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公開番号2025090442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205658
出願日2023-12-05
発明の名称固定具、太陽光発電装置の設置構造。
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類E04D 13/18 20180101AFI20250610BHJP(建築物)
要約【課題】太陽光発電装置と設置面との間に風が吹き込むことを抑制できることで、風による揚力で太陽光発電装置が振動することを抑制可能な固定具を提供する。
【解決手段】本発明の固定具4は、設置面2上に設けられる太陽光発電装置3を固定するものであって、太陽光発電装置3の周囲に設けられて、太陽光発電装置3の外縁部13上に配置される枠部材50と、枠部材50を設置面2側に押さえる押さえ部材51と、太陽光発電装置3の外縁部13と枠部材50との間において、太陽光発電装置3の全周に沿って配置される弾性部材52とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
設置面上に設けられる太陽光発電装置を固定するための固定具であって、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、前記太陽光発電装置の外縁部上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記太陽光発電装置の外縁部と前記枠部材或いは前記設置面との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の弾性部材とを備える固定具。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記太陽光発電装置の外縁部と前記枠部材との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置されて、前記枠部材と一体に設けられる一又は複数の第一の前記弾性部材を備える請求項1に記載の固定具。
【請求項3】
前記太陽光発電装置の外縁部と前記枠部材との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置されて、前記太陽光発電装置と対向する表面に前記太陽光発電装置側に突出する突出部が設けられた一又は複数の第一の前記弾性部材を備える請求項1に記載の固定具。
【請求項4】
前記太陽光発電装置の外縁部と前記枠部材との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の第一の前記弾性部材と、
前記太陽光発電装置の外縁部と前記設置面との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の第二の前記弾性部材とを備える請求項1に記載の固定具。
【請求項5】
前記第一の弾性部材と前記第二の弾性部材とを繋ぎ、前記太陽光発電装置の外側において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の前記第三の前記弾性部材とを備える請求項4に記載の固定具。
【請求項6】
前記太陽光発電装置の外縁部は、前記設置面の反対側へ凸に湾曲する反対側湾曲部と前記設置面側へ凸に湾曲する設置面側湾曲部とが交互に生じた波状を呈しており、
前記反対側湾曲部と前記設置面との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の第一の前記弾性部材と、前記設置面側湾曲部と前記枠部材との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の第二の前記弾性部材とを備える請求項1に記載の固定具。
【請求項7】
設置面と、
前記設置面上に設けられる太陽光発電装置と、
前記太陽光発電装置を固定するための固定具とを備え、
前記固定具は、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、前記太陽光発電装置の外縁部上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記太陽光発電装置の外縁部と前記枠部材或いは前記設置面との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の弾性部材とを備える太陽光発電装置の設置構造。
【請求項8】
前記太陽光発電装置の曲げ強さは、10MPa以上200MPa以下である請求項7に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項9】
前記太陽光発電装置の曲げ弾性率は、500MPa以上以上10000MPa以下である請求項7に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項10】
前記太陽光発電装置の曲げ半径は、10cm以下である請求項7に記載の太陽光発電装置の設置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光発電装置を固定するための固定具、及び太陽光発電装置の設置構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、太陽光の入射により発電する太陽光発電装置(例えば特許文献1)が使用されている。当該太陽光発電装置を設置面上に設ける際には、図14(A)に示すように、枠部材100を太陽光発電装置101の外縁部102に接するように配置して、ボルト等の押さえ部材103により枠部材100を設置面104側に押さえることで、太陽光発電装置101を固定することが行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-67924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで太陽光発電装置101が薄いこと等を要因として太陽光発電装置101の弾性が乏しい場合には、枠部材100を太陽光発電装置101の外縁部102に密着させることができないことで太陽光発電装置101を設置面に強く押し付けることができないことがあった。そしてこの場合には、風200(図14(B))が太陽光発電装置101と設置面104との間に吹き込み、当該風200による揚力で太陽光発電装置が激しく振動して、太陽光発電装置101が破損する事態が生じていた。
【0005】
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであって、その目的は、太陽光発電装置と設置面との間に風が吹き込むことを抑制できることで、風による揚力で太陽光発電装置が振動することを抑制可能な固定具及び太陽光発電装置の設置構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0007】
項1.設置面上に設けられる太陽光発電装置を固定するための固定具であって、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、前記太陽光発電装置の外縁部上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記太陽光発電装置の外縁部と前記枠部材或いは前記設置面との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の弾性部材とを備える固定具。
【0008】
項2.前記太陽光発電装置の外縁部と前記枠部材との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置されて、前記枠部材と一体に設けられる一又は複数の第一の前記弾性部材を備える項1に記載の固定具。
【0009】
項3.前記太陽光発電装置の外縁部と前記設置面との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一つの第一の前記弾性部材を備え、
前記第一の弾性部材は環状を呈する項1又は2に記載の固定具。
【0010】
項4.前記太陽光発電装置の外縁部と前記設置面との間において前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される複数の第一の前記弾性部材を備え、
前記太陽光発電装置の周囲に沿って延びる環状線の内側及び外側にそれぞれ前記第一の弾性部材が配置され、前記環状線と直交し、且つ前記太陽光発電装置の表面或いは裏面に平行な方向に視る視方において、前記環状線の内側及び外側に配置された前記第一の弾性部材が連なる項1又は2に記載の固定具。
(【0011】以降は省略されています)

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