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公開番号
2025144702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044513
出願日
2024-03-21
発明の名称
差動送りミシン
出願人
JUKI株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
D05B
27/08 20060101AFI20250926BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】差動送りミシンにおける送り量を簡便に設定すること。
【解決手段】差動送りミシンは、下生地を送る主送り歯と、下生地を送る副送り歯と、上生地を送る上送り歯と、コントローラと、を備える。コントローラは、下生地の長さを示す下生地長さ、上生地の長さを示す上生地長さ、及び下生地と上生地とが縫製された後の縫製物の長さの目標値を示す仕上がり長さを含む縫製データを取得する縫製データ取得部と、縫製データに基づいて、主送り歯の送り量に対する副送り歯の送り量及び上送り歯の送り量を算出する算出部と、算出部により算出された送り量に基づいて、主送り歯、副送り歯、及び上送り歯のそれぞれの送り動作を制御する制御部と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
下生地を送る主送り歯と、
前記下生地を送る副送り歯と、
上生地を送る上送り歯と、
コントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記下生地の長さを示す下生地長さ、前記上生地の長さを示す上生地長さ、及び前記下生地と前記上生地とが縫製された後の縫製物の長さの目標値を示す仕上がり長さを含む縫製データを取得する縫製データ取得部と、
前記縫製データに基づいて、前記主送り歯の送り量に対する前記副送り歯の送り量及び前記上送り歯の送り量を算出する算出部と、
前記算出部により算出された送り量に基づいて、前記主送り歯、前記副送り歯、及び前記上送り歯のそれぞれの送り動作を制御する制御部と、を有する、
差動送りミシン。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
入力装置を備え、
前記コントローラは、
前記入力装置からの入力信号を取得する入力信号取得部を有し、
前記算出部は、前記入力信号に基づいて、前記送り量を補正する、
請求項1に記載の差動送りミシン。
【請求項3】
前記入力信号取得部は、縫製後の前記下生地長さと前記上生地長さとのずれ量を示す入力信号と、縫製物実長さと前記仕上がり長さとの誤差を示す入力信号とを取得し、
前記算出部は、前記入力信号に基づいて、前記送り量を補正する、
請求項2に記載の差動送りミシン。
【請求項4】
前記入力装置は、
前記算出部により算出された上送り量を表示する第1表示領域と、
前記算出部により算出された主送り量を表示する第2表示領域と、
前記算出部により算出された副送り量を表示する第3表示領域と、
前記下生地長さと前記上生地長さとのずれ量が入力される第1入力領域と、
縫製物実長さと前記仕上がり長さとの誤差が入力される第2入力領域と、を有し、
前記第1入力領域に前記ずれ量が入力され、前記第2入力領域に前記誤差が入力されると、前記算出部は、前記ずれ量及び前記誤差のそれぞれが小さくなるように、前記送り量を補正し、
補正後の上送り量が第1表示領域に表示され、補正後の主送り量が第2表示領域に表示され、補正後の副送り量が第3表示領域に表示される、
請求項2に記載の差動送りミシン。
【請求項5】
前記縫製データ取得部は、通信システムを介して外部コンピュータから前記縫製データを取得する、
請求項1に記載の差動送りミシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、差動送りミシンに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ミシンに係る技術分野において、特許文献1に開示されているような差動送りミシンが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-185296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
差動送りミシンは、下生地を送る主送り歯と、下生地を送る副送り歯と、上生地を送る上送り歯とを備える。主送り歯の送り量に対する副送り歯の送り量及び上送り歯の送り量が変更されることにより、様々なデザインの衣類が製造される。差動送りミシンを用いて上生地と下生地とを縫製する場合、主送り歯の送り量に対する副送り歯の送り量及び上送り歯の送り量が適正に設定されないと、望みのデザインの衣類を製造することが困難となる。従来においては、望みのデザインの衣類が製造されるように、差動送りミシンの操作者が試行錯誤しながら送り量を調整していた。
【0005】
本明細書で開示する技術は、差動送りミシンにおける送り量を簡便に設定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、差動送りミシンを開示する。差動送りミシンは、下生地を送る主送り歯と、下生地を送る副送り歯と、上生地を送る上送り歯と、コントローラと、を備える。コントローラは、下生地の長さを示す下生地長さ、上生地の長さを示す上生地長さ、及び下生地と上生地とが縫製された後の縫製物の長さの目標値を示す仕上がり長さを含む縫製データを取得する縫製データ取得部と、縫製データに基づいて、主送り歯の送り量に対する副送り歯の送り量及び上送り歯の送り量を算出する算出部と、算出部により算出された送り量に基づいて、主送り歯、副送り歯、及び上送り歯のそれぞれの送り動作を制御する制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、差動送りミシンにおける送り量を簡便に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るミシンを示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るミシンを示す模式図である。
図3は、実施形態に係るミシンを示すブロック図である。
図4は、実施形態に係る針板と押さえと主送り歯と副送り歯と上送り歯とを示す模式図である。
図5は、実施形態に主送り量と副送り量と上送り量と縫製物との関係を説明するための図である。
図6は、実施形態に主送り量と副送り量と上送り量と縫製物との関係を説明するための図である。
図7は、実施形態に係るコントローラを示すハードウエア構成図である。
図8は、実施形態に係るコントローラを示す機能ブロック図である。
図9は、実施形態に係る縫製データを説明するための図である。
図10は、実施形態に係る縫製物実長さと仕上がり長さとの関係を説明するための図である。
図11は、実施形態に係る操作パネルを示す図である。
図12は、実施形態に係る縫製方法を示すフローチャートである。
図13は、実施形態に係る縫製データを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。実施形態においては、左、右、前、後、上、及び下の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、ミシン1の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。
【0010】
[ミシン]
図1は、実施形態に係るミシン1を示す斜視図である。図2は、実施形態に係るミシン1を示す模式図である。図3は、実施形態に係るミシン1を示すブロック図である。実施形態において、ミシン1は、工業用ミシンである。ミシン1は、差動送りミシンである。ミシン1は、縫製工場に設置される。
(【0011】以降は省略されています)
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