す図である。
同、演出図柄および保留図柄の表示について説明する図である。
同、遊技状態の状態遷移図である。
同、各当り図柄に当選した場合に、いずれの遊技状態であるかに応じて設定される時短回数が異なることを説明する図である。
同、各遊技状態において、各当り図柄に当選した場合に設定される時短回数（移行する遊技状態）について説明する図である。
同、変形例を示すもので、各遊技状態において、各当り図柄に当選した場合に設定される時短回数（移行する遊技状態）について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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