TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025080899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194265
出願日2023-11-15
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250520BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技の中断を防止することで、遊技の興趣低下を抑制する。
【解決手段】大入賞口開閉遊技後の遊技状態として設定された後、所定の終了条件が成立すると非入賞容易状態に変更される第1入賞容易状態と、第2始動口122への遊技球の入球に基づく図柄決定処理が、非入賞容易状態において実行され、図柄決定処理において第2特定図柄が決定された場合に設定され得る第2入賞容易状態と、第1始動口120bへの遊技球の入球に基づく図柄決定処理が、非入賞容易状態において実行され、図柄決定処理において第1特定図柄が決定された場合に設定され得る第3入賞容易状態と、が設けられる。誘導部材145は、第1入賞容易状態および第3入賞容易状態において、第2通路144bに遊技球を誘導可能であり、第2入賞容易状態において、第1通路144aに遊技球を誘導可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が進入可能な進入領域と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球可能な開状態と、遊技球が入球不可能もしくは前記開状態よりも遊技球の入球が困難な閉状態とに変移可能な可変入賞口と、
前記進入領域への遊技球の進入に基づいて、前記可変入賞口を前記開状態または前記閉状態に制御する開閉制御手段と、
前記可変入賞口に入球した遊技球を第1通路もしくは第2通路に誘導する誘導部材と、
前記第1通路に導かれた遊技球によって開閉制御される第1始動口、および、前記第2通路に導かれた遊技球によって開閉制御される第2始動口を含む、前記遊技領域に設けられた複数の始動口と、
前記始動口への遊技球の入球に基づいて、当たり図柄、前記当たり図柄と異なる第1特定図柄および第2特定図柄を少なくとも含む複数種類の図柄のうちのいずれかを決定する図柄決定処理を実行する図柄決定手段と、
前記当たり図柄が決定されたことに基づいて、前記遊技領域に設けられた大入賞口が開放される大入賞口開閉遊技を実行する大入賞口制御手段と、
前記大入賞口開閉遊技後の遊技状態を設定する遊技状態設定手段と、
を備え、
遊技状態には、
非入賞容易状態と、
前記非入賞容易状態よりも前記可変入賞口に遊技球が入球しやすい入賞容易状態と、
が含まれ、
前記入賞容易状態には、
前記大入賞口開閉遊技後の遊技状態として設定された後、所定の終了条件が成立すると前記非入賞容易状態に変更される第1入賞容易状態と、
前記第2始動口への遊技球の入球に基づく前記図柄決定処理が、前記非入賞容易状態において実行され、該図柄決定処理において前記第2特定図柄が決定された場合に設定され得る第2入賞容易状態と、
前記第1始動口への遊技球の入球に基づく前記図柄決定処理が、前記非入賞容易状態において実行され、該図柄決定処理において前記第1特定図柄が決定された場合に設定され得る第3入賞容易状態と、
が含まれ、
前記誘導部材は、前記第1入賞容易状態および前記第3入賞容易状態において、前記第2通路に遊技球を誘導可能であり、前記第2入賞容易状態において、前記第1通路に遊技球を誘導可能である、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 4,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、有利度合いが異なる複数の遊技状態が設けられ、遊技状態によって遊技球の発射位置が異なる遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、第1始動口と第2始動口とが設けられ、有利な遊技状態では第2始動口に遊技球を入球させる遊技性を備えた遊技機が開示されている。そして、有利な遊技状態の終了時に記憶されている所謂特2残保留によって、以後に設定される遊技状態が抽選で決定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-146077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、保留の種別と、当選時の遊技状態との組み合わせによって以後の遊技状態が決定されることで、さまざまな遊技性が実現可能である。しかしながら、遊技機の仕様によっては、遊技状態が分岐するタイミングにおいて、遊技球の発射位置を変更する必要があり、遊技が中断するおそれがある。また、遊技状態が分岐するタイミングで保留が記憶されていない場合にも、遊技が中断してしまう。このように、以後の遊技状態が決定されるタイミングで遊技が中断すると、遊技の興趣が低下するという課題がある。
【0005】
本発明は、遊技の中断を防止することで、遊技の興趣低下を抑制することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が進入可能な進入領域と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球可能な開状態と、遊技球が入球不可能もしくは前記開状態よりも遊技球の入球が困難な閉状態とに変移可能な可変入賞口と、
前記進入領域への遊技球の進入に基づいて、前記可変入賞口を前記開状態または前記閉状態に制御する開閉制御手段と、
前記可変入賞口に入球した遊技球を第1通路もしくは第2通路に誘導する誘導部材と、
前記第1通路に導かれた遊技球によって開閉制御される第1始動口、および、前記第2通路に導かれた遊技球によって開閉制御される第2始動口を含む、前記遊技領域に設けられた複数の始動口と、
前記始動口への遊技球の入球に基づいて、当たり図柄、前記当たり図柄と異なる第1特定図柄および第2特定図柄を少なくとも含む複数種類の図柄のうちのいずれかを決定する図柄決定処理を実行する図柄決定手段と、
前記当たり図柄が決定されたことに基づいて、前記遊技領域に設けられた大入賞口が開放される大入賞口開閉遊技を実行する大入賞口制御手段と、
前記大入賞口開閉遊技後の遊技状態を設定する遊技状態設定手段と、
を備え、
遊技状態には、
非入賞容易状態と、
前記非入賞容易状態よりも前記可変入賞口に遊技球が入球しやすい入賞容易状態と、
が含まれ、
前記入賞容易状態には、
前記大入賞口開閉遊技後の遊技状態として設定された後、所定の終了条件が成立すると前記非入賞容易状態に変更される第1入賞容易状態と、
前記第2始動口への遊技球の入球に基づく前記図柄決定処理が、前記非入賞容易状態において実行され、該図柄決定処理において前記第2特定図柄が決定された場合に設定され得る第2入賞容易状態と、
前記第1始動口への遊技球の入球に基づく前記図柄決定処理が、前記非入賞容易状態において実行され、該図柄決定処理において前記第1特定図柄が決定された場合に設定され得る第3入賞容易状態と、
が含まれ、
