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公開番号2025092837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208203
出願日2023-12-11
発明の名称卵パック検査装置
出願人株式会社ナベル
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65B 57/10 20060101AFI20250616BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】卵パック検査装置のレイアウトの無駄をなくしてコンパクトにする。
【解決手段】シールS付きの卵E及びラベルLが収容された卵パックPを蓋が開いた状態で搬送する搬送部2と、搬送部2の上流側に設けられ、シールSを検査する第1シール検査部3と、搬送部2の下流側に設けられ、シールSを検査する第2シール検査部4と、搬送部2において第1シール検査部3及び第2シール検査部4の間に設けられ、ラベルLを検査するラベル検査部5とを備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
シール付きの卵及びラベルが収容された卵パックを蓋が開いた状態で搬送する搬送部と、
前記搬送部の上流側に設けられ、前記シールを検査する第1シール検査部と、
前記搬送部の下流側に設けられ、前記シールを検査する第2シール検査部と、
前記搬送部において前記第1シール検査部及び前記第2シール検査部の間に設けられ、前記ラベルを検査するラベル検査部とを備える、卵パック検査装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記第1シール検査部は、前記搬送部により搬送される前記卵パックの一方列の前記シールを検査するものであり、
前記第2シール検査部は、前記搬送部により搬送される前記卵パックの他方列の前記シールを検査するものであり、
前記第1シール検査部の上流側には、前記ラベルを前記他方列に向けて傾ける第1送風ファンが設けられており、
前記第1シール検査部及び前記第2シール検査部の間には、前記ラベルを前記一方列に向けて傾ける第2送風ファンが設けられている、請求項1に記載の卵パック検査装置。
【請求項3】
前記ラベル検査部は、前記第1送風ファンにより前記他方列に向けて傾けられた前記ラベル、又は、前記第2送風ファンにより前記一方列に向けて傾けられた前記ラベルを検査する、請求項2に記載の卵パック検査装置。
【請求項4】
前記第1シール検査部及び前記第2シール検査部の間に、前記卵パックに付された識別コードを検査するコード検査部をさらに備える、請求項1又は2に記載の卵パック検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、卵パック検査装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、卵パックの生産ラインには、特許文献1に示すように、複数の検査装置が設けられている。これらの検査装置としては、例えば、卵に付されたシールの検査装置や卵パックに収容されるラベルの検査装置等が挙げられる。そして、これら複数の検査装置は、検査対象が異なること等からコンベヤごとに分かれて配置されている。
【0003】
しかしながら、生産ラインの検査装置では、不良品が検出されると生産ライン全体を停止しなければならない。また、生産ラインを停止させないために検査装置毎に不良品を排出する排出機構を設けることも考えられるが、検査装置毎に排出機構を設けるとレイアウトに無駄が生じてしまう。
【0004】
さらに、レイアウトの無駄をなくすために、排出機構を複数の検査装置で共通にすることも考えられるが、検査装置毎にコンベヤが分かれているので、複数のコンベヤを跨ぐ際にズレが生じてしまい、不良品を正確に追尾することができないという問題が生じてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-97989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、卵パック検査装置のレイアウトの無駄をなくしてコンパクトにすることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明に係る卵パック検査装置は、シール付きの卵及びラベルが収容された卵パックを蓋が開いた状態で搬送する搬送部と、前記搬送部の上流側に設けられ、前記シールを検査する第1シール検査部と、前記搬送部の下流側に設けられ、前記シールを検査する第2シール検査部と、前記搬送部において前記第1シール検査部及び前記第2シール検査部の間に設けられ、前記ラベルを検査するラベル検査部とを備えることを特徴とする。
【0008】
この卵パック検査装置であれば、1つの搬送部において第1シール検査部、ラベル検査部及び第2シール検査部がこの順番で設けられているので、検査部毎に排出ラインを設ける場合に比べて、卵パック検査装置のレイアウトの無駄をなくしてコンパクトにすることができる。
また、1つの搬送部を1つのコンベヤで構成することで、検査の結果NG(不良品)と判断された卵パックの追尾を正確に行うことができ、NGと判断された卵パックを正確に排出することができる。
さらに、検査処理(画像処理)の時間が比較的長いラベル検査部を第1シール検査部及び第2シール検査部の間に配置しているので、第2シール検査部の検査中にラベル検査の処理を行うことができ、第2シール検査部と排出ラインとの距離を短くすることができる。
【0009】
また、前記第1シール検査部は、前記搬送部により搬送される前記卵パックの一方列の前記シールを検査するものであり、前記第2シール検査部は、前記搬送部により搬送される前記卵パックの他方列の前記シールを検査するものであり、前記第1シール検査部の上流側には、前記ラベルを前記他方列に向けて傾ける第1送風ファンが設けられており、前記第1シール検査部及び前記第2シール検査部の間には、前記ラベルを前記一方列に向けて傾ける第2送風ファンが設けられていることが望ましい。
この構成であれば、第1シール検査部による一方列のシール検査時にラベルが邪魔にならず、第2シール検査部による他方列のシール検査時にラベルが邪魔にならない。
【0010】
さらに、前記ラベル検査部は、前記第1送風ファンにより前記他方列に向けて傾けられた前記ラベル、又は、前記第2送風ファンにより前記一方列に向けて傾けられた前記ラベルを検査することが望ましい。
この構成であれば、第1送風ファン又は第2送風ファンによりラベルの位置又は姿勢が決まり、この状態でラベルを検査することができ、ラベルを正確に検査することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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