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公開番号
2025093199
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208793
出願日
2023-12-11
発明の名称
偏心揺動型減速装置、波動減速装置
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16H
1/32 20060101AFI20250616BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】本発明は、従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的のひとつは、モータ軸との連結構造を改善可能な偏心揺動型減速装置を提供することにある。
【解決手段】偏心揺動型減速装置100は、偏心体軸である入力軸20と、入力軸20と連結される継軸5と、を備える偏心揺動型減速装置であって、継軸5は、モータ軸12が連結される連結孔52を有し、継軸5の連結孔52を環囲する環囲部51の外径が、入力軸20のモータ側の軸端部18の外径よりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
偏心体軸である入力軸と、前記入力軸と連結される継軸と、を備える偏心揺動型減速装置であって、
前記継軸は、モータ軸が連結される連結孔を有し、
前記継軸の前記連結孔を環囲する環囲部の外径が、前記入力軸のモータ側の軸端部の外径よりも大きい偏心揺動型減速装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
起振体軸である入力軸と、前記入力軸と連結される継軸と、を備える波動減速装置であって、
前記継軸は、モータ軸が連結される連結孔を有し、
前記継軸の前記連結孔を環囲する環囲部の外径が、前記入力軸のモータ側の軸端部の外径よりも大きい波動減速装置。
【請求項3】
前記入力軸は、モータ側の端部から軸方向に凹む中空部を有し、
前記継軸は、前記中空部とインロー嵌合する凸部を有する、請求項1に記載の偏心揺動型減速装置。
【請求項4】
前記継軸は、シール部材が配置されるシール配置部を有し、
前記シール配置部の外径は前記入力軸の外径よりも大きい、請求項1に記載の偏心揺動型減速装置。
【請求項5】
前記入力軸を環囲し、内歯歯車の内歯に対して径方向内側に位置する入力軸環囲部材を有し、
前記継軸の前記シール配置部よりも反モータ側にある部分が前記入力軸環囲部材と径方向に見て重なる、請求項4に記載の偏心揺動型減速装置。
【請求項6】
前記入力軸を反モータ側で支持する第1軸受と、前記第1軸受よりもモータ側で支持する第2軸受を有し、
前記入力軸は、前記第1軸受から反モータ側に突出する突出軸部を有する、請求項1に記載の偏心揺動型減速装置。
【請求項7】
前記突出軸部の外径は、当該突出軸部からモータ側に連続する部分の外径よりも小さい、請求項6に記載の偏心揺動型減速装置。
【請求項8】
前記入力軸と前記継軸とを軸方向に連結するボルトを有し、
前記ボルトの頭部の外周面と前記連結孔の内周面との間に隙間が設けられる、請求項1に記載の偏心揺動型減速装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、偏心揺動型減速装置および波動減速装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
モータ軸との連結構造を有する減速装置が知られている。本出願人は、特許文献1において、モータ軸との連結構造を有する減速装置に関する技術を開示している。この減速装置は、中空部を有する入力軸と、この中空部に挿入されるモータ軸と、入力軸の中空部の外側に配置されるクランプ締結具とを有する。クランプ締結具は、入力軸とモータ軸とを摩擦力によって締結する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-199126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者は、偏心揺動型減速装置について、次の新たな認識を得た。モータ軸から連結構造を介して入力される回転を減速する減速装置には、さらなる小型化が求められている。しかし、減速装置の小型化に伴い、その入力軸に形成できる中空部の径も小さくなる。一方、入力軸に連結されるモータ軸の径はモータの性能に応じて決定されるため、モータ軸が大きくなってしまう場合がある。この場合、減速装置と組合せ可能なモータ軸の範囲が狭くなる。特許文献1は、組合せ可能なモータ軸の範囲を広げるという観点からは十分な開示がなされていない。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、モータ軸との連結構造を改善可能な偏心揺動型減速装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の偏心揺動型減速装置は、偏心体軸である入力軸と、入力軸と連結される継軸と、を備える偏心揺動型減速装置であって、継軸は、モータ軸が連結される連結孔を有する。継軸の連結孔を環囲する環囲部の外径が、入力軸のモータ側の軸端部の外径よりも大きい。
【0007】
本発明の別の態様は波動減速装置である。この装置は、起振体軸である入力軸と、入力軸と連結される継軸と、を備える波動減速装置であって、継軸は、モータ軸が連結される連結孔を有する。継軸の連結孔を環囲する環囲部の外径が、入力軸のモータ側の軸端部の外径よりも大きい。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、モータ軸との連結構造を改善可能な偏心揺動型減速装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る偏心揺動型減速装置を示す側面視の断面図である。
図1の偏心揺動型減速装置の継軸を示す断面図である。
図1の連結機構のクランプリングを示す正面図である。
図1の連結機構のアダプタリングを示す側面視の断面図である。
図1の偏心揺動型減速装置の入力軸を示す側面図である。
図1の偏心揺動型減速装置に別のモータが連結された状態を示す断面図である。
第2実施形態に係る波動減速装置を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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