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公開番号2025093142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208696
出願日2023-12-11
発明の名称包装システム
出願人株式会社不二鉄工所
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B65B 25/14 20060101AFI20250616BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】菊折りの仕上がりの改善を図ることが可能な包装システムを提供する。
【解決手段】包装システム100は、包装材150の耳部152を菊折りする菊折装置2と、耳部152の菊折りを補助するための菊折補助装置1とを備える。包装材150は、円筒状の巻取ロール160の外周面を覆う外周面包装部151と、巻取ロール160の端面に対して突出する耳部152とを有し、外周面包装部151および耳部152が円筒状に形成されている。菊折補助装置1は、菊折装置2による菊折りが行われる前に、耳部152に複数の折り目を形成するように構成されている。複数の折り目は、周方向に間隔を隔てて配置され、巻取ロール160の軸方向に延びるように形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
包装材の耳部を菊折りする菊折装置と、
前記耳部の菊折りを補助するための菊折補助装置とを備え、
前記包装材は、円柱状または円筒状の被包装物品の外周面を覆う外周面包装部と、前記被包装物品の端面に対して突出する前記耳部とを有し、前記外周面包装部および前記耳部が円筒状に形成され、
前記菊折補助装置は、前記菊折装置による菊折りが行われる前に、前記耳部に複数の折り目を形成するように構成され、
前記複数の折り目は、周方向に間隔を隔てて配置され、前記被包装物品の軸方向に延びるように形成されることを特徴とする包装システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の包装システムにおいて、
前記菊折補助装置は、周方向に間隔を隔てて配置された複数の折り目形成部を含み、
前記折り目形成部は、前記軸方向に延びる受け部と、前記受け部に回動可能に設けられた押付部とを有し、
前記受け部は、隙間を有し、前記耳部を径方向内側から支持するように構成され、
前記押付部は、回動されることによって前記受け部の隙間に対して進退するように構成され、
前記受け部と前記押付部との間に前記耳部が挟み込まれることにより、前記耳部に前記折り目が形成されるように構成されていることを特徴とする包装システム。
【請求項3】
請求項2に記載の包装システムにおいて、
前記菊折補助装置は、前記複数の折り目形成部を移動させる第1移動機構を含み、
前記第1移動機構は、回転可能に設けられた第1プレートおよび第2プレートを有し、
前記第1プレートには、径方向に延びる直線孔が周方向に間隔を隔てて複数形成され、前記第2プレートには、弧状に湾曲された湾曲孔が周方向に間隔を隔てて複数形成され、前記複数の折り目形成部の受け部は、それぞれ、対応する直線孔および湾曲孔と嵌合されており、
前記第1プレートが回転されることにより、前記複数の折り目形成部の受け部が回転されるとともに、前記第2プレートが前記第1プレートに対して回動されることにより、前記複数の折り目形成部の受け部がそれぞれ直線孔に沿って径方向に移動されるように構成されていることを特徴とする包装システム。
【請求項4】
請求項3に記載の包装システムにおいて、
前記菊折補助装置は、前記複数の折り目形成部を作動させる作動機構を含み、
前記作動機構は、前記第1プレートとともに回転するように設けられた第3プレートを有し、
前記第3プレートは、前記押付部と係合され、前記軸方向に移動可能に構成され、
前記第3プレートが前記第1プレートに対して近い側に位置する場合に、前記押付部が径方向外側を向くとともに、前記第3プレートが前記第1プレートに対して遠い側に位置する場合に、前記押付部が前記軸方向を向いて前記受け部の隙間に配置されるように構成されていることを特徴とする包装システム。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1つに記載の包装システムにおいて、
前記菊折装置は、周方向に間隔を隔てて配置された複数の折込部を含み、
前記被包装物品の端面付近で前記複数の折込部が径方向内側に移動されることにより、前記耳部が前記被包装物品の端面側に折り込まれながら、隣接する折込部の間に折りひだが形成され、前記複数の折込部が回転されることにより、前記折りひだが前記被包装物品の端面側に倒されるように構成されていることを特徴とする包装システム。
【請求項6】
請求項5に記載の包装システムにおいて、
前記菊折装置は、前記複数の折込部を移動させる第2移動機構を含み、
前記第2移動機構は、回転可能に設けられた第4プレートおよび第5プレートを有し、
前記第4プレートには、径方向に延びる直線孔が周方向に間隔を隔てて複数形成され、前記第5プレートには、弧状に湾曲された湾曲孔が周方向に間隔を隔てて複数形成され、前記複数の折込部は、それぞれ、対応する直線孔および湾曲孔と嵌合されており、
前記第4プレートが回転されることにより、前記複数の折込部が回転されるとともに、前記第5プレートが前記第4プレートに対して回動されることにより、前記複数の折込部がそれぞれ直線孔に沿って径方向に移動されるように構成されていることを特徴とする包装システム。
【請求項7】
請求項6に記載の包装システムにおいて、
前記折込部は、前記耳部の折り目を押し込むように構成されていることを特徴とする包装システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、包装材の耳部を菊折りする菊折装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。包装材は、円筒状の被包装物品の外周面を覆う外周面包装部と、被包装物品の端面に対して突出する耳部とを有し、外周面包装部および耳部が円筒状に形成されている。
【0003】
特許文献1の菊折装置は、回転可能な回転台と、回転台に設けられたアームと、アームの先端に設けられた折込部とを含んでいる。アームおよび折込部は、回転台の周方向に間隔を隔てて複数配置されている。折込部は、アームおよび回転台によって移動されるように構成されている。
【0004】
そして、アームによって折込部が被包装物品の端面に近づきつつ径方向内側に移動されることにより、耳部が被包装物品の端面側に折り込まれながら、隣接する折込部の間に折りひだが形成される。その後、回転台によって折込部が回転されることにより、折りひだが被包装物品の端面側に倒される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
登録実用新案第3182366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、包装材が薄い場合や、被包装物品の直径が大きい場合には、耳部が垂れ下がりやすくなり、その状態で菊折りが行われると、仕上がりが悪化するおそれがある。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、菊折りの仕上がりの改善を図ることが可能な包装システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による包装システムは、包装材の耳部を菊折りする菊折装置と、耳部の菊折りを補助するための菊折補助装置とを備える。包装材は、円柱状または円筒状の被包装物品の外周面を覆う外周面包装部と、被包装物品の端面に対して突出する耳部とを有し、外周面包装部および耳部が円筒状に形成されている。菊折補助装置は、菊折装置による菊折りが行われる前に、耳部に複数の折り目を形成するように構成されている。複数の折り目は、周方向に間隔を隔てて配置され、被包装物品の軸方向に延びるように形成される。
【0009】
このように構成することによって、複数の折り目により、耳部が垂れ下がりにくくすることができる。
【0010】
上記包装システムにおいて、菊折補助装置は、周方向に間隔を隔てて配置された複数の折り目形成部を含み、折り目形成部は、軸方向に延びる受け部と、受け部に回動可能に設けられた押付部とを有し、受け部は、隙間を有し、耳部を径方向内側から支持するように構成され、押付部は、回動されることによって受け部の隙間に対して進退するように構成され、受け部と押付部との間に耳部が挟み込まれることにより、耳部に折り目が形成されるように構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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