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公開番号2025076595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188241
出願日2023-11-02
発明の名称自動倉庫
出願人株式会社ナベル
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65G 1/00 20060101AFI20250509BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】出庫された段積みトレイが処理されて生じた空トレイを入庫側に戻す作業を自動化するとともにその構成を簡略化する。
【解決手段】卵Eが収容された段積みトレイSTを移載装置5により入庫ゲート2から保管棚4に移動させるとともに、移載装置5により保管棚4から出庫ゲート3に移動させる自動倉庫100であって、出庫された段積みトレイSTが処理されて生じた空トレイT0が入庫される空トレイ入庫ゲート8を備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
卵が収容された段積みトレイを移載装置により入庫ゲートから保管棚に移動させるとともに、前記移載装置により前記保管棚から出庫ゲートに移動させる自動倉庫であって、
出庫された前記段積みトレイが処理されて生じた空トレイが入庫される空トレイ入庫ゲートを備える、自動倉庫。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
出庫された前記段積みトレイを処理する処理部に接続されており、前記空トレイを前記処理部から前記空トレイ入庫ゲートに搬入する空トレイ搬入部を備えている、請求項1に記載の自動倉庫。
【請求項3】
前記空トレイ搬入部は、前記空トレイ入庫ゲートに前記空トレイが到達するまでの途中で一時的に待機させる待機部を有している、請求項2に記載の自動倉庫。
【請求項4】
前記空トレイが出庫される空トレイ出庫ゲートと、
前記空トレイ出庫ゲートから前記空トレイを搬出する空トレイ搬出部とを備え、
前記空トレイ搬出部は、前記空トレイに卵を選別して収容する選別収容部に前記空トレイを搬送するものであり、前記選別収容部に前記空トレイが到達するまでの途中で一時的に待機させる待機部を有している、請求項1、2又は3に記載の自動倉庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動倉庫に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、卵を一時的に保管する自動倉庫として、特許文献1に示すように、卵が収容されたトレイを段積みした状態のもの(以下、「段積みトレイ」という。)を入庫ゲートから入庫し、スタッカークレーン等の移載装置を用いて保管棚に自動的に収納して保管するものが知られている。
【0003】
ところで、この自動倉庫では、出庫ゲートから出庫された段積みトレイは、段バラシ装置により1段ずつばらされて包装装置に搬送される。そして、包装装置においてトレイに収容された卵が卵トレイに収容される。また、卵が取り除かれた空トレイは、回収されてラックなどに積載された後に、人手によって、入庫側にある選別システムのトレイ充填部に戻される。また、空トレイを入庫側に搬送するコンベヤを設けてトレイ充填部に戻す構成や、空トレイを収容したラックを自動搬送車(AGV)によりトレイ充填部に戻す構成も考えられている。
【0004】
しかしながら、空トレイを収容したラックを入庫側に戻すために人手が必要となってしまう。また、空トレイ又は空トレイを収容するラックを待機させる場所が必要となってしまう。さらに、空トレイを搬送するコンベヤ又は自動搬送車(AGV)を設ける場合には、その経路を出庫側から入庫側に渡って確保する必要があり、作業者の作業動線を分断してしまう恐れや自動倉庫の設備が複雑化してしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4470027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、人による作業を自動化するとともにその構成を簡略化することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明に係る自動倉庫は、卵が収容された段積みトレイを移載装置により入庫ゲートから保管棚に移動させるとともに、前記移載装置により前記保管棚から出庫ゲートに移動させる自動倉庫であって、出庫された前記段積みトレイが処理されて生じた空トレイが入庫される空トレイ入庫ゲートを備えることを特徴とする。
【0008】
この自動倉庫であれば、空トレイ入庫ゲートに空トレイを入庫させることによって、自動倉庫の移載装置を用いて空トレイを保管棚に保管することができる。また、移載装置を用いて空トレイを入庫ゲート側に移載することができる。その結果、人手によって自動倉庫の入庫ゲート側に空トレイを戻す必要がない。また、自動倉庫とは別に入庫ゲート側に空トレイを搬送する自動搬送装置を用いることがなく、設備の簡略化を図ることができる。
【0009】
出庫された前記段積みトレイを処理する処理部に接続されており、前記空トレイを前記処理部から前記空トレイ入庫ゲートに搬入する空トレイ搬入部を備えていることが望ましい。
この構成であれば、処理部により処理されて生じた空トレイを、空トレイ入庫ゲートに自動的に入庫させることができる。
【0010】
移載装置が段積みトレイを移動している最中は、空トレイ入庫ゲートにある空トレイを移動することができない。つまり、移載装置の段積みトレイの移動処理を待つ必要がある。そのため、前記空トレイ搬入部は、前記空トレイ入庫ゲートに前記空トレイが到達するまでの途中で一時的に待機させる待機部を有していることが望ましい。
この構成であれば、空トレイコンベヤが待機部を有しているので、移載装置の搬送処理に伴う待ち時間を待機部により確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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