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公開番号
2025103227
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220454
出願日
2023-12-27
発明の名称
上下送りミシン
出願人
JUKI株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D05B
27/04 20060101AFI20250702BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】作業性の良好な上下送りミシンを提供する。
【解決手段】送り歯により針板14上の被縫製物を当該針板14の下側から送る送り装置30と、針板14の上で押さえ足41と送り足42とを交互に上下動させると共に送り足42により針板14上の被縫製物を当該針板14の上側から送る上送り装置40と、送り足42の上下動の高さを調節する上送り高さ調節機構60と、作業者の足による操作を入力可能なペダル96とを備え、ペダル96の操作により上送り高さ調節機構60が送り足42の上下動の高さを上昇させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
送り歯により針板上の被縫製物を当該針板の下側から送る送り装置と、
前記針板の上で押さえ足と送り足とを交互に上下動させると共に前記送り足により前記針板上の被縫製物を当該針板の上側から送る上送り装置と、
前記送り足の上下動の高さを調節する上送り高さ調節機構と、
作業者の足による操作を入力可能なペダルとを備え、
前記ペダルの操作により前記上送り高さ調節機構が前記送り足の上下動の高さを上昇させることを特徴とする上下送りミシン。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記上送り高さ調節機構は、前記送り足の上下動の高さを調節するアクチュエータを有し、
前記ペダルの操作に応じて前記送り足の上下動の高さを上昇させるように前記上送り高さ調節機構の前記アクチュエータを制御する制御装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の上下送りミシン。
【請求項3】
前記ペダルは、縫製速度の調節を入力可能であって、
前記制御装置は、前記ペダルからの縫製速度を既定の速度より低速とする入力に対して、ミシンモータの回転速度を制御すると共に前記送り足の上下動の高さを既定の高さより高くなるように前記上送り高さ調節機構の前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項2に記載の上下送りミシン。
【請求項4】
前記ペダルは、段階的に複数のポジションに入力可能であって、前記複数のポジションのいずれか一つに前記送り足の上下動の高さ調節の入力が割り当てられており、
前記制御装置は、前記ペダルから前記送り足の上下動の高さ調節が入力されると、前記送り足の上下動の高さを既定の高さより高くなるように前記上送り高さ調節機構の前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項2に記載の上下送りミシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、上下送りミシンに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
上下送りミシンは、送り歯に加えて、針板上で上下動を行いつつ送り方向に揺動を行う送り足と備え、上下から針板上の被縫製物を挟むようにして前方に送りを行っていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-163772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上下送りミシンでは、被縫製物の重ね合わせ等によって段部がある場合に、その手前で上下量可変ダイヤルや上下量可変スイッチを操作して送り足の上下動の高さ(上死点高さ)の調節を行う場合があった。
縫製は、針落ち位置の両側で左右の手で被縫製物を押さえながら送り方向を操作するのが一般的である。
そのため、被縫製物の段部で上下量可変ダイヤルや上下量可変スイッチを操作するためには、一旦、縫製を停止する必要があり、生産性の低下や作業の煩雑さが問題となっていた。
【0005】
これに対して、縫製の当初から送り足の上下動の高さを高く調節して縫製を行うことも考えられるが、騒音が生じやすく、被縫製物が薄い箇所では、送り足が過剰に上下動を行うために縫製速度を落とさねばならず、生産性の向上を十分に図ることはできなかった。
【0006】
本発明は、作業性の良好な上下送りミシンを提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上下送りミシンにおいて、
送り歯により針板上の被縫製物を当該針板の下側から送る送り装置と、
前記針板の上で押さえ足と送り足とを交互に上下動させると共に前記送り足により前記針板上の被縫製物を当該針板の上側から送る上送り装置と、
前記送り足の上下動の高さを調節する上送り高さ調節機構と、
作業者の足による操作を入力可能なペダルとを備え、
前記ペダルの操作により前記上送り高さ調節機構が前記送り足の上下動の高さを上昇させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、上記構成により、作業性の良好な上下送りミシンを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
発明の実施形態たる上下送りミシンの内部の上送り装置の周辺の構成を示す斜視図である。
上下送りミシンの押さえ足及び送り足の周辺の構成を示す斜視図である。
押さえ足及び送り足の周辺の構成を図2と異なる方向から見た斜視図である。
上送り装置の斜視図である。
上送り装置を図4と異なる方向から見た斜視図である。
上下送りミシンの制御系を示すブロック図である。
ペダルの機能を示す説明図である。
ペダルの操作に対して行われる動作制御を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態の概略構成]
以下、本発明の実施形態である上下送りミシン100について詳細に説明する。
図1は上下送りミシン100の内部の上送り装置40の周辺の構成を示す斜視図、図2は上下送りミシン100の押さえ足41及び送り足42の周辺の構成を示す斜視図、図3は押さえ足41及び送り足42の周辺の構成を図2と異なる方向から見た斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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