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公開番号2025105060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223346
出願日2023-12-28
発明の名称ボンディング装置
出願人JUKI株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A41H 43/04 20060101AFI20250703BHJP(衣類)
要約【課題】接着テープの接着剤が圧着ローラに付着することを抑制すること。
【解決手段】ボンディング装置は、第1圧着ローラと、第1圧着ローラに掛けられ、接着テープと対向する非粘着性のベルトと、ベルトとの間で接着テープとシートとを押圧する第2圧着ローラと、接着テープがベルトと第2圧着ローラとの間に進入する前に接着テープを加熱する加熱装置と、を備える。接着テープは、基材テープと、基材テープに塗布される接着剤と、を有する。接着テープとシートとがベルトと第2圧着ローラとの間に進入して押圧されることにより、基材テープに塗布された接着剤が基材テープの短手方向のエッジからはみ出すように、接着テープとシートとが接合される。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
第1圧着ローラと、
前記第1圧着ローラに掛けられ、接着テープと対向する非粘着性のベルトと、
前記ベルトとの間で前記接着テープとシートとを押圧する第2圧着ローラと、
前記接着テープが前記ベルトと前記第2圧着ローラとの間に進入する前に前記接着テープを加熱する加熱装置と、を備え、
前記接着テープは、基材テープと、前記基材テープに塗布される接着剤と、を有し、
前記接着テープと前記シートとが前記ベルトと前記第2圧着ローラとの間に進入して押圧されることにより、前記基材テープに塗布された前記接着剤が前記基材テープの短手方向のエッジからはみ出すように、前記接着テープと前記シートとが接合される、
ボンディング装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記接着テープの幅は、前記ベルトの幅よりも小さい、
請求項1に記載のボンディング装置。
【請求項3】
前記第1圧着ローラと前記第2圧着ローラとの間から退去した前記接着テープが前記ベルトと前記シートとに挟まれている状態で、前記接着テープを冷却する第1冷却装置と、を備え、
前記第1冷却装置は、前記第1圧着ローラと前記第2圧着ローラとの間から退去した前記ベルトを冷却して、前記接着テープを冷却する、
請求項1に記載のボンディング装置。
【請求項4】
前記第1冷却装置は、第1ベースプレートと、前記第1ベースプレートから突出する第1フィンと、を有する第1ヒートシンクを含み、
前記第1フィンに冷風が供給され、
前記第1ベースプレートは、前記ベルトに接触するように配置される、
請求項3に記載のボンディング装置。
【請求項5】
前記第1冷却装置は、前記ベルトに冷風を供給するベルト冷却ノズルを含む、
請求項3に記載のボンディング装置。
【請求項6】
基材テープを搬送するテープ搬送装置と、
接着剤を吐出する吐出口を有し、前記基材テープが搬送されている状態で、前記基材テープの塗布面に接着剤を塗布して前記接着テープを生成する塗布ノズルと、
前記基材テープの搬送経路において前記塗布ノズルと前記加熱装置との間に配置され、前記基材テープに塗布された前記接着剤を冷却する第2冷却装置と、を備える、
請求項1に記載のボンディング装置。
【請求項7】
前記第2冷却装置は、前記基材テープの搬送経路において前記塗布ノズルよりも下流側に配置され、前記接着剤に冷風を噴射する接着剤冷却ノズルを含む、
請求項6に記載のボンディング装置。
【請求項8】
前記テープ搬送装置は、前記基材テープを支持する従動ローラと、前記基材テープの搬送経路において前記従動ローラよりも下流側に配置され、前記基材テープが前記ベルトと前記第2圧着ローラとの間に搬送されるように回転する駆動ローラと、を有し、
前記接着剤冷却ノズルは、前記駆動ローラに支持されている前記接着テープに前記冷風を噴射する、
請求項7に記載のボンディング装置。
【請求項9】
前記テープ搬送装置は、前記基材テープを支持する従動ローラと、前記基材テープの搬送経路において前記従動ローラよりも下流側に配置され、前記基材テープが前記ベルトと前記第2圧着ローラとの間に搬送されるように回転する駆動ローラと、を有し、
前記基材テープは、前記従動ローラと前記駆動ローラとの間において前記塗布面が上方を向くように、前記従動ローラ及び前記駆動ローラのそれぞれに支持され、
前記塗布ノズルは、前記塗布面の上方から前記塗布面に前記接着剤を塗布し、
前記第2冷却装置は、前記従動ローラと前記駆動ローラとの間において前記基材テープの下方から前記接着剤を冷却する支持プレートを含む、
請求項6に記載のボンディング装置。
【請求項10】
前記支持プレートの内部に、第2ベースプレートと、前記第2ベースプレートから突出する第2フィンと、を有する第2ヒートシンクが配置され、
