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公開番号
2025092150
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207848
出願日
2023-12-08
発明の名称
情報処理装置、制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
76/10 20180101AFI20250612BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】電子機器への通信パラメータの設定を効率的に実行する。
【解決手段】情報処理装置は、外部の電子機器について、当該電子機器において接続先を介した通信を行うための通信パラメータを設定する情報処理装置であって、設定候補の接続先の情報を取得する第1取得手段と、設定候補の接続先の一覧を表示装置に表示させる表示制御手段と、表示装置に表示された設定候補の接続先のうちから、電子機器に通信パラメータを設定する接続先の選択を受け付ける選択手段と、選択された接続先の通信パラメータを電子機器に設定する設定手段と、通信パラメータが電子機器に設定済みの接続先の情報を取得する第2取得手段と、を有し、表示制御手段は、設定候補の接続先の一覧において、設定済みの接続先と同一である第1接続先と、設定済みの接続先とは異なる第2接続先とを、表示態様を異ならせて表示させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
外部の電子機器について、当該電子機器において接続先を介した通信を行うための通信パラメータを設定する情報処理装置であって、
設定候補の接続先の情報を取得する第1取得手段と、
前記設定候補の接続先の一覧を表示装置に表示させる表示制御手段と、
前記表示装置に表示された前記設定候補の接続先のうちから、前記電子機器に通信パラメータを設定する接続先の選択を受け付ける選択手段と、
前記選択された接続先の通信パラメータを前記電子機器に設定する設定手段と、
通信パラメータが前記電子機器に設定済みの接続先の情報を取得する第2取得手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記設定候補の接続先の一覧において、前記設定済みの接続先と同一である第1接続先と、前記設定済みの接続先とは異なる第2接続先とを、表示態様を異ならせて表示させる
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記表示制御手段は、前記設定候補の接続先の一覧において、前記第1接続先を選択不可能な表示態様で表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記設定候補の接続先の一覧において、前記第1接続先を前記第2接続先よりも視認性の低い表示態様で表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記第1接続先の通信パラメータが前記電子機器に設定済みであることの表示、及び前記第2接続先の通信パラメータが前記電子機器に未設定であることの表示の少なくともいずれかを含めて、前記設定候補の接続先の一覧を表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記設定候補の接続先の一覧において、前記第1接続先を非表示にすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報処理装置の周囲に存在する接続先を検出する検出手段をさらに有し、
前記第1取得手段は、前記検出手段により検出された接続先の情報を、前記設定候補の接続先の情報として取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記通信パラメータは、接続先に接続するためのパスワードを含み、
前記情報処理装置は、前記電子機器に通信パラメータを設定する接続先の選択が受け付けられた場合に、当該接続先に接続するためのパスワードの入力を受け付ける入力手段をさらに有し、
前記設定手段は、前記入力手段によりパスワードの入力が受け付けられたことを条件として、前記選択された接続先の通信パラメータを前記電子機器に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記電子機器と通信する通信手段をさらに有し、
前記第2取得手段は、前記通信手段を介して、第1通信方式で前記電子機器から前記設定済みの接続先の情報を取得し、
前記設定手段は、前記通信手段を介して、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で前記選択された接続先の通信パラメータを前記電子機器に送信することにより、当該通信パラメータを前記電子機器に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2通信方式は、前記第1通信方式よりも情報秘匿性が高い通信方式であることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記通信手段は、前記電子機器と前記第2通信方式で通信するための情報を、前記第1通信方式で取得することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、制御方法及びプログラムに関し、特に外部機器の通信設定を支援する技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラやプリンタ等の電子機器の中には、無線通信機能を具備し、ネットワークに直接接続して動作可能なものがある。このような電子機器の無線通信機能を利用可能にするためには、通信接続する無線ネットワークに関して、例えば暗号化方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の通信パラメータを当該電子機器に設定する必要がある。
【0003】
一方で、電子機器の態様は様々であり、通信パラメータの設定に不向きな電子機器も存在し得る。例えば、電子機器が備えるユーザ入力インタフェースの機能が限定的である場合や、表示装置の性能が設定に関する情報の表示用途に不十分である場合、ユーザが当該電子機器を用いて通信パラメータを設定するための操作入力が煩雑になる可能性があった。これに対し、特許文献1には、情報処理装置が接続中のアクセスポイントに関する通信パラメータを外部の電子機器に設定することで、当該電子機器を無線通信可能にならしめる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-188869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、電子機器の通信パラメータを設定する機会は、一度に限られるものではない。例えば、電子機器を複数の環境で使用する場合や、通信環境を更新した場合等、電子機器の通信パラメータの設定を追加/変更することが想定される。特許文献1に記載の技術では、このような設定の都度、そのとき情報処理装置が接続中のアクセスポイントに関する通信パラメータが画一的に選択されて電子機器に設定されることになるが、ユーザが所望する態様に電子機器を設定できないことがある。
【0006】
例えば、既に通信パラメータを設定済み(登録済み)のアクセスポイントについて、情報処理装置から電子機器に対して通信パラメータの設定要求がなされることもあり、本来必要のない通信処理やメモリアクセス処理が発生し得る。結果、例えばバッテリ駆動の電子機器における余計な電力消費や、不要な上書き処理による電子機器のメモリの劣化等が発生する虞がある。
【0007】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、電子機器への通信パラメータの設定を効率的に実行する情報処理装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述の目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、外部の電子機器について、当該電子機器において接続先を介した通信を行うための通信パラメータを設定する情報処理装置であって、設定候補の接続先の情報を取得する第1取得手段と、設定候補の接続先の一覧を表示装置に表示させる表示制御手段と、表示装置に表示された設定候補の接続先のうちから、電子機器に通信パラメータを設定する接続先の選択を受け付ける選択手段と、選択された接続先の通信パラメータを電子機器に設定する設定手段と、通信パラメータが電子機器に設定済みの接続先の情報を取得する第2取得手段と、を有し、表示制御手段は、設定候補の接続先の一覧において、設定済みの接続先と同一である第1接続先と、設定済みの接続先とは異なる第2接続先とを、表示態様を異ならせて表示させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
このような構成により本発明によれば、電子機器への通信パラメータの設定を効率的に実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態及び変形例に係るスマートフォン100の構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るデジタルカメラ200の構成を例示したブロック図及び外観図
本発明の実施形態及び変形例に係るデジタルカメラ200の設定機能に係る画面表示例を示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る検出APリストを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る、設定機能に関する処理を例示したシーケンス図
本発明の実施形態及び変形例に係るデジタルカメラ200に通信パラメータが設定済みであるAPの情報を例示した図
本発明の実施形態1に係る選択画面320の構成例を示した図
本発明の実施形態1に係るスマートフォン100で実行される表示制御処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態2に係る通知画面900を例示した図
本発明の実施形態3に係る、デジタルカメラ200の無線通信部211に係る性能情報を例示した図
本発明の実施形態3に係る選択画面320の構成例を示した図
本発明の実施形態3に係るスマートフォン100で実行される表示制御処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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