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公開番号2025088566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203343
出願日2023-11-30
発明の名称通信装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250604BHJP(電気通信技術)
要約【課題】承認操作の入力を省略して、外部端末から受信した機能実行要求により要求された機能を実行することが可能となる技術を提供する。
【解決手段】CPU52は、携帯端末10から製品・サーバ連携開始指示を受信する受信処理と、製品・サーバ連携開始指示により要求された製品・サーバ連携処理を実行することを承認するための「はい」ボタン120Aを押すことを促す物理認証画面120をLCD58に表示させる表示処理と、入力I/F60から「はい」ボタン120Aを押すことを受け付ける受付処理と、物理認証画面120の表示の開始後、「はい」ボタン120Aを押すことを受け付けたことに応じて、製品・サーバ連携処理を実行する機能実行処理と、を実行し、CPU52はさらに、携帯端末10から受信した管理者パスワードに基づく認証が成功した場合、表示処理及び受付処理を省略して、製品・サーバ連携処理を実行する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
通信インタフェースと、
報知部と、
入力デバイスと、
コントローラと、を備えた通信装置であって、
前記コントローラは、
前記通信インタフェースを介して外部端末から機能実行要求を受信する受信処理と、
前記機能実行要求により要求された機能を実行することを承認するための承認操作を、前記入力デバイスから入力するように促す報知を前記報知部に報知させる報知処理と、
前記入力デバイスから入力された前記承認操作を受け付ける受付処理と、
前記報知の開始後、前記受付処理において前記承認操作を受け付けたことに応じて、前記機能実行要求により要求された機能を実行する機能実行処理と、
を実行し、
前記コントローラはさらに、
前記通信インタフェースを介して前記外部端末から受信した認証情報に基づく認証が成功した場合、前記報知処理及び前記受付処理を省略して、前記機能実行要求により要求された機能を実行する、
通信装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記通信インタフェースを介して前記外部端末から受信した認証情報に基づく認証が失敗した場合、前記報知処理及び前記機能実行処理を実行する、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記コントローラはさらに、
前記通信インタフェースを介して前記外部端末から前記通信装置が前記報知処理及び前記受付処理を省略する省略機能を有しているか否かの問い合わせを受信する受信処理と、
前記問い合わせに対して、前記通信装置が前記省略機能を有しているか否かを返信する返信処理と、
を実行する、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記認証情報を記憶するメモリ、をさらに備え、
前記コントローラは、
前記メモリに記憶されている前記認証情報が初期値である場合、前記返信処理において、前記通信装置が前記省略機能を有していないことを返信する、
請求項3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記認証情報を記憶するメモリ、をさらに備え、
前記コントローラは、
前記メモリに記憶されている前記認証情報が初期値である状態で、前記外部端末から前記認証情報を受信した場合、前記報知処理を実行する、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記外部端末から前記認証情報を受信せずに機能実行要求を受信した場合、前記報知処理を実行する、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記機能実行要求は、前記通信インタフェースを介して前記通信装置の識別情報をサーバに記憶させる処理の実行要求である、
請求項1~6のいずれか1項に記載の通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、承認操作の入力を省略して、外部端末から受信した機能実行要求により要求された機能を実行する通信装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1の外部装置から第1の機能実行要求が受信される場合に、第1の承認画面を表示し、第2の外部装置から第2の機能実行要求が受信される場合に、第2の承認画面を表示部に表示させる機能実行装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-164050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の機能実行装置では、外部装置から機能実行要求が受信される度に承認画面が表示部に表示されるので、外部装置を利用しているユーザは毎度承認操作が必要となり、作業が繁雑になる。
【0005】
本願は、承認操作の入力を省略して、外部端末から受信した機能実行要求により要求された機能を実行することが可能となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の通信装置は、通信インタフェースと、報知部と、入力デバイスと、コントローラと、を備えた通信装置であって、コントローラは、通信インタフェースを介して外部端末から機能実行要求を受信する受信処理と、機能実行要求により要求された機能を実行することを承認するための承認操作を、入力デバイスから入力するように促す報知を報知部に報知させる報知処理と、入力デバイスから入力された承認操作を受け付ける受付処理と、報知の開始後、受付処理において承認操作を受け付けたことに応じて、機能実行要求により要求された機能を実行する機能実行処理と、を実行し、コントローラはさらに、通信インタフェースを介して外部端末から受信した認証情報に基づく認証が成功した場合、報知処理及び受付処理を省略して、機能実行要求により要求された機能を実行する。
【0007】
このように、本願の通信装置では、外部端末を利用しているユーザによる承認操作が不要となり、ユーザの作業負担が軽減される。
【0008】
また、コントローラは、通信インタフェースを介して外部端末から受信した認証情報に基づく認証が失敗した場合、報知処理及び機能実行処理を実行する。これにより、認証が失敗した場合に承認操作を促すため、機能実行前のユーザの承認を確実に受け付けることが可能となる。
【0009】
また、コントローラはさらに、通信インタフェースを介して外部端末から通信装置が報知処理及び受付処理を省略する省略機能を有しているか否かの問い合わせを受信する受信処理と、問い合わせに対して、通信装置が省略機能を有しているか否かを返信する返信処理と、を実行する。これにより、通信装置が省略機能の有無を返信するので、外部端末は返信に応じた処理(例えば、認証情報を伴う機能実行要求を送信すべきか否かを判断する)ことができる。
【0010】
また、本願の通信装置は、認証情報を記憶するメモリ、をさらに備え、コントローラは、メモリに記憶されている認証情報が初期値である場合、返信処理において、通信装置が省略機能を有していないことを返信する。
(【0011】以降は省略されています)

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