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公開番号
2025114054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008468
出願日
2024-01-24
発明の名称
縫製管理システム
出願人
JUKI株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
D05B
19/02 20060101AFI20250729BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】目標加工時間と実績値とを容易に比較できる縫製管理システムを提供する。
【解決手段】縫製管理システムは、ミシンとミシンを管理する管理装置と、を備え、管理装置は、ミシンから正味加工時間を算出するための稼働情報を取得する情報取得部と、正味加工時間に対する余裕率、及び、目標加工時間の設定を受け付ける設定部と、稼働情報及び余裕率に基づいて、正味加工時間及び余裕時間を算出する演算部と、目標加工時間と、正味加工時間及び余裕時間の合計である実績標準時間とを出力する出力部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ミシンを用いた縫製物の生産を管理する縫製管理システムであって、
前記ミシンと、
前記ミシンを管理する管理装置と、を備え、
前記管理装置は、
前記ミシンから正味加工時間を算出するための稼働情報を取得する情報取得部と、
前記正味加工時間に対する余裕率、及び、目標加工時間の設定を受け付ける設定部と、
前記稼働情報及び前記余裕率に基づいて、前記正味加工時間及び余裕時間を算出する演算部と、
前記目標加工時間と、前記正味加工時間及び前記余裕時間の合計である実績標準時間とを出力する出力部と、を備える、
縫製管理システム。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記設定部は、複数種類の前記余裕率の設定を受け付け、
前記演算部は、複数種類の前記余裕率の各々と前記正味加工時間とに基づいて、前記余裕時間を算出する、
請求項1に記載の縫製管理システム。
【請求項3】
複数種類の前記余裕率は、設備要因に基づく第1余裕率と、作業要因に基づく第2余裕率と、人的要因に基づく第3余裕率と、を含む、
請求項2に記載の縫製管理システム。
【請求項4】
前記情報取得部は、前記ミシンが実行する工程を示す工程情報を更に取得し、
前記演算部は、前記工程情報に基づいて、工程毎の前記正味加工時間及び余裕時間を算出し、
前記出力部は、工程毎の前記目標加工時間及び前記実績標準時間を出力する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の縫製管理システム。
【請求項5】
表示装置をさらに備え、
前記出力部は、前記目標加工時間と前記実績標準時間とを、グラフ形式で表示する実績画面を前記表示装置に出力する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の縫製管理システム。
【請求項6】
前記出力部は、前記目標加工時間、前記正味加工時間及び前記余裕時間の表示態様を、互いに識別可能に異ならせた前記実績画面を出力する、
請求項5に記載の縫製管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、縫製管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ミシンに係る技術分野において、特許文献1に開示されているような縫製管理システムが知られている。特許文献1では、縫製物の所定時間あたりの生産数である生産目標レートが設定できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-214511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
縫製物の生産管理において、目標加工時間(SAM:Standard Allotted Minutes)が設定される。目標加工時間は、縫製工場等での実際の加工時間の実績値と比較することで、生産性を評価する指標となる。縫製管理システムにおいて、目標加工時間と実績値とを容易に比較できるようにすることが望まれている。
【0005】
本発明は、目標加工時間と実績値とを容易に比較できる縫製管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に従えば、ミシンを用いた縫製物の生産を管理する縫製管理システムであって、前記ミシンと前記ミシンを管理する管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記ミシンから正味加工時間を算出するための稼働情報を取得する情報取得部と、前記正味加工時間に対する余裕率、及び、目標加工時間の設定を受け付ける設定部と、前記稼働情報及び前記余裕率に基づいて、前記正味加工時間及び余裕時間を算出する演算部と、前記目標加工時間と、前記正味加工時間及び前記余裕時間の合計である実績標準時間とを出力する出力部と、を備える、縫製管理システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の態様に従えば、目標加工時間と実績値とを容易に比較できる縫製管理システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る縫製管理システムを模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係る管理装置を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係るミシンの制御に関わる構成を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係る実績画面の一例を示す模式図である。
図5は、実績画面の表示態様を説明する図である。
図6は、余裕率及び目標加工時間の設定画面を説明する図である。
図7は、工程毎の設定内容を表示する設定表示画面を説明する図である。
図8は、正味加工時間の算出方法を説明するためのグラフである。
図9は、実施形態に係る管理装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本技術に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本技術は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[縫製管理システム]
図1は、実施形態に係る縫製管理システム1を模式的に示す図である。図2は、実施形態に係る管理装置3を示すブロック図である。縫製管理システム1は、ミシン2を用いた縫製物の生産を管理するシステムである。縫製管理システム1は、ミシン2と、ミシン2を管理する管理装置3を備える。ミシン2は、縫製工場に設置される。ミシン2は、縫製工場において稼働する。ミシン2は、工業用ミシンである。複数のミシン2が縫製工場に設置される。ミシン2により糸で縫製対象物が縫合されることにより、縫製品が生産される。縫製対象物として、生地が例示される。縫製品として、衣服が例示される。管理装置3は、ミシン2が設置された施設と同一の施設に設置される。すなわち、管理装置3は、縫製工場に設置される。
(【0011】以降は省略されています)
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