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公開番号
2025093461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209129
出願日
2023-12-12
発明の名称
内壁設置方法
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
E04B
1/348 20060101AFI20250617BHJP(建築物)
要約
【課題】石膏ボード同士が干渉し合うことを回避し、施工上の問題が生じることを回避することができる内壁設置方法を提供する。
【解決手段】建物ユニット1の室内側に内壁を設置する内壁設置方法は、第1側面110aと、第1側面110aと交差する第2側面110bと、第1側面110aと第2側面110bとにより平面視L字状に形成された室内側に突出する隅部110Pとを有する取付部100のうち、第1側面110aに対して第1面材62を有する第1内壁パネル60を接触するように取り付ける第1取付工程と、第1内壁パネル60が取り付けられた取付部100を、建物ユニット1を構成する柱2に取り付ける第2取付工程と、第2面材72を有する第2内壁パネル70を、第2側面110bに接触するように取付部100に取り付ける第3取付工程とを備え、第1面材62と第2面材72とは、隅部110Pを介して交差した状態で取り付けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
建物ユニットの室内側に内壁を設置する内壁設置方法であって、
第1側面と、前記第1側面と交差する第2側面と、前記第1側面と前記第2側面とにより平面視L字状に形成された室内側に突出する隅部とを有する取付部のうち、前記第1側面に対して第1面材を有する第1内壁パネルを接触するように取り付ける第1取付工程と、
前記第1内壁パネルが取り付けられた前記取付部を、前記建物ユニットを構成する柱に取り付ける第2取付工程と、
第2面材を有する第2内壁パネルを、前記第2側面に接触するように前記取付部に取り付ける第3取付工程と、を備え、
前記第1面材と前記第2面材とは、前記隅部を介して交差した状態で取り付けられていることを特徴とする内壁設置方法。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記取付部は、第1内壁パネルが延びる方向と交差する方向に突出する突出部を有し、
前記第3取付工程では、前記第2内壁パネルを前記突出部のうち室内側の側面に当接した状態で前記取付部に取り付けることを特徴とする請求項1に記載の内壁設置方法。
【請求項3】
前記第1面材の角部と前記第2面材の角部は、前記隅部において線接触した状態で配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内壁設置方法。
【請求項4】
前記突出部は、12mm以上の厚みを有する板状に形成された部分であることを特徴とする請求項2に記載の内壁設置方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内壁設置方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ユニット建物において、ユニット建物の居室を形成する建物ユニット1の室内における柱が配置されるコーナー部分(入隅部)には、直交する一対の内壁が配置される。また、ユニット建物の耐火性能を向上させるために、内壁を石膏ボードのような不燃性材料からなる部材により覆うことが行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、壁同士が交差する交差部を有する鋼製間仕切り壁の構造が開示されている。鋼製間仕切り壁は、ウェブおよびフランジからなる溝型状の鋼製ランナーと、鋼製ランナー間に立設される角筒状の鋼製間柱と、各鋼製間柱の両側面および鋼製ランナーの両側のフランジを覆う複数の石膏ボードと、各石膏ボードを鋼製間柱にそれぞれ固定するビスや釘等とによって構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-156404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の構成によれば、住宅の居室空間を区画する間仕切りとして適用される鋼製間仕切り壁の内側において、交差する一対の石膏ボードが配置され、この一対の石膏ボードのうち、一方が他方に対して突き当てて配置されている。しかしながら、このように一対の石膏ボードが、いわゆる勝ち負けができた状態で配置されている場合には、一方の石膏ボードを他方の石膏ボードに対して取り付けるあるいは取り外す際、石膏ボード同士が干渉し合うことによりスムーズな取り付けあるいは除去ができないという不都合が生じていた。
【0006】
そこで、本発明は、石膏ボード同士が干渉し合うことを回避し、施工上の問題が生じることを回避することができる内壁設置方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題に対して、本発明は、建物ユニットの室内側に内壁を設置する内壁設置方法であって、第1側面と、前記第1側面と交差する第2側面と、前記第1側面と前記第2側面とにより平面視L字状に形成された室内側に突出する隅部とを有する取付部のうち、前記第1側面に対して第1面材を有する第1内壁パネルを接触するように取り付ける第1取付工程と、前記第1内壁パネルが取り付けられた前記取付部を、前記建物ユニットを構成する柱に取り付ける第2取付工程と、第2面材を有する第2内壁パネルを、前記第2側面に接触するように前記取付部に取り付ける第3取付工程と、を備え、前記第1面材と前記第2面材とは、前記隅部を介して交差した状態で取り付けられていることを特徴とする。
【0008】
ここで、前記取付部は、第1内壁パネルが延びる方向と交差する方向に突出する突出部を有し、前記第3取付工程では、前記第2内壁パネルを前記突出部のうち室内側の側面に当接した状態で前記取付部に取り付けることが望ましい。
【0009】
また、前記第1面材の角部と前記第2面材の角部は、前記隅部において線接触した状態で配置されていることが望ましい。更に、前記突出部は、12mm以上の厚みを有する板状に形成された部分であることが望ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の建物ユニットの室内側に内壁を設置する内壁設置方法は、取付部のうち、第1側面に対して第1面材を有する第1内壁パネルを接触するように取り付ける第1取付工程と、第1内壁パネルが取り付けられた取付部を、建物ユニットを構成する柱に取り付ける第2取付工程と、第2面材を有する第2内壁パネルを、第2側面に接触するように取付部に取り付ける第3取付工程と、を備え、第1面材と第2面材とは、隅部を介して交差した状態で取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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