TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025092177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207895
出願日2023-12-08
発明の名称水耕栽培装置
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01G 31/00 20180101AFI20250612BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】根菜類に良好に適用でき、生産性の高い水耕栽培装置を提供する。
【解決手段】水耕栽培装置は、苗の根を伸ばすための第一ユニット100を備える。第一ユニット100は、内部に養液が配置されて一方向に並べて配置された複数の養液槽111、112、113、114、115と、養液槽の上に配置される苗床10を支持する支持部とを有する。養液槽の各々に配置された養液の水面と支持部との距離は、一方向の一方から他方に向かって徐々に増加している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
苗の根を伸ばすための根伸長部を備える水耕栽培装置であって、
前記根伸長部は、
内部に養液が配置されて一方向に並べて配置された複数の養液槽と、
前記養液槽の上に配置される苗床を支持する支持部と、を有し、
前記養液槽の各々に配置された前記養液の水面と前記支持部との距離が、前記一方向の一方から他方に向かって徐々に増加している、
水耕栽培装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記養液槽の各々に配置された前記養液の水面が、前記一方向の一方から他方に向かって徐々に低くなる階段状となっている、
請求項1に記載の水耕栽培装置。
【請求項3】
前記複数の養液槽は、前記一方向の一方において最も高い位置に配置され、他方に向かって順次低くなるように配置されている、
請求項2に記載の水耕栽培装置。
【請求項4】
前記根伸長部で育成された苗が設置される第二ユニットをさらに備え、
前記第二ユニットは、
一方向に延びる養液槽と
前記養液槽の上に配置される苗床を支持する支持レールと、を有し、
前記苗床に設置された苗の根の先端部のみが前記養液槽内に位置するように構成されている、
請求項1に記載の水耕栽培装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水耕栽培装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
様々な課題を抱える農業において、液体肥料を用いた水耕栽培が注目されている。しかし、根菜類の水耕栽培に関しては、まだほとんど実用化されておらず、本格的な事業化には至っていない。
【0003】
特許文献1には、根菜類に適用可能な水耕栽培装置が記載されている。この装置は、養液貯留用容器と、養液貯留用容器の養液の液面に対し一定の間隔をもって向き合うように固定される蓋部材とを備える。
蓋部材に支持される植物の主根の先端部だけが、養液貯留用容器内の養液に浸されることで、根菜類の苗の根を伸ばし、その後に根を太らせることができるため、水耕栽培でありながら、長くて太い根を持つ根菜類を栽培できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7276138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の水耕栽培装置は出願人によるものであり、根菜類に適用できる点で大変優れている。
発明者らは、この水耕栽培装置について、根菜類をより効率よく生産するために必要な改善点を見出し、本発明を完成させた。
【0006】
本発明は、根菜類に良好に適用でき、生産性の高い水耕栽培装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第一の態様は、苗の根を伸ばすための根伸長部を備える水耕栽培装置である。
根伸長部は、内部に養液が配置されて一方向に並べて配置された複数の養液槽と、養液槽の上に配置される苗床を支持する支持部とを有する。
養液槽の各々に配置された養液の水面と支持部との距離は、一方向の一方から他方に向かって徐々に増加している。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る水耕栽培装置は、根菜類に良好に適用でき、生産性が高い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る水耕栽培装置のブロック図である。
同水耕栽培装置の第一ユニットを示す斜視図である。
同第一ユニットの構成を示す模式図である。
同水耕栽培装置の第二ユニットを示す斜視図である。
同第二ユニットの構成を示す模式図である。
第二ユニットに適用される苗床のプレートを示す図である。
(a)は、同苗床のストッパを構成するスポンジを示す図であり、(b)は、同ストッパを示す図である。
同第二ユニットの変形例を示す模式図である。
同第二ユニットの変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第一実施形態について、図1から図8を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る水耕栽培装置1のブロック図である。
水耕栽培装置1は、苗の根を十分な長さまで伸ばすための第一ユニット(根伸長部)100と、伸びた根を太らせるための第二ユニット200とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
枝切機
1か月前
個人
苗キャップ
1か月前
個人
播種機
3日前
個人
尿処理材
18日前
個人
飼槽
1か月前
個人
ペット用フード容器
1か月前
個人
園芸用自走車
1か月前
株式会社アテックス
草刈機
26日前
個人
水耕栽培システム
27日前
株式会社アピア
ルアー
1か月前
株式会社西部技研
空調システム
23日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
10日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
4日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
18日前
井関農機株式会社
移植機
3日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
18日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
18日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
井関農機株式会社
作業車両
10日前
井関農機株式会社
作業車両
3日前
井関農機株式会社
作業車両
26日前
井関農機株式会社
作業車両
3日前
株式会社シマノ
釣竿
20日前
個人
ペット用歯磨き用具セット
1か月前
ダイハツ工業株式会社
草刈り機
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
耕耘作業機
20日前
関東農機株式会社
ロータリ管理機
26日前
合同会社小林知財研鑽処
液体空気散布船
27日前
松山株式会社
スタンド装置
3日前
株式会社クボタ
田植機
3日前
株式会社クボタ
田植機
1か月前
井関農機株式会社
水田管理システム
10日前
静岡油化工業株式会社
コケ育成樹脂
1か月前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
1か月前
続きを見る