TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025091157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206239
出願日2023-12-06
発明の名称光照射装置
出願人日本PBM Healing株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61N 5/06 20060101AFI20250611BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】患部やその症状に応じて的確に光を照射することができる光照射装置を提供する。
【解決手段】光照射装置は、患部に光を照射する光照射装置1において、基板5と、少なくとも基板5の一方の面5aに配設され、発光波長が異なる複数の光エミッタ6を有する発光部7とを備える装置本体2と、発光部7からの発光を制御する制御部8が設けられたコントローラ3を備え、発光部7は、少なくとも、第1の帯域の波長の光を発光する第1の光エミッタ6aと、第1の帯域と異なる第2の帯域の波長の光を発光する第2の光エミッタ6bを有し、制御部8は、少なくとも、第1の光エミッタ6aを発光させる第1のモードと、第2の光エミッタ6bを発光させる第2のモードと、第1の光エミッタ6a及び第2の光エミッタ6bを発光させる第3のモードを切り替えて実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
患部に光を照射する光照射装置において、
基板と、少なくとも前記基板の一方の面に配設され、発光波長が異なる複数の光エミッタを有する発光部とを備える装置本体と、
前記発光部からの発光を制御する制御部が設けられたコントローラを備え、
前記発光部は、少なくとも、第1の帯域の波長の光を発光する第1の光エミッタと、前記第1の帯域と異なる第2の帯域の波長の光を発光する第2の光エミッタを有し、
前記制御部は、少なくとも、前記第1の光エミッタを発光させる第1のモードと、前記第2の光エミッタを発光させる第2のモードと、前記第1の光エミッタ及び第2の光エミッタを発光させる第3のモードを切り替えて実行する、光照射装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記第1の帯域は、640~770nmであり、
前記第2の帯域は、770~1000nmである、請求項1に記載の光照射装置。
【請求項3】
前記第1の帯域の波長の光の出力が、前記第1のモードと前記第3のモードで異なる、請求項1又は2に記載の光照射装置。
【請求項4】
前記発光部は、前記第1の帯域及び前記第2の帯域と異なる第3の帯域の波長の光を発光する第3の光エミッタを有し、
前記第3の帯域は430~490nmである、請求項1又は2に記載の光照射装置。
【請求項5】
前記基板は、可撓性を有し、患部に密着可能とされている、請求項1又は2に記載の光照射装置。
【請求項6】
前記装置本体が収納されるポケットを有し、患部に装着されるホルダーを備え、
前記ポケットは、前記発光部の光を透過してする材料により構成され、
前記ホルダーの装着者の患部に光を照射可能とされている、請求項5に記載の光照射装置。
【請求項7】
前記ホルダーは、顔面に装着され、皮膚上から顎関節及びその周囲に相当する部位に光を照射する、請求項6に記載の光照射装置。
【請求項8】
前記装置本体は、樹脂材料により形成された外装材に被覆され、
前記外装材は、少なくとも前記発光部と対峙する面が光透過性を有し、
前記外装材を介して光を照射可能とされている、請求項1又は2に記載の光照射装置。
【請求項9】
前記基板の一方の面と反対側の面にも前記発光部が設けられている、請求項8に記載の光照射装置。
【請求項10】
口腔内の舌上と口蓋との間又は頬と歯列外側との間に保持され、口腔内に光を照射する、請求項8に記載の光照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、光照射装置に関し、詳しくは皮膚上又は粘膜上から光を目的部位に照射する光照射装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、患者の患部に皮膚や粘膜の上から光を照射することで、外傷や手術創などの創傷治癒を促進したり、痛みを緩和したりする光線療法が行われている。光線療法は、光線療法機器によって患者の患部へ、治療方法に応じて、可視光域、紫外域、無線周波数域、または赤外域といった様々な波長の光が照射される。
【0003】
このような光線療法に用いられる機器の例としては、レーザー光を治療目的部位に照射する装置(特許文献1)、また、単色光を治療目的部位に照射する装置(特許文献2)などがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平09-038221号公報
特開2001-212250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光線療法を必要とする患部やその症状は様々なものがある。また、時間の経過と共に症状は変化する。そのため、光線療法に使用される光線療法機器には、患部の位置やその症状、また時間の経過に応じた光の照射が求められる。
【0006】
そこで、本技術は、患部やその症状に応じて的確に光を照射することができる光照射装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本技術に係る光照射装置は、患部に光を照射する光照射装置において、基板と、少なくとも前記基板の一方の面に配設され、発光波長が異なる複数の光エミッタを有する発光部とを備える装置本体と、前記発光部からの発光を制御する制御部が設けられたコントローラを備え、前記発光部は、少なくとも、第1の帯域の波長の光を発光する第1の光エミッタと、前記第1の帯域と異なる第2の帯域の波長の光を発光する第2の光エミッタを有し、前記制御部は、少なくとも、前記第1の光エミッタを発光させる第1のモードと、前記第2の光エミッタを発光させる第2のモードと、前記第1の光エミッタ及び第2の光エミッタを発光させる第3のモードを切り替えて実行するものである。
【発明の効果】
【0008】
本技術が適用された光照射装置によれば、第1~第3のモードにおける発光波長及び積算光量を異ならせることができる。したがって、モードを切り替えることにより、患部やその症状の経過に応じて最適な光を照射することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本技術が適用された光照射装置の構成を示す図である。
図2は、装置本体及びコントローラの一構成例を示す機能ブロック図である。
図3は、第1の実施の形態に係る光照射装置を示す平面図である。
図4は、第1の実施の形態に係る光照射装置の使用状態を示す図である。
図5は、第1の実施の形態に係る光照射装置のホルダーを示す図であり、(A)平面図、(B)はポケットを取り付ける状態を示す平面図である。
図6は、第1の実施の形態に係る光照射装置の装置本体を示す分解斜視図である。
図7は、第2の実施の形態に係る光照射装置を示す平面図である。
図8は、第2の実施の形態に係る光照射装置の使用状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本技術が適用された光照射装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本技術は、以下の実施形態のみに限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがある。具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
4か月前
個人
歯茎みが品
5か月前
個人
鼾防止用具
4か月前
個人
導電香
4か月前
個人
白内障治療法
3か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
マッサージ機
4か月前
個人
塗り薬塗り具
6か月前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
ホバーアイロン
2か月前
個人
健康器具
6か月前
個人
矯正椅子
28日前
個人
片足歩行支援具
5か月前
個人
バッグ式オムツ
9日前
個人
収納容器
6か月前
個人
クリップ
5か月前
個人
歯の修復用材料
3日前
個人
眼科診療車
5か月前
個人
シャンプー
2か月前
個人
車椅子持ち上げ器
3か月前
個人
口内洗浄具
4か月前
個人
歯の保護用シール
28日前
三生医薬株式会社
錠剤
3か月前
株式会社八光
剥離吸引管
23日前
株式会社結心
手袋
3か月前
株式会社コーセー
化粧料
5か月前
個人
避難困難者救出台車
5か月前
株式会社コーセー
美爪料
5か月前
株式会社 MTG
浴用剤
4か月前
個人
除菌システム
5か月前
個人
服薬支援装置
3か月前
個人
腰用サポーター
4か月前
株式会社GSユアサ
歩行器
1か月前
個人
歯列矯正用器具
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
5か月前
続きを見る