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公開番号
2025098265
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2025061167,2023139416
出願日
2025-04-02,2019-02-06
発明の名称
卵パックの移載装置
出願人
株式会社ナベル
代理人
主分類
B65B
5/10 20060101AFI20250624BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】単位時間内に、より多くの卵パックを収容空間に移載することができる卵パックの移載装置を提供する。
【解決手段】一時待機領域21に集められた複数個の卵パックPを収容空間Aに移載する卵パックの移載装置1であって、保持部11と制御部3とを備えている。制御部3は、複数個の卵パックPを保持し、収容空間AとしてのケースC内における第1位置において、複数個の卵パックPのうちの一の卵パックPを保持した状態を解除した後、保持部11を移動させて、ケースC内における第1位置とは異なる第2位置において、複数個の卵パックPのうちの他の卵パックPを保持した状態を解除する動作を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一時待機領域に集められた複数個の卵パックを収容空間に移載する卵パックの移載装置であって、
一の卵パックおよび他の卵パックを含む複数個の前記卵パックを保持し、保持した複数個の前記卵パックを前記収容空間まで移動する保持部と、
前記卵パックを保持する動作、保持した前記卵パックおよび前記収容空間の少なくともいずれかを移動させる動作、および、前記卵パックを保持した状態を解除する動作を含む前記保持部の動作を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、複数個の前記卵パックを保持し、前記収容空間内における第1位置において、前記一の卵パックを保持した状態を解除した後、前記保持部を移動させて、前記収容空間内における前記第1位置とは異なる第2位置において、前記他の卵パックを保持した状態を解除する動作を制御する、卵パックの移載装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、順次搬送されてきた卵パックを卵パック用のケースまたはロールインナーに設けられた収容空間に移載する卵パックの移載装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
卵パックを卵パック用のケース等に詰める卵パックの箱詰め装置が知られている。この種の卵パックの箱詰め装置では、一時待機領域に、ケースの一段分に相当する卵パックが並べられる。その後、並べられた卵パックの配置関係を維持した状態で、卵パックがケース内に詰められる。
【0003】
ケースには種々の大きさおよび形状がある。また、卵パックには種々の大きさおよび形状がある。このため、ケースと卵パックとの組み合わせのバリエーションは多岐にわたる。卵パックの箱詰め装置には、そのようなバリエーションに対応することが要求される。卵パックの箱詰め装置では、ケースと卵パックとの組み合わせのバリエーションに対応しようとすると、一時待機領域の大型化、一時待機領域の上流側に配置されるコンベヤの大型化、卵パックの整列機構の複雑化が生じることが想定される。さらに、その大型化と複雑化に伴って、コストが上昇することが想定される。なお、卵パックを卵パック用の容器に充填する手法を開示した特許文献として、たとえば、特許文献1がある。
【0004】
このような問題への対応策として、一回の箱詰め動作によって箱詰めする卵パックの数を一段分の卵パックの数よりも少なくして箱詰めする卵パックの箱詰め装置が開発されている。この卵パックの箱詰め装置では、たとえば、ヘッド部が任意に作動する慣用の多関節ロボットを用いて、ケース内の一段分として収容される卵パックが、2回の箱詰め動作、または、3回の箱詰め動作によって収容されることになる。
【0005】
具体的には、ケース内の一段分の卵パックの数が5つの場合には、たとえば、3つの卵パックと2つの卵パックとに分けて箱詰めされる。一時待機領域に集められた3つの卵パックがヘッド部に保持される。3つの卵パックを保持したヘッド部は、一時待機領域からケースまで移動し、保持状態が解除されて3つの卵パックのケース内に収容される。保持状態が解除されたヘッド部は、ケースから一時待機領域まで移動する。次に、一時待機領域に集められた2つの卵パックがヘッド部に保持される。2つの卵パックを保持したヘッド部は、一時待機領域からケースまで移動し、保持状態が解除されて2つの卵パックのケース内に収容される。こうして、ケース内の一段目の5つの卵パックがケース内に収容される。以下、同様の動作を繰り返すことによって、一段目の卵パックの上に、二段目の5つの卵パックが収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5802932号
国際公開第2011/162601号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の卵パックの箱詰め装置では、1回の箱詰め動作に対して、ヘッド部は、一時待機領域とケースとの間を一往復移動する。このため、ケース内における一段分の卵パックを、2回以上の複数回の箱詰め動作によってケースに収納しようとすると、ヘッド部は、一時待機領域とケースとの間を複数回にわたって往復移動することになる。その結果、単位時間内にケースに収納することができる卵パックの数に限界が生じることになる。
【0008】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、単位時間内に、より多くの卵パックをケース等を含む収容空間に移載することができる卵パックの移載装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る卵パックの移載装置は、一時待機領域に集められた複数個の卵パックを収容空間に移載する卵パックの移載装置であって、保持部と制御部とを備えている。保持部は、一の卵パックおよび他の卵パックを含む複数個の卵パックを保持し、保持した複数個の卵パックを収容空間まで移動する。制御部は、卵パックを保持する動作、保持した卵パックおよび収容空間の少なくともいずれかを移動させる動作、および、卵パックを保持した状態を解除する動作を含む保持部の動作を制御する。制御部は、複数個の卵パックを保持し、収容空間内における第1位置において、一の卵パックを保持した状態を解除した後、保持部を移動させて、収容空間内における第1位置とは異なる第2位置において、他の卵パックを保持した状態を解除する動作を制御する。
【0010】
制御部によって制御される保持部の動作は、第2位置として、第1位置とは異なる高さ位置において、他の卵パックを保持した状態を解除する動作を含むことが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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