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公開番号
2025094574
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210214
出願日
2023-12-13
発明の名称
梁の支持構造
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
E04B
7/02 20060101AFI20250618BHJP(建築物)
要約
【課題】構造上梁を支持する柱を設けることが難しい場合であっても上方からの荷重を受けるだけの耐力を確保することができる梁の支持構造を提供する。
【解決手段】建物1から外方へ張り出す構造体を支える梁31の支持構造であって、建物1を構成する外壁50の室内側に設けられた間柱60に対して取り付けられる取付部110と、取付部110に接合され、外壁50に形成された開口50aから室外側に突出する突出部120とを備え、突出部120は、水平方向に延びる梁31の少なくとも一端を下方側から支持する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
建物から外方へ張り出す構造体を支える梁を支持する梁の支持構造であって、
前記建物を構成する外壁の室内側に設けられた間柱に対して取り付けられる取付部と、
前記取付部に接合され、前記外壁に形成された開口から室外側に突出する突出部とを備え、
前記突出部は、水平方向に延びる前記梁の少なくとも一端を下方側から支持することを特徴とする梁の支持構造。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記取付部は、上下方向に延びる板状に形成され、前記間柱に対して面接触した状態で固定されていることを特徴とする請求項1に記載の梁の支持構造。
【請求項3】
前記梁の端部における下方側には、ボルトが取り付けられており、
前記梁は前記ボルトを介して前記突出部に対して固定された状態で支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の梁の支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、梁の支持構造に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物の内部に掛け渡された梁は、支柱により支持されていることが一般的である。例えば、上階側の建物の天井部分を構成する梁や、建物から張り出す庇やバルコニーを構成する梁を介して、上方からの荷重を支柱により分散させることが行われている。
【0003】
特許文献1には、建物の下階の上面に構築されるバルコニー本体から張り出されるキャンチバルコニーの取付構造等が開示されている。キャンチバルコニーは、取付金具、補強梁及びジョイント金具を介して、建物の上面に設置されたバルコニー本体に支持される。バルコニー本体の手摺柱の下端は、1階の建物の柱の上端に接合ボルトによって連結させる。このように、建物から張り出す構造体が設けられている場合であっても、構造体からの荷重の伝達を鉛直方向の力に対して耐力に余裕のある柱経由にすることで、梁などの建物自体を補強しなくても、キャンチバルコニーの大きな荷重に耐え得る取付構造にすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開第2014-214446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の構成によれば、あくまでも建物から張り出す構造体の鉛直荷重の伝達は柱経由であることが前提となっている。しかしながら、構造上梁を支持する柱を設けることが難しい場合には、上方からの荷重を受けるだけの耐力を十分に確保することができない。
【0006】
そこで、本発明は、構造上梁を支持する柱を設けることが難しい場合であっても、梁からの荷重を受けるだけの耐力を確保することができる梁の支持構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題に対して、本発明は、建物から外方へ張り出す構造体を支える梁を支持する梁の支持構造であって、前記建物を構成する外壁の室内側に設けられた間柱に対して取り付けられる取付部と、前記取付部に接合され、前記外壁に形成された開口から室外側に突出する突出部とを備え、前記突出部は、水平方向に延びる前記梁の少なくとも一端を下方側から支持することを特徴とする。
【0008】
ここで、前記取付部は、上下方向に延びる板状に形成され、前記間柱に対して面接触した状態で固定されていることが望ましい。
【0009】
また、前記梁の端部における下方側には、ボルトが取り付けられており、前記梁は前記ボルトを介して前記突出部に対して固定された状態で支持されていることが望ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の梁の支持構造は、建物を構成する外壁の室内側に設けられた間柱に対して取り付けられる取付部と、取付部に接合され、外壁に形成された開口から室外側に突出する突出部とを備え、突出部は、水平方向に延びる梁の少なくとも一端を下方側から支持する。
(【0011】以降は省略されています)
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