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公開番号
2025091988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207591
出願日
2023-12-08
発明の名称
噴射装置
出願人
レック株式会社
,
株式会社三谷バルブ
,
株式会社ダイゾー
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
83/22 20250101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】不使用時には上部からの押圧をロックする噴射装置を提供する。
【解決手段】噴射装置10は筒状の本体部11と、この本体部11に揺動可能に設けた揺動片12と、この揺動片12に連結した押圧片13とから構成されている。揺動片12は、本体部11の溝部11bの一端を基部12aとして、他端側に延在し、先端部が上下に揺動可能としている。この揺動片12には開閉軸部12cが設けられており、この開閉軸部12cを中心にして押圧片13が軸支されている。この押圧片13の回動により、ストッパ部13cが段部11gの直上から外れることで、揺動片12のロック状態は解除され、基部12aを基点として揺動片12は上下に揺動可能となる。主面部13aの先端を下方に押圧すると揺動片12は、基部を基点として押し下げられ、連通筒部12dの下端に挿入されている筒状容器のステム部が押圧される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ステム部を介して噴霧材を噴霧する筒状容器に取り付ける噴射装置であって、
一対の壁部に挟まれた溝部を備え、底部が前記筒状容器に係合する筒状の本体部と、
前記溝部の一端を基部として、他端側に延在し、先端部が上下に揺動可能な揺動片と、
該揺動片に設けた開閉軸部を中心に、前記揺動片に対して開閉自在に連結した押圧片とから構成され、
前記基部と前記開閉軸部との間の前記揺動片には、前記ステム部に当接し連通する連通筒部が設けられており、
前記押圧片は、平面状の主面部と、該主面部と連続し、前記開閉軸部に中心に開閉する開閉部と、該開閉部又は該開閉部近傍から前記主面部と直角方向に延在する一対のストッパ部とから構成され、
前記押圧片の開放前の閉止状態であって、前記主面部が前記連通筒部を覆う水平状態時には、前記ストッパ部が前記壁部の内側面に設けた段部、又は前記溝部の底部に当接することで、前記揺動片を揺動不可としたことを特徴とする噴射装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記押圧片を開放し、裏返った前記主面部の表面を前記先端部に当接させた際は、前記ストッパ部が前記段部又は前記底部から離間して、前記揺動片が揺動可能となることを特徴とする請求項1に記載の噴射装置。
【請求項3】
前記先端部の下方には、係止片が設けられており、
一端側が前記揺動片の前記基部である前記溝部の他端側には、前記係止片を係止可能な被係止部が設けられており、
前記主面部の表面を前記先端部に当接させた状態で、前記主面部を押下することで、前記係止片と被係止部とが係合し、前記連通筒部を押し下げた状態が保持されることを特徴とする請求項2に記載の噴射装置。
【請求項4】
所定の力で前記押圧片を押し上げることで、前記ストッパ部の側面である前記押圧片の後端部が前記段部又は前記底部を乗り上げて、前記係止片と前記被係止部との係合状態が解除されることを特徴とする請求項3に記載の噴射装置。
【請求項5】
前記開閉軸部は、一対の軸部又は軸孔であり、前記開閉部は前記軸部又は前記軸孔に軸支される一対の軸孔又は軸部であることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の噴射装置。
【請求項6】
前記開閉部はヒンジ体であることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の噴射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、噴霧材を充填した筒状容器に取り付ける噴射装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エアゾール缶とキャップとオーバーキャップとから構成され、エアゾール缶の容器内には、有効成分及び噴射剤を充填してエアゾール化されているエアゾール装置が開示されている。
【0003】
特許文献1のエアゾール装置は、キャップのボタンを押圧し、このボタンに設けられたロック部がキャップの係止溝に係合することで、エアゾール缶のステムを押し続け、エアゾール缶の内容物を連続して噴射し続ける構造を有している。
【0004】
キャップ部のボタンは溝内にあるため、間違って足等で踏んでしまったとしても、エアゾール缶の内容物が噴射されることはない。しかし、幅が細いものがボタン上に落下した場合等に、不用意にエアゾール缶の内容物が噴射される虞れがある。そこで、オーバーキャップを設けることでキャップを保護し、間違ってボタンが押されることを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平6-169676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、エアゾール装置にオーバーキャップを設けることは、コストアップに繋がると共に、オーバーキャップの容積の分のエアゾール装置の容積が増加し、運搬コストも増加してしまうという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、上述の課題を解消し、不使用時には上部からの押圧をロックする状態にし、オーバーキャップを不要とする噴射装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達成するための本発明に係る噴射装置は、ステム部を介して噴霧材を噴霧する筒状容器に取り付ける噴射装置であって、一対の壁部に挟まれた溝部を備え、底部が前記筒状容器に係合する筒状の本体部と、前記溝部の一端を基部として、他端側に延在し、先端部が上下に揺動可能な揺動片と、該揺動片に設けた開閉軸部を中心に、前記揺動片に対して開閉自在に連結した押圧片とから構成され、前記基部と前記開閉軸部との間の前記揺動片には、前記ステム部に当接し連通する連通筒部が設けられており、前記押圧片は、平面状の主面部と、該主面部と連続し、前記開閉軸部に中心に開閉する開閉部と、該開閉部又は該開閉部近傍から前記主面部と直角方向に延在する一対のストッパ部とから構成され、前記押圧片の開放前の閉止状態であって、前記主面部が前記連通筒部を覆う水平状態時には、前記ストッパ部が前記壁部の内側面に設けた段部、又は前記溝部の底部に当接することで、前記揺動片を揺動不可としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る噴射装置によれば、不使用時には上部からの押圧をロックするロック機構を設けることで、エアゾール缶等の筒状容器のステム部を不用意に押圧することを防止している。また、従来のエアゾール装置のように、オーバーキャップを設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
筒状容器及び噴射装置の斜視図である。
押圧片を閉止した状態の噴射装置の平面図である。
押圧片を閉止した状態の噴射装置の正面図である。
押圧片を閉止した状態の噴射装置の背面図である。
途中まで押圧片を開放した状態の噴射装置の斜視図である。
開放した押圧片を揺動片の先端に当接させた状態の噴射装置の斜視図である。
開放した押圧片を揺動片の先端に当接させた状態の噴射装置の正面図である。
押圧片を閉止した状態のストッパ部及び段部の説明図である。
途中まで押圧片を開放した状態のストッパ部及び段部の説明図である。
開放した押圧片を揺動片の先端に当接させた状態のストッパ部及び段部の説明図である。
係止片と被係止部とが係止した状態のストッパ部及び段部の説明図である。
係止片及び被係止部が係止した状態で、途中まで押圧片を回動させた際のストッパ部及び段部の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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