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公開番号2025092190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207913
出願日2023-12-08
発明の名称燃料電池ドローン
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B64U 50/32 20230101AFI20250612BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】落下時にガスタンクの弱点部位が地面に直撃することを回避することができる燃料電池ドローンを提供する。
【解決手段】燃料電池ドローン10は、燃料電池12によって航行する燃料電池ドローン10であって、本体11と、本体11に搭載され、燃料電池12の燃料ガスが充填される円筒状の高圧ガスタンク13と、本体11に対し高圧ガスタンク13の軸方向および鉛直軸方向と直交する軸周りに回動可能に設けられる脚16と、を備え、落下時には、脚16は、脚16の重心が高圧ガスタンク13の端部13B側に移動するように回動される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
燃料電池によって航行する燃料電池ドローンであって、
本体と、
前記本体に搭載され、前記燃料電池の燃料ガスが充填される円筒状の高圧ガスタンクと、
前記本体に対し前記高圧ガスタンクの軸方向および鉛直軸方向と直交する軸周りに回動可能に設けられる脚と、
を備え、
落下時には、前記脚は、前記脚の重心が前記高圧ガスタンクの端部側に移動するように回動される、
燃料電池ドローン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、燃料電池によって航行する燃料電池ドローンに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
ドローンは、無人航空機として公知である。燃料電池ドローンは、燃料電池によって航行するドローンである。燃料電池ドローンは、例えば、燃料電池によって供給された電力によってモータを駆動し、モータによってプロペラを回転させることによって航行する（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－００６８１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述した燃料電池ドローンは、燃料が充填された高圧ガスタンクを備えている。燃料電池ドローンが上空において故障等によって航行不可能となって落下する場合には、高圧ガスタンクの弱点部位（例えば胴体部）が地面に直撃して、高圧ガスタンクが破損し、高圧ガスが漏洩するおそれがある。
【０００５】
そこで、本発明は、落下時にガスタンクの弱点部位が地面に直撃することを回避することができる燃料電池ドローンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る燃料電池ドローンは、燃料電池によって航行する燃料電池ドローンであって、本体と、本体に搭載され、燃料電池の燃料ガスが充填される円筒状の高圧ガスタンクと、本体に対し高圧ガスタンクの軸方向および鉛直軸方向と直交する軸周りに回動可能に設けられる脚と、を備え、落下時には、脚は、脚の重心がガスタンクの端部側に移動するように回動されることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の燃料電池ドローンによれば、落下時にガスタンクの弱点部位が地面に直撃することを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態の一例である燃料電池ドローンを示す斜視図である。
燃料電池ドローンの通常姿勢と落下姿勢とを示す模式図である。
姿勢制御コントローラの制御構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
【００１０】
［燃料電池ドローン］
図１および図２を用いて、実施形態の一例である燃料電池ドローン１０について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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