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公開番号
2025092090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207741
出願日
2023-12-08
発明の名称
太陽光発電装置、太陽光発電装置の設置構造。
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
H02S
30/10 20140101AFI20250612BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】太陽光発電装置と設置面との間に風が吹き込むことを抑制できることで、風による揚力で太陽光発電装置が振動することを抑制可能な太陽光発電装置を提供する。
【解決手段】本発明の太陽光発電装置3は、光の入射により発電を行う発電部10を備えており、太陽光発電装置3を設置面2上に設置するために、枠部材50が太陽光発電装置3の外縁部5上に配置されて、枠部材50を設置面2側に押さえることが行われる。太陽光発電装置3の外縁部5には、弾性率が4000MPa以下である弾性部材6が外縁部5の全周に亘って設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光の入射により発電を行う発電部を備え、設置面上に設置するために、枠部材が外縁部上に配置されて、前記枠部材を前記設置面側に押さえることが行われる太陽光発電装置であって、
前記外縁部には、弾性率が4000MPa以下である弾性部材が前記外縁部の全周に亘って設けられる太陽光発電装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記発電部は、前記外縁部以外の範囲である受光部に設けられる請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項3】
前記外縁部の厚さは、前記外縁部以外の範囲である受光部の厚さよりも大きい請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項4】
前記外縁部の厚さは、前記受光部の厚さの1.1倍以上である請求項3に記載の太陽光発電装置。
【請求項5】
設置面と、
前記設置面上に設けられる請求項1に記載の太陽光発電装置と、
前記太陽光発電装置を固定するための固定具とを備え、
前記固定具は、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、前記太陽光発電装置の前記外縁部上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材とを備える太陽光発電装置の設置構造。
【請求項6】
前記太陽光発電装置は、前記発電部を備える太陽光発電シートを備え、
前記弾性部材は、前記太陽光発電シートの外周部に接合される、或いは、前記太陽光発電シートの外周部の内部に配置される、或いは、前記太陽光発電シートの外周部を構成する部材によって構成されており、
前記太陽光発電シートの曲げ強さは、10MPa以上200MPa以下である請求項5に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項7】
前記太陽光発電装置は、前記発電部を備える太陽光発電シートを備え、
前記弾性部材は、前記太陽光発電シートの外周部に接合される、或いは、前記太陽光発電シートの外周部の内部に配置される、或いは、前記太陽光発電シートの外周部を構成する部材によって構成されており、
前記太陽光発電シートの曲げ弾性率は、500MPa以上10000MPa以下である請求項5に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項8】
前記太陽光発電装置は、前記発電部を備える太陽光発電シートを備え、
前記弾性部材は、前記太陽光発電シートの外周部に接合される、或いは、前記太陽光発電シートの外周部の内部に配置される、或いは、前記太陽光発電シートの外周部を構成する部材によって構成されており、
前記太陽光発電シートの曲げ半径は、10cm以下である請求項5に記載の太陽光発電装置の設置構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、設置面上に設置するために、枠部材が外縁部上に配置されて、枠部材を設置面側に押さえることが行われる太陽光発電装置、及び太陽光発電装置の設置構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、太陽光の入射により発電する太陽光発電装置(例えば特許文献1)が使用されている。当該太陽光発電装置を設置面上に設ける際には、例えば、図13(A)に示すように、太陽光発電装置201の外縁部202上に枠部材200を配置して、ボルト等の押さえ部材203により枠部材200を設置面204側に押さえることで、太陽光発電装置201を固定することが行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-67924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで太陽光発電装置201が薄いこと等を要因として太陽光発電装置201の弾性が乏しい場合には、枠部材200と太陽光発電装置201の外縁部202とを密着させることが困難であるため、太陽光発電装置201を設置面204に強く押し付けることができないことがあった。そしてこの場合には、風300(図13(B))が太陽光発電装置201と設置面204との間に吹き込み、当該風による揚力で太陽光発電装置が激しく振動して、太陽光発電装置201が破損する事態が生じていた。
【0005】
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであって、その目的は、太陽光発電装置と設置面との間に風が吹き込むことを抑制できることで、風による揚力で太陽光発電装置が振動することを抑制可能な太陽光発電装置、及び当該太陽光発電装置の設置構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0007】
項1.光の入射により発電を行う発電部を備え、設置面上に設置するために、枠部材が外縁部上に配置されて、前記枠部材を前記設置面側に押さえることが行われる太陽光発電装置であって、
前記外縁部には、弾性率が4000MPa以下である弾性部材が前記外縁部の全周に亘って設けられる太陽光発電装置。
【0008】
項2.前記発電部を備える太陽光発電シートを備え、
前記外縁部には、前記太陽光発電シートの外周部、及び前記太陽光発電シートの外周部に接合される前記弾性部材が含まれる項1に記載の太陽光発電装置。
【0009】
項3.前記外縁部には、前記太陽光発電シートの外周部と、第一の前記弾性部材と、第二の前記弾性部材とが含まれ、
前記太陽光発電シートの外周部は、前記設置面の反対側へ凸に湾曲する湾曲部と前記設置面側へ凸に湾曲する設置面側湾曲部とが交互に生じた波状を呈しており、
前記第一の弾性部材は、前記反対側湾曲部の外面に接合され、前記第二の弾性部材は、前記設置面側湾曲部の外面に接合される項2に記載の太陽光発電装置。
【0010】
項4.前記発電部を備える太陽光発電シートを備え、
前記外縁部は、前記太陽光発電シートを囲むように前記太陽光発電シートの外周部に接合された前記弾性部材によって構成される項2に記載の太陽光発電装置。
(【0011】以降は省略されています)
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