前記第2フィンに冷風が供給され、
前記基材テープに対向する前記支持プレートの上面は、前記第2ベースプレートにより冷却される、
請求項9に記載のボンディング装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、ボンディング装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
縫製物の製造装置に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、接着テープを加熱してシートに接着させるボンディング装置が知られている。ボンディング装置は、熱風を噴射するノズルと、熱風で加熱された接着テープとシートとを接合する一対の圧着ローラとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-203224号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
接着テープの接着剤が圧着ローラに付着する可能性がある。圧着ローラに付着した接着剤がシートに転写すると、縫製物の品質が低下する可能性がある。
【0005】
本明細書で開示する技術は、接着テープの接着剤が圧着ローラに付着することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、ボンディング装置を開示する。ボンディング装置は、第1圧着ローラと、第1圧着ローラに掛けられ、接着テープと対向する非粘着性のベルトと、ベルトとの間で接着テープとシートとを押圧する第2圧着ローラと、接着テープがベルトと第2圧着ローラとの間に進入する前に接着テープを加熱する加熱装置と、を備える。接着テープは、基材テープと、基材テープに塗布される接着剤と、を有する。接着テープとシートとがベルトと第2圧着ローラとの間に進入して押圧されることにより、基材テープに塗布された接着剤が基材テープの短手方向のエッジからはみ出すように、接着テープとシートとが接合される。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、接着テープの接着剤が圧着ローラに付着することが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係るボンディング装置を左後方から見た図である。
図2は、第1実施形態に係るボンディング装置を後方から見た図である。
図3は、第1実施形態に係るボンディング装置を左方から見た図である。
図4は、第1実施形態に係るボンディング装置を示すブロック図である。
図5は、第1実施形態に係る接着テープ及びシートを模式的に示す側面図である。
図6は、第1実施形態に係る接着テープ及びシートを模式的に示す平面図である。
図7は、第1実施形態に係るボンディング装置を左方から見た図である。
図8は、第1実施形態に係るボンディング装置を左前方から見た図である。
図9は、第1実施形態に係る接着剤塗布装置を左方から見た図である。
図10は、第1実施形態に係る接着剤塗布装置を左前方から見た図である。
図11は、第1実施形態に係るポンプを左前方から見た図である。
図12は、第1実施形態に係る圧着装置を左方から見た図である。
図13は、第1実施形態に係る圧着装置を左後方から見た図である。
図14は、第1実施形態に係る圧着装置を左前方から見た図である。
図15は、第1実施形態に係る冷却装置を左前方から見た図である。
図16は、第1実施形態に係る冷却装置を下後方から見た図である。
図17は、第1実施形態に係る冷却装置を下後方から見た図である。
図18は、第1実施形態に係るボンディング装置の動作を示すフローチャートである。
図19は、第1実施形態に係る接着剤塗布装置の動作を説明するための図である。
図20は、第1実施形態に係る圧着装置の動作を説明するための図である。
図21は、第1実施形態に係る圧着装置の動作を説明するための図である。
図22は、第1実施形態に係るテープ搬送装置の動作を説明するための図である。
図23は、第2実施形態に係る冷却装置を左方から見た図である。
図24は、第3実施形態に係る支持プレートを左前方から見た図である。
図25は、第4実施形態に係る従動ローラを左前方から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。実施形態においては、左、右、前、後、上、及び下の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、ボンディング装置1の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。
【0010】
[第1実施形態]
第1実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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