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公開番号
2025107937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001504
出願日
2024-01-09
発明の名称
蓄電素子用箱、試験装置、及び評価方法
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01R
19/00 20060101AFI20250714BHJP(測定;試験)
要約
【課題】恒温槽内における蓄電素子の性能試験において、不具合蓄電素子からの他の蓄電素子への影響を防止可能な蓄電素子用箱、試験装置及び評価方法を提供する。
【解決手段】蓄電素子は、蓄電素子用箱20に収納された状態で恒温槽内に配置され、性能試験を実施する。蓄電素子用箱は、蓄電素子を収容する箱本体30と、箱本体内を延び蓄電素子のタブと電気的に接続する電気配線と、を含む。箱本体は、絶縁性及び難燃性を有する素材を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電素子の性能試験が実施される恒温槽内に配置される蓄電素子用箱であって、
絶縁性及び難燃性を有する素材を含み、前記蓄電素子を収容する箱本体と、
前記箱本体内を延び、前記蓄電素子と電気的に接続する電気配線と、を備える、蓄電素子用箱。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記箱本体は、前記蓄電素子を収容する収容室を区画する壁部を含み、
前記壁部の厚みは0.5mm以上である、請求項1に記載の蓄電素子用箱。
【請求項3】
前記素材のガラス転移温度は100℃以上である、請求項1に記載の蓄電素子用箱。
【請求項4】
前記箱本体は、前記蓄電素子を収容する収容室を区画する壁部を含み、
前記壁部に貫通穴が設けられている、請求項1に記載の蓄電素子用箱。
【請求項5】
蓄電素子の性能試験が実施される恒温槽内に配置される蓄電素子用箱であって、
前記蓄電素子を収容する収容室を区画する壁部を含む箱本体と、
前記箱本体内を延び、前記蓄電素子と電気的に接続する電気配線と、を備え、
前記壁部に貫通穴が設けられている、蓄電素子用箱。
【請求項6】
前記貫通穴の開口率は10%以上である、請求項4又は5に記載の蓄電素子用箱。
【請求項7】
前記貫通穴は、互いから離れて位置する二以上の貫通穴を含む、請求項4又は5に記載の蓄電素子用箱。
【請求項8】
前記壁部は、前記収容室を挟んで互いに対向する二つの板部を含み、
前記貫通穴は、前記二つの板部のそれぞれに設けられた貫通穴を含む、請求項4又は5に記載の蓄電素子用箱。
【請求項9】
前記壁部は、前記収容室を挟んで互いに対向する二つの板部を含み、
前記貫通穴は、前記二つの板部のそれぞれに設けられて正対する貫通穴を含む、請求項4又は5に記載の蓄電素子用箱。
【請求項10】
前記壁部は、前記収容室を挟んで互いに対向する複数の板部を含み、
前記貫通穴は、前記複数の板部のそれぞれに設けられた貫通穴を含む、請求項4又は5に記載の蓄電素子用箱。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子用箱、試験装置、及び評価方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1で提案されているように、正極と負極とを積層してなる蓄電素子が二次電池として知られている。蓄電素子は、車載用途や定置住宅用途等の種々の用途で広く普及している。
【0003】
蓄電素子の性能は、実際の使用前に実施される性能試験により、評価される。性能試験の一例において、長期間(例えば、数ヶ月)に亘って、評価対象の蓄電素子の充電及び放電が繰り返される。性能試験は恒温槽内で実施され、蓄電素子の使用環境を模した環境条件にて性能が評価される。
【0004】
恒温槽内には同条件で性能を評価される複数の蓄電素子が配置される。複数の蓄電素子の性能を評価することにより、評価結果の信頼性を向上させ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-29617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
蓄電素子の性能試験を実施している恒温槽の内部で不具合が生じ得る。例えば、二つの蓄電素子の間で短絡が生じ得る。過酷な条件での性能試験では、いずれかの蓄電素子が燃焼することすら想定される。そして、恒温槽内で生じた不具合は、当該不具合の原因とは無関係の他の試験中の蓄電素子にも影響を及ぼし得る。すなわち、一つの不具合によって、恒温槽内に配置された複数の蓄電素子の性能を正しく評価することができなくなる。さらに、長期間を要する性能試験を多数の蓄電素子に対して実施し直す必要が生じ得る。長期間に亘る性能試験を再実施するため、当初予定した期日から大幅に遅れて評価結果が得られる。
【0007】
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、複数の蓄電素子の性能を恒温槽内での試験により精度良くかつ安定して評価することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施の形態による第1の蓄電素子用箱は、
蓄電素子の性能試験が実施される恒温槽内に配置される蓄電素子用箱であって、
絶縁性及び難燃性を有する素材を含み、前記蓄電素子を収容する箱本体と、
前記箱本体内を延び、前記蓄電素子と電気的に接続する電気配線と、を備える。
【0009】
本発明の一実施の形態による第2の蓄電素子用箱は、
蓄電素子の性能試験が実施される恒温槽内に配置される蓄電素子用箱であって、
前記蓄電素子を収容する収容室を区画する壁部を含む箱本体と、
前記箱本体内を延び、前記蓄電素子と電気的に接続する電気配線と、を備え、
前記壁部に貫通穴が設けられている。
【0010】
本発明の一実施の形態による第1の試験装置は、
蓄電素子の性能試験を実施するための試験装置であって、
恒温槽と、
前記恒温槽内に配置される複数の蓄電素子用箱と、を備え、
各蓄電素子用箱は、前記蓄電素子を収容可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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