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公開番号
2025092206
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207944
出願日
2023-12-08
発明の名称
固定具、太陽光発電装置の設置構造。
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
E04D
13/18 20180101AFI20250612BHJP(建築物)
要約
【課題】枠部材と設置面との間を通過した風が太陽光発電装置と設置面との間に吹き込むことを抑制できることで、当該風による揚力で太陽光発電装置が振動することを抑制可能な固定具を提供する。
【解決手段】本発明の固定具4は、設置面2上に設けられる太陽光発電装置3を固定するために使用されるものであり、枠部材50と、押さえ部材51と、閉塞材52とを備える。枠部材50は、太陽光発電装置3の周囲に設けられて、幅一方側部53が太陽光発電装置3の外縁部13上に配置され、幅他方側部54が太陽光発電装置3の外側における設置面2上に配置される。押さえ部材51は、枠部材50を設置面2側に押さえる。閉塞材52は、枠部材51の全周に亘って、幅他方側部54と設置面2との間を塞ぐように幅他方側部54の表面と設置面2とに接着される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
設置面上に設けられる太陽光発電装置を固定するための固定具であって、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、幅一方側部が前記太陽光発電装置の外縁部上に配置され、幅他方側部が前記太陽光発電装置の外側における前記設置面上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記枠部材の全周に亘って、前記幅他方側部と前記設置面との間を塞ぐように前記幅他方側部の表面と前記設置面とに接着される第一閉塞材とを備える固定具。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記枠部材の全周に亘って、前記幅一方側部と前記太陽光発電装置との間を塞ぐように前記幅一方側部の表面と前記太陽光発電装置の表面とに接着される第二閉塞材をさらに備える請求項1に記載の固定具。
【請求項3】
前記枠部材は、幅一方側縁から幅他方側縁までの厚さが一定の断面形状を呈する請求項1に記載の固定具。
【請求項4】
前記枠部材は、前記幅一方側部が前記幅他方側部に対して折れ曲がった断面形状を呈する請求項1に記載の固定具。
【請求項5】
設置面と、
前記設置面上に設けられる太陽光発電装置と、
前記太陽光発電装置を固定するための固定具とを備え、
前記固定具は、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、幅一方側部が前記太陽光発電装置の外縁部上に配置され、幅他方側部が前記太陽光発電装置の外側における前記設置面上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記幅他方側部と前記設置面との間を塞ぐように前記幅他方側部の表面と前記設置面とに接着される第一閉塞材とを備える太陽光発電装置の設置構造。
【請求項6】
前記固定具は、前記幅一方側部と前記太陽光発電装置との間を塞ぐように前記幅一方側部の表面と前記太陽光発電装置の表面とに接着される第二閉塞材をさらに備える請求項5に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項7】
前記太陽光発電装置の曲げ強さは、10MPa以上200MPa以下である請求項5に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項8】
前記太陽光発電装置の曲げ弾性率は、500MPa以上以上10000MPa以下である請求項5に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項9】
前記太陽光発電装置の曲げ半径は、10cm以下である請求項5に記載の太陽光発電装置の設置構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光発電装置を固定するための固定具、及び太陽光発電装置の設置構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、太陽光の入射により発電する太陽光発電装置(例えば特許文献1)が使用されている。当該太陽光発電装置を設置面上に設けるために、図11(A)に示すように、枠部材100の幅一方側部101を太陽光発電装置102の外縁部103上に配置し、枠部材100の幅他方側部104を太陽光発電装置102の外側における設置面105上に配置して、ボルト等の押さえ部材106により枠部材100を設置面105側に押さえることで、太陽光発電装置102を固定することが行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-67924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで図11(A)に示すように太陽光発電装置102を固定する場合には、枠部材100の表面と設置面105の一方又は双方が完全な平坦でないことで、枠部材100と設置面105との間に隙間が生じることがあった。そしてこの場合には、枠部材100と設置面105との間を通過した風200(図11(B))が太陽光発電装置102と設置面105との間に吹き込み、当該風200による揚力で太陽光発電装置102が激しく振動して、太陽光発電装置102が破損する事態が生じていた。
【0005】
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであって、その目的は、枠部材と設置面との間を通過した風が太陽光発電装置と設置面との間に吹き込むことを抑制できることで、当該風による揚力で太陽光発電装置が振動することを抑制可能な固定具及び太陽光発電装置の設置構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0007】
項1.設置面上に設けられる太陽光発電装置を固定するための固定具であって、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、幅一方側部が前記太陽光発電装置の外縁部上に配置され、幅他方側部が前記太陽光発電装置の外側における前記設置面上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記枠部材の全周に亘って、前記幅他方側部と前記設置面との間を塞ぐように前記幅他方側部の表面と前記設置面とに接着される第一閉塞材とを備える固定具。
【0008】
項2.前記枠部材の全周に亘って、前記幅一方側部と前記太陽光発電装置との間を塞ぐように前記幅一方側部の表面と前記太陽光発電装置の表面とに接着される第二閉塞材をさらに備える項1に記載の固定具。
【0009】
項3.前記枠部材は、幅一方側縁から幅他方側縁までの厚さが一定の断面形状を呈する項1又は2に記載の固定具。
【0010】
項4.前記枠部材は、前記幅一方側部が前記幅他方側部に対して折れ曲がった断面形状を呈する項1又は2に記載の固定具。
(【0011】以降は省略されています)
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