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公開番号2025091140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206209
出願日2023-12-06
発明の名称ケラチン繊維に好適な組成物
出願人ロレアル,L’OREAL
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 8/365 20060101AFI20250611BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】グリオキシル酸又はその誘導体と共にケラチン繊維を処置することに基づくケラチン繊維の再成形に有用な組成物であって、毛髪等のケラチン繊維に、より長時間持続する再成形効果をもたらすことができる組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は主に、毛髪等のケラチン繊維用の組成物であって、(a)グリオキシル酸、グリオキシル酸溶媒和物、グリオキシル酸塩、グリオキシル酸エステル、グリオキシル酸アミド、及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物と、(b)ケト酸、その塩、及びこれらの混合物からなる群から選択される、(a)化合物とは異なる、少なくとも1種の化合物と、(c)少なくとも1種のエステルクワットとを含む、組成物に関する。本発明は、より長時間持続する再成形効果をもたらすことによって、グリオキシル酸又はその誘導体と共にケラチン繊維に熱を加えることに基づく毛髪等のケラチン繊維の直毛化を改善することができる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
毛髪等のケラチン繊維用の組成物であって、
(a)グリオキシル酸、グリオキシル酸溶媒和物、グリオキシル酸塩、グリオキシル酸エステル、グリオキシル酸アミド、及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物と、
(b)ケト酸、その塩、及びこれらの混合物からなる群から選択される、(a)化合物とは異なる、少なくとも1種の化合物と、
(c)少なくとも1種のエステルクワットと
を含む、組成物。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
組成物中の(a)化合物の量が、組成物の総質量に対して、15質量%未満、好ましくは14質量%未満、より好ましくは13質量%未満である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
(b)化合物が、レブリン酸、その塩、及びこれらの混合物から選択される、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
組成物中の(b)化合物の量が、組成物の総質量に対して、10質量%以下、好ましくは8質量%以下、より好ましくは6質量%以下である、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
(c)エステルクワットが、ジステアロイルエチルジモニウムクロリド、ジオレオイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
組成物中の(c)エステルクワットの量が、組成物の総質量に対して、0.01質量%~15質量%、好ましくは0.05質量%~10質量%、より好ましくは0.1質量%~5質量%である、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
(d)水を更に含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
(e)少なくとも1種の油を更に含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
(f)少なくとも1種の脂肪族アルコールを更に含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
組成物のpHが、7以下、好ましくは6以下、より好ましくは5以下である、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は主に、毛髪等のケラチン繊維を再成形、好ましくは直毛化するのに好適な組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
毛髪等のケラチン繊維をアイロンで加熱することによって該ケラチン繊維を直毛化することは、まとまりにくいケラチン繊維を扱いやすくし、ケラチン繊維のボリュームを減らし、より望ましく見えるようにする上で人気がある。このような加熱アイロンを使用した直毛化法は、即座のスタイリングに便利であるが、スタイルは短時間、例えば次に洗髪するまでしか持続しない。多くの消費者にとって長時間持続する直毛化法が必要とされている。
【0003】
一方、還元剤及びアルカリ剤並びに酸化剤を使用して加熱する従来の永久直毛化(パーマネントストレート化)法は、スタイルが長時間持続するケラチン繊維をもたらすことができるが、長い処理時間、ケラチン繊維への損傷及び悪臭等のいくつかの欠点がある。
【0004】
WO 2014/131469は、還元剤及び酸化剤を使用せずに、アイロンで加熱することによってケラチン繊維を直毛化するための方法であって、グリオキシル酸を使用してケラチン繊維を直毛化する方法を開示している。
【0005】
US-A-2023/742は、15質量%~20質量%のグリオキシル酸及び0.1質量%~5質量%のレブリン酸を含む半永久直毛化用組成物を開示している。その実施例の項に開示されている組成物には、セトリモニウムクロリドも含まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
WO 2014/131469
US-A-2023/742
欧州特許出願第0354835号
欧州特許出願第0368763号
欧州特許出願第0432000号
欧州特許出願第0514282号
仏国特許出願第2679448号
【非特許文献】
【0007】
Walter Noll著、Chemistry and Technology of Silicones(1968)、Academic Press
Cosmetics and Toiletries、第91巻、76年1月、27~32頁、Todd & Byers、Volatile Silicone Fluids for Cosmetics
「Handbook of Surfactants」、M.R.Porter著、Blackie & Son出版(Glasgow及びLondon)、1991年、116~178頁
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
グリオキシル酸又はその誘導体と共にケラチン繊維を処置することに基づくケラチン繊維の再成形を改善する必要性が依然として存在する。
【0009】
本発明の目的は、グリオキシル酸又はその誘導体と共にケラチン繊維を処置することに基づく毛髪等のケラチン繊維の再成形に有用な組成物であって、ケラチン繊維に、より長時間持続する再成形効果をもたらすことができる組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の上記の目的は、毛髪等のケラチン繊維用の組成物であって、
(a)グリオキシル酸、グリオキシル酸溶媒和物、グリオキシル酸塩、グリオキシル酸エステル、グリオキシル酸アミド、及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物と、
(b)ケト酸、その塩、及びこれらの混合物からなる群から選択される、(a)化合物とは異なる、少なくとも1種の化合物と、
(c)少なくとも1種のエステルクワットと
を含む、組成物によって達成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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