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公開番号2025093513
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209212
出願日2023-12-12
発明の名称通信システム、サーバ装置、端末装置及び方法
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類H04L 67/51 20220101AFI20250617BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信デバイスが提供する機能を容易に実行することが可能な通信システム、サーバ装置、端末装置及び方法を提供することにある。
【解決手段】実施形態によれば、サーバ装置とサーバ装置とネットワークを介して接続される端末装置とを備える通信システムが提供される。サーバ装置は、端末装置がエッジデバイスに備えられるコントローラに接続された通信デバイスを発見した場合に、当該通信デバイスが提供する機能に関するデバイス機能情報を端末装置に提供する提供手段を含む。端末装置は、提供されたデバイス機能情報に基づいて、通信デバイスが提供する機能の実行を当該通信デバイスに対して要求する要求手段を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
サーバ装置と前記サーバ装置とネットワークを介して接続される端末装置とを備える通信システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記端末装置がエッジデバイスに備えられるコントローラに接続された通信デバイスを発見した場合に、当該通信デバイスが提供する機能に関するデバイス機能情報を前記端末装置に提供する提供手段を含み、
前記端末装置は、前記提供されたデバイス機能情報に基づいて、前記通信デバイスが提供する機能の実行を当該通信デバイスに対して要求する要求手段を含む
通信システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記端末装置は、前記発見された通信デバイスが提供する機能に対する問い合わせを行う問い合わせ手段を更に含み、
前記提供手段は、前記問い合わせに対する応答として、前記デバイス機能情報を前記端末装置に提供する
請求項１記載の通信システム。
【請求項３】
前記サーバ装置は、前記通信デバイスが提供する機能を実行することが可能なユーザを示すユーザ情報を格納する格納手段を更に含み、
前記提供手段は、前記問い合わせが行われた場合に、前記格納手段に格納されているユーザ情報に基づいて、前記端末装置を使用するユーザが前記発見された通信デバイスが提供する機能を実行することが可能なユーザであるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて前記デバイス機能情報の提供を許可または拒否する
請求項２記載の通信システム。
【請求項４】
前記デバイス機能情報は、前記通信デバイスが提供する機能またはＡＰＩ（Application Programming Interface）を実行するために用いられる情報を含む請求項１～３のいずれか一項に記載の通信システム。
【請求項５】
前記サーバ装置は、
前記コントローラが前記通信デバイスに接続される際に、前記通信デバイスに固有の第１固有情報及び前記コントローラに固有の第２固有情報を受信する第１受信手段と、
前記受信された第１及び第２固有情報に基づいて、前記コントローラに前記通信デバイスを接続することができるかを判定する判定手段と
を含み、
前記第１固有情報は、前記デバイス機能情報を含み、
前記提供手段は、前記コントローラに前記通信デバイスを接続することができると判定された場合に、前記第１固有情報に含まれるデバイス機能情報を前記端末装置に提供する
請求項１記載の通信システム。
【請求項６】
前記コントローラは、
前記判定結果を含む接続可否情報を、前記通信デバイスを介して前記サーバ装置から受信する第２受信手段と、
前記受信された接続可否情報に基づいて、前記通信デバイスの接続を拒否する制御手段と
を含む
請求項５記載の通信システム。
【請求項７】
前記コントローラは、前記通信デバイスに給電を行うように構成されており、
前記制御手段は、前記通信デバイスの接続を拒否する場合、前記通信デバイスへの給電を停止する
請求項６記載の通信システム。
【請求項８】
前記サーバ装置は、前記コントローラに前記通信デバイスを接続することができると判定された場合に、当該通信デバイスに設定すべき情報を、当該通信デバイスに通知する通知手段を更に含む請求項７記載の通信システム。
【請求項９】
前記通信デバイスは、前記端末装置が当該通信デバイスを発見した場合に、前記通知された情報に基づいて前記端末装置に対して広告を行う広告手段を含む請求項８記載の通信システム。