前記誘導部材は、前記第1入賞容易状態および前記第3入賞容易状態において、前記第2通路に遊技球を誘導可能であり、前記第2入賞容易状態において、前記第1通路に遊技球を誘導可能である、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遊技の中断を防止することで、遊技の興趣低下を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る扉が開放された状態を示す遊技機の斜視図である。
本実施形態に係る遊技機の正面図である。
第2遊技領域の部分拡大図である。
大入賞口の内部構成を説明する図である。
第1非電入賞装置および第2非電入賞装置を説明する図である。
第1非電入賞装置の動作を説明する第1の図である。
第1非電入賞装置の動作を説明する第2の図である。
第2非電入賞装置の動作を説明する第1の図である。
第2非電入賞装置の動作を説明する第2の図である。
第2非電入賞装置の動作を説明する第3の図である。
本実施形態に係る遊技機のブロック図である。
本実施形態に係るメインCPUが用いるメモリ領域のアドレスマップである。
本実施形態に係る低確時大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
本実施形態に係る高確時大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
本実施形態に係る当たり図柄乱数判定テーブルを説明する図である。
本実施形態に係るリーチグループ決定乱数判定テーブルを説明する図である。
本実施形態に係るリーチモード決定乱数判定テーブルを説明する図である。
本実施形態に係る変動パターン乱数判定テーブルを説明する図である。
本実施形態に係る変動時間決定テーブルを説明する図である。
本実施形態に係る特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する図である。
大入賞口の開閉態様および可動部材による確変領域の開閉態様を説明する図である。
本実施形態に係る遊技状態を設定するための遊技状態設定テーブルを説明する図である。
本実施形態に係る普図当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
(a)は本実施形態に係る普通図柄変動時間データテーブルを説明する図であり、(b)は本実施形態に係る開閉制御パターンテーブルを説明する図である。
誘導部材および普通電動入賞口の制御タイミングを説明する図である。
本実施形態に係る遊技フローを説明する図である。
本実施形態に係る遊技機状態フラグを説明する図である。
本実施形態に係る主制御基板におけるCPU初期化処理を説明する第1のフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板におけるCPU初期化処理を説明する第2のフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板におけるサブコマンド群セット処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における電源断時退避処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における設定関連処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板におけるスイッチ管理処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板におけるゲート通過処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における第1始動口通過処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における第2始動口通過処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における特別図柄乱数取得処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における取得時演出判定処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における確変領域通過処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る特別遊技管理フェーズを説明する図である。
本実施形態に係る主制御基板における特別遊技管理処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における特別図柄当たり判定処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動番号決定処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における特別図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における変動状態更新処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における大入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における大入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における大入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における大入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における大入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における状態設定処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る普通遊技管理フェーズを説明する図である。
本実施形態に係る主制御基板における普通遊技管理処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における普通図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における普通図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における普通図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
本実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
本発明の実施例の理解を容易にするため、本実施形態に係る遊技機の機械的構成、電気的構成、および、各基板における具体的な処理を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
2か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
5日前
株式会社平和
遊技機
1か月前
株式会社平和
遊技機
6日前
株式会社平和
遊技機
6日前
株式会社平和
遊技機
6日前
株式会社平和
遊技機
7日前
株式会社平和
遊技機
7日前
株式会社平和
遊技機
7日前
株式会社平和
遊技機
7日前
株式会社平和
遊技機
11日前
株式会社平和
遊技機
18日前
株式会社平和
遊技機
18日前
株式会社平和
遊技機
18日前
株式会社平和
遊技機
25日前
続きを見る