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公開番号
2025091006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205945
出願日
2023-12-06
発明の名称
差動送りミシン
出願人
JUKI株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D05B
27/04 20060101AFI20250611BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】副送り歯の送り量の設定を適正に行う。
【解決手段】被縫製物の送り方向の下流側と上流側とで送りを行う主送り歯31と副送り歯32とを有する送り機構30と、主送り歯の縫いピッチを任意の大きさに調節する第一送り調節機構60と、副送り歯の縫いピッチを任意の大きさに調節する第二送り調節機構80と、を備え、第二送り調節機構は、アクチュエータ82により副送り歯の縫いピッチを調節し、副送り歯の縫いピッチを設定入力する設定入力部95と、設定入力部から入力された副送り歯の縫いピッチとなるようにアクチュエータを制御する制御装置90とを備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被縫製物の送り方向の下流側と上流側とで送りを行う主送り歯と副送り歯とを有する送り機構と、
前記主送り歯の縫いピッチを任意の大きさに調節する第一送り調節機構と、
前記副送り歯の縫いピッチを任意の大きさに調節する第二送り調節機構と、
を備え、
前記第二送り調節機構は、アクチュエータにより前記副送り歯の縫いピッチを調節し、
前記副送り歯の縫いピッチを設定入力する設定入力部と、
前記設定入力部から入力された前記副送り歯の縫いピッチとなるように前記アクチュエータを制御する制御装置とを備えることを特徴とする差動送りミシン。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記設定入力部は、前記副送り歯の縫いピッチの設定を、ピッチ幅の大きさを示す数値で入力可能であることを特徴とする請求項1に記載の差動送りミシン。
【請求項3】
前記制御装置は、前記主送り歯の縫いピッチの設定のみが変更された場合に、既に設定されている前記副送り歯の縫いピッチを維持するように前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項2に記載の差動送りミシン。
【請求項4】
前記主送り歯の縫いピッチの設定値を検出する検出部を備えることを特徴とする請求項3に記載の差動送りミシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、差動送りミシンに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の差動送りミシンは、送り歯を送り方向の下流側の主送り歯と上流側の副送り歯とから構成し、主送り歯と副送り歯との縫いピッチに差が生じるように送り動作を行うことが可能である。
そして、手動のつまみ等を操作して、主送り歯と副送り歯との縫いピッチの比率を設定することで縫いピッチに差を設けていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-185296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の差動送りミシンは、主送り歯の縫いピッチを設定した上で、手動で主送り歯と副送り歯との縫いピッチの比率を調節する必要があり、再現性が低いという問題があった。
また、主送り歯と副送り歯との縫いピッチの比率で設定が行われるので、主送り歯の縫いピッチと副送り歯との縫いピッチとを個々に設定したいような場合に比率を求めなければならず、設定作業が煩雑となる場合があった。
さらに、副送り歯との縫いピッチを固定したまま主送り歯の縫いピッチのみを変更したい場合があるが、その場合には主送り歯の縫いピッチと縫いピッチの比率の両方を設定し直さなければならず、設定作業が煩雑であった。
【0005】
本発明は、差動送りミシンにおける副送り歯の送り量の設定を適正に行うことをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、差動送りミシンにおいて、
被縫製物の送り方向の下流側と上流側とで送りを行う主送り歯と副送り歯とを有する送り機構と、
前記主送り歯の縫いピッチを任意の大きさに調節する第一送り調節機構と、
前記副送り歯の縫いピッチを任意の大きさに調節する第二送り調節機構と、
を備え、
前記第二送り調節機構は、アクチュエータにより前記副送り歯の縫いピッチを調節し、
前記副送り歯の縫いピッチを設定入力する設定入力部と、
前記設定入力部から入力された前記副送り歯の縫いピッチとなるように前記アクチュエータを制御する制御装置とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、上記構成により、副送り歯の送り量の設定を適正に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
発明の実施形態たる差動送りミシンの全体を示す斜視図である。
ミシン内部を図1と異なる方向から見た斜視図である。
ミシン内部を図1及び図2と異なる方向から見た斜視図である。
ミシン内部の右側面図である。
針板周辺の内側の構成を示した斜視図である。
第一送り調節機構の主要部を示す斜視図である。
差動送りミシンの制御系を示すブロック図である。
設定入力部において副送り歯の縫いピッチを設定するための設定画面の表示例である。
主送り歯の縫いピッチと副送り歯の縫いピッチの設定作業時に制御装置が行う制御を示すフローチャートである。
設定入力部において主送り歯の縫いピッチと副送り歯の縫いピッチを設定するための設定画面の表示例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態の概略構成]
以下、本発明の実施形態である差動送りミシン100について詳細に説明する。
図1は差動送りミシン100の全体を示す斜視図、図2はミシン内部を図1と異なる方向から見た斜視図、図3はミシン内部を図1及び図2と異なる方向から見た斜視図、図4はミシン内部の右側面図、図5は針板周辺の内側の構成を示した斜視図である。
【0010】
図1~図4に示すように、差動送りミシン100は、上軸23の回転により縫い針21を上下動させる針上下動機構20と、上糸を下糸に絡める釜(図示略)と、主送り歯31及び副送り歯32により縫い針21の上下動に同期して針板14上の被縫製物の差動送りを行う送り機構30と、上記各構成を支持するミシンフレーム10と、上記各構成を制御する制御装置90(図7参照)とを備えている。
なお、上記差動送りミシン100は、一般的なミシンが備える天秤、糸調子、押さえ等の各構成を備えているが、これらは周知のものなので説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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