【請求項１０】
前記提供手段は、前記広告に基づいて行われた前記端末装置からの問い合わせに対する応答として前記デバイス機能情報を前記端末装置に提供する請求項９記載の通信システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、通信システム、サーバ装置、端末装置及び方法に関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
ＩｏＴ（Internet Of Things）と称される技術においてはエッジデバイス（エッジ端末）をネットワークに接続する必要があるが、このエッジデバイスがＩｏＴサーバやクラウドとの通信機能を有しない場合には、当該エッジデバイスに搭載されるコントローラ（ホストコントローラ）と通信デバイスとを接続することによって、当該エッジデバイスをネットワークに接続することができる。
【０００３】
ところで、例えば上記したエッジデバイスまたは通信デバイス等を制御するために、ユーザ端末（端末装置）を用いて当該通信デバイスが提供する機能を実行することが考えられる。
【０００４】
しかしながら、ユーザ端末を用いて通信デバイスが提供する機能を実行するためには煩雑な設定作業が必要な場合があり、当該機能を容易に実行する仕組みが望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特許第７１００９１６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、通信デバイスが提供する機能を容易に実行することが可能な通信システム、サーバ装置、端末装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
実施形態によれば、サーバ装置と前記サーバ装置とネットワークを介して接続される端末装置とを備える通信システムが提供される。前記サーバ装置は、前記端末装置がエッジデバイスに備えられるコントローラに接続された通信デバイスを発見した場合に、当該通信デバイスが提供する機能に関するデバイス機能情報を前記端末装置に提供する提供手段を含む。前記端末装置は、前記提供されたデバイス機能情報に基づいて、前記通信デバイスが提供する機能の実行を当該通信デバイスに対して要求する要求手段を含む。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態に係る通信システムのシステム構成の一例を示す図。
ホストコントローラの機能構成の一例を示す図。
通信デバイスの機能構成の一例を示す図。
第１ユーザ端末の機能構成の一例を示す図。
サーバ装置の機能構成の一例を示す図。
第２ユーザ端末の機能構成の一例を示す図。
ホストコントローラのハードウェア構成の一例を示す図。
通信システムの具体的な態様の一例を示す図。
照明器具の具体的を示す図。
接続処理の処理手順の一例を示すシーケンスチャート。
判定情報のデータ構造の一例を示す図。
デバイス情報のデータ構造の一例を示す図。
デバイス機能実行処理の処理手順の一例を示すシーケンスチャート。
ユーザ情報のデータ構造の一例を示す。
ユーザ情報のデータ構造の他の例を示す図。
デバイス機能情報のデータ構造の一例を示す図。
広告画面の具体例について説明するための図。
広告画面の具体例について説明するための図。
広告画面の具体例について説明するための図。
広告画面の具体例について説明するための図。
広告画面の具体例について説明するための図。
広告画面の具体例について説明するための図。
広告画面の具体例について説明するための図。
広告画面の具体例について説明するための図。
広告画面の具体例について説明するための図。
通信デバイスの機能構成の他の例を示す図。
ホストコントローラの機能構成の他の例を示す図。
通信デバイスと第１ユーザ端末との間でペアリング処理を予め実行しておく場合の通信システムの処理手順の一例を示すシーケンスチャート。
給電用治具の一例を示す図。
ホストコントローラとは別個の給電基板が用意されているエッジデバイスの構成について説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
図１は、本実施形態に係る通信システムのシステム構成の一例を示す。図１に示すように、通信システム１は、ホストコントローラ１０、通信デバイス２０、第１ユーザ端末３０、サーバ装置４０及び第２ユーザ端末５０を備える。
【００１０】
本実施形態においてはＩｏＴと称される技術においてエッジデバイスが用いられる場合を想定しており、ホストコントローラ１０は、当該エッジデバイスに搭載され、当該エッジデバイスの動作を制御するように構成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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