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公開番号
2025092741
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2025061835,2024101542
出願日
2025-04-03,2020-07-28
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
9/097 20060101AFI20250612BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 感光ドラム表面に効果的に微粒子を供給することによって、転写効率を向上させる。
【解決手段】 トナー粒子及びトナー粒子の表面に付着するキャリア粒子により構成される現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体を有し、現像剤担持体を像担持体に押圧する押圧力をF、トナー粒子と像担持体との間に介在するキャリア粒子の総数をN、とした場合に、キャリア粒子を単位キャリア粒子当たりの押圧力であるF/Nでトナー粒子に押圧した際に測定されるキャリア粒子とトナー粒子との間に形成される付着力Ftと、キャリア粒子をF/Nで像担持体に押圧した際に測定されるキャリア粒子と像担持体との間に形成される付着力Fdrと、の関係が、Ft≦Fdrを満たす。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
回転可能な像担持体と、
トナー粒子及び前記トナー粒子の表面に付着するキャリア粒子により構成される現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体であって、前記像担持体と接触して現像部を形成し、前記現像部において前記像担持体の表面に前記現像剤を供給する現像剤担持体と、
前記現像剤を収容する現像剤収容部と、を有し、
前記像担持体が回転した状態で、前記現像部において、前記現像剤担持体の表面に担持され前記現像剤収容部に収容された前記キャリア粒子を前記像担持体の表面に供給することが可能な画像形成装置であって、
前記現像剤担持体を前記像担持体に押圧する押圧力をF、前記トナー粒子と前記像担持体との間に介在する前記キャリア粒子の総数をN、とした場合に、
前記キャリア粒子を単位キャリア粒子当たりの押圧力であるF/Nで前記トナー粒子に押圧した際に測定される前記キャリア粒子と前記トナー粒子との間に形成される付着力Ftと、
前記キャリア粒子を前記F/Nで前記像担持体に押圧した際に測定される前記キャリア粒子と前記像担持体との間に形成される付着力Fdrと、の関係が、
Ft≦Fdr
を満たし、
前記現像剤は、前記トナー粒子の表面に存在する凸部を有し、前記凸部上に前記キャリア粒子が配置されており、
隣接する前記凸部間の最近接距離を凸間隔Gとした場合、前記凸間隔Gの平均が前記キャリア粒子の平均粒径以下であることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記凸部は、前記トナー粒子の表面に存在する、下記式(1)で示される構造を有する有機ケイ素重合体を含有する微粒子から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
R-Si(O
1/2
)
3
(1)
(前記Rは、炭素数1以上6以下の炭化水素基を示す。)
【請求項3】
前記像担持体の表面に供給された前記現像剤を被転写体に転写する転写部材を有し、
被転写体に転写されずに前記像担持体に残った現像剤を前記現像剤担持体によって回収することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記現像剤は一成分現像剤であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記像担持体を駆動する第1駆動部と、
前記現像剤担持体を駆動する第2駆動部と、
前記第1駆動部と前記第2駆動部と、を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記現像部において、前記現像剤担持体の表面移動速度と前記像担持体の表面移動速度とが異なる表面移動速度を有するように、前記第2駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記凸部の前記トナー粒子の表面からの高さを凸高さHとした場合、前記凸高さHの平均が前記キャリア粒子の平均粒径以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記キャリア粒子はシリカであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記キャリア粒子は有機シリカ重合体であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記キャリア粒子の平均粒径は30nm以上1000nm以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真プロセス等を利用した画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やレーザープリンターなど、電子写真プロセスを用いて画像形成を行う画像形成装置が知られている。
【0003】
この画像形成装置は、転写工程として、像担持体としての感光ドラム対向部に配置された転写部材に電圧電源より電圧を印加することで、感光ドラム表面に形成されたトナー像を中間転写体や記録材上に静電転写する。複数色のトナー像を形成する場合は、この転写工程を、複数色のトナー像に関して繰り返し実行することにより、中間転写体や記録材表面に複数色のトナー像を形成する。感光ドラムから中間転写体や記録材に転写されなかった現像剤(トナー)は、クリーニング部材によって感光ドラム上から除去され、クリーニングユニット内の廃トナー収容部に廃トナーとして収容される。
【0004】
しかし、近年では、装置の小型化を目的として感光ドラム表面のクリーニングシステムを省略したクリーナレスシステムが提案されている。クリーナレスシステムを達成させるためには、感光ドラムから中間転写体へのトナー像の転写効率を向上させ、トナー像を転写部材によって転写した後に、感光ドラム表面に残留する転写残トナーを減らすことが好ましい。
【0005】
特許文献1には、クリーナレスシステムの達成のために、感光ドラム表面に予め微粒子を付着させ、感光ドラムとトナー像の間に微粒子を介在させて感光ドラムとトナー間の付着力を低減して転写効率を向上させる構成が提案されている。
【0006】
さらに、特許文献1には、感光ドラム表面に微粒子を付着させる手段として、微粒子を外添したトナーを用いることで、現像装置から感光ドラム上に微粒子を供給する構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平10-63027
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1のように現像装置のトナーから微粒子のみを感光ドラム表面に供給するためには、トナーに付着した微粒子をトナーから脱離させてドラム側に転移させる必要がある。一般的に用いられているシリカ等の微粒子を外添したトナーでは、トナーと微粒子との付着力が大きいため、転写効率向上に十分な量の微粒子を感光ドラムの表面に供給することは困難であった。
【0009】
そこで、本発明は、現像装置から感光ドラム表面に効果的に微粒子を供給することによって、転写効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そこで、本発明に係る画像形成装置は、回転可能な像担持体と、トナー粒子及び前記トナー粒子の表面に付着するキャリア粒子により構成される現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体であって、前記像担持体と接触して現像部を形成し、前記現像部において前記像担持体の表面に前記現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像剤を収容する現像剤収容部と、を有し、前記像担持体が回転した状態で、前記現像部において、前記現像剤担持体の表面に担持され前記現像剤収容部に収容された前記キャリア粒子を前記像担持体の表面に供給することが可能な画像形成装置であって、前記現像剤担持体を前記像担持体に押圧する押圧力をF、前記トナー粒子と前記像担持体との間に介在する前記キャリア粒子の総数をN、とした場合に、前記キャリア粒子を単位キャリア粒子当たりの押圧力であるF/Nで前記トナー粒子に押圧した際に測定される前記キャリア粒子と前記トナー粒子との間に形成される付着力Ftと、前記キャリア粒子を前記F/Nで前記像担持体に押圧した際に測定される前記キャリア粒子と前記像担持体との間に形成される付着力Fdrと、の関係が、Ft≦Fdrを満たし、前記現像剤は、前記トナー粒子の表面に存在する凸部を有し、前記凸部上に前記キャリア粒子が配置されており、隣接する前記凸部間の最近接距離を凸間隔Gとした場合、前記凸間隔Gの平均が前記キャリア粒子の平均粒径以下である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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