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公開番号
2025092910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208313
出願日
2023-12-11
発明の名称
蓋材、包装材
出願人
株式会社UACJ
,
株式会社UACJ製箔
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
B65D
77/20 20060101AFI20250616BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】安定的に熱圧着できる開封検知機能付の蓋材、及びこれを備える包装材を実現する。
【解決手段】収容容器20の収容部21を封止する蓋材30であって、基材層35と、基材層35上に設けられ収容部の開封時に破断される配線経路を有する回路パターン32と、回路パターン32を基材層と反対側から被覆する樹脂層37と、収容容器20との熱接着層31と、を備え、配線経路には、破断を検知するための外部機器40と接続される端子部が設けられ、樹脂層37は、端子部を被覆する第1領域37A1と、端子部以外の部分を被覆する第2領域37A2とに区分され、樹脂層37の第2領域37A2の厚さT2は、第1領域の厚さT1に比べて大きい。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
収容容器の収容部を封止する蓋材であって、
基材層と、
前記基材層上に設けられ、前記収容部の開封時に破断される配線経路を有する回路パターンと、
前記回路パターンを前記基材層と反対側から被覆する樹脂層と、
前記収容容器との熱接着層と、を備え、
前記配線経路には、前記破断を検知するための外部機器と接続される端子部が設けられ、
前記樹脂層は、前記端子部を被覆する第1領域と、前記端子部以外の部分を被覆する第2領域とに区分され、
前記樹脂層の前記第2領域の厚さは、前記第1領域の厚さに比べて大きい蓋材。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記樹脂層は、前記第1領域及び前記第2領域に亘って設けられる第1樹脂層と、前記第1樹脂層の前記第2領域上に設けられる一方、前記第1領域には設けられない第2樹脂層と、を有する請求項1に記載の蓋材。
【請求項3】
前記樹脂層の前記第2領域における単位面積当たりの乾燥重量は、3.0g/m
2
以上、5.0g/m
2
以下である請求項1又は請求項2に記載の蓋材。
【請求項4】
前記樹脂層の前記第1領域における単位面積当たりの乾燥重量は、0.6g/m
2
以上、2.5g/m
2
以下である請求項1又は請求項2に記載の蓋材。
【請求項5】
前記端子部は、前記外部機器が備える先端先細状の接触子と接触することで導通可能に構成されている請求項1又は請求項2に記載の蓋材。
【請求項6】
前記熱接着層は、加熱温度220℃から240℃における熱圧着によって前記収容部を封止可能とされる請求項1又は請求項2に記載の蓋材。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の蓋材と、
前記蓋材によって封止された収容部を有する収容容器と、を備え、
前記収容部内の収容物は、前記蓋材が押し破られることによって取り出し可能とされる包装材。
【請求項8】
前記配線経路は、前記収容部と平面に視て重なる重畳部を通って折り返し、再び前記重畳部を通る形状を有する請求項7に記載の包装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、蓋材、及び包装材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、錠剤等を収容する収容部を備える包装材(例えばプレススルーパッケージ(PTP))において、収容部の開封を検知する技術が知られており、その一例が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の包装材は、複数の収容部を有する収容シート(収容容器の一例)と、回路パターンが形成された開封検知シートと、を備える。収容物が収容部から取り出されると、開封検知シートの回路パターンが破断される。この破断を外部の開封検知器によって検知することで、収容部の開封が検知される仕組みとなっている。
【0003】
開封検知シートの回路パターンは、樹脂層によって被覆されている領域と、被覆されてない領域とに区分されている。当該被覆されていない領域は、開封検知器の端子部と導通する接続部となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-189636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
開封検知シートは、収容シートの蓋材に対して後付けで貼り付ける使用法もあるが、開封検知シートを予め蓋材として収容シートに熱接着できれば便利である。開封検知シートを蓋材として用いれば、製造工程数を増やすことなく、既存のPTPに開封検知機能を付与できるようになる。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の開封検知シートの回路パターンの接続部は、熱圧着時に破損してしまう懸念がある。例えば、PTP製造工程における蓋材と収容シートとの熱圧着は、200℃から300℃程度の温度範囲において0.2MPaから0.4MPa程度の圧力を印加することによって行われる。特許文献1に記載の回路パターンの接続部は、樹脂層によって被覆されておらず、このような高温高圧下において、基材から剥離してしまう懸念がある。
【0007】
本技術は上記のような実情に基づいて完成されたものであって、安定的に熱圧着できる開封検知機能付の蓋材、及びこれを備える包装材を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願明細書に記載の技術に関わる蓋材は、収容容器の収容部を封止する蓋材であって、基材層と、前記基材層上に設けられ、前記収容部の開封時に破断される配線経路を有する回路パターンと、前記回路パターンを前記基材層と反対側から被覆する樹脂層と、前記収容容器との熱接着層と、を備え、前記配線経路には、前記破断を検知するための外部機器と接続される端子部が設けられ、前記樹脂層は、前記端子部を被覆する第1領域と、前記端子部以外の部分を被覆する第2領域とに区分され、前記樹脂層の前記第2領域の厚さは、前記第1領域の厚さに比べて大きい。
【0009】
また、上記構成の蓋材において、前記樹脂層は、前記第1領域及び前記第2領域に亘って設けられる第1樹脂層と、前記第1樹脂層の前記第2領域上に設けられる一方、前記第1領域には設けられない第2樹脂層と、を有してもよい。
【0010】
また、上記構成の蓋材において、前記樹脂層の前記第2領域における単位面積当たりの乾燥重量は、3.0g/m
2
以上、5.0g/m
2
以